健康寿命 Health expectancy , Healthy life expectancy とは日常的に介護を必要としないで、自立した生活ができる生存期間のこと、とある。 WHOが2000年にこの言葉を公表したそうだ。 平均寿命から介護、自立した生活ができない、を引いた数が健康寿命になる。いじょうは、Wikipedia ja.wikipedia.org/wiki/健康寿命 による。2010年の健康寿命は男性70.42歳、女性は73.62歳。国民生活基礎調査などをもとに、全体の平均を算出する。健康寿命が最も長いのは、男性は愛知県で71.74歳、女性は静岡県で75.32歳。逆に最も短いのは男性は青森県の68.95歳、女性は滋賀県の72.37歳。なお、実際年齢は、2010年、平均寿命は男性79.55歳、女性が86.3歳。つまり、男性は9年余り、女性は約13年間、健康ではなくても生かされていることがわかる。 . . . 本文を読む
台湾旅行から帰って1週間が過ぎた。どうもその帰国便の機内で胃腸風邪に感染したらしい。旅行の記を書こうかと思いながら日が経った。
帰ってからのようすは土曜日に診察をして薬をもらってその4日分がちょうど腹痛の時期だった。この週に入って火曜日あたりからのどが痛くなり鼻水などの症状となった。胃腸風邪は人によって長引くと聞きそのパターンかとあきらめて市販の薬を服用した。下痢は止まったので頓服は使わずに済んだ。体力の回復と気力の温存とをはかって、この苦しい、痛い、何とも言えない状況から脱出することになる。機内での感染はグループでの複数に症状が出た。一緒に帰国してやられた。それぞれに軽症ですんだようでほっとした。診た医師によっては台湾の食用油の危険性を説明したようだ。台北ではそういうこともなく楽しく過ごしたのであるから、それは機内食のことになる。思い出せばそうでなくても思い当たるようなことになる。 . . . 本文を読む
なんとも、取りあわせの悪い病気名のように感じるが、それどころのことではない、重症の病名である。風邪を引くとなれば気管支があって、咽頭があるのが普通のようだが、それもまたフージャにふさわしい気道にかかわる。ところが胃腸が風邪をひくとは、はて、説明を求めれば、胃腸風邪は、急激な下痢や嘔吐といった症状を発症し、下痢や嘔吐など胃腸風邪自体に対する辛さもさることながら、脱水症状には特に注意をする必要があるとのこと、水を飲むことができない場合がある、さらに周囲の感染に注意しなくてはならないとある。簡潔な記述のようで、どれをとっても大変なことなのである。それで、胃腸風邪というには、正式な呼び名があるかと、感染性胃腸炎、ウィルス性胃腸炎のことを指すと、すぐさま病名が分かる。さらには、原因としての、そのウイルスが、ウィルス性として、ロタウイルス、ノロウイルス、アデノウイルス、また細菌性もあって、サルモネラ、腸炎ビブリオ、カンピロバクター、病原性大腸菌などとしている。。 . . . 本文を読む
薬の名前をとりあげる。これは、病名ではない。ステロイドと用いる、ステロイドホルモン steroid hormones のことである。脊椎動物に作用するホルモン。炎症性疾患の治療のために用いられる。ステロイドホルモンを配合した薬品、ステロイド剤のことであ。 ステロイドの副作用について説明するサイトから、引用する。 >ステロイド治療 www.twmu.ac.jp/NEP/steroid.html ステロイドとは、副腎(両方の腎臓の上端にあります)から作られる副腎皮質ホルモンの1つです。ステロイドホルモンを薬として使用すると、体の中の炎症を抑えたり、体の免疫力を抑制したりする作用があり、さまざまな疾患の治療に使われています >プレドニゾロン:プレドニン
www.interq.or.jp/ox/dwm/se/se24/se2456001.html
いわゆるステロイド薬です。炎症をしずめたり、免疫系をおさえる作用があります。炎症性の病気、免疫系の病気、アレルギー性の病気などに広く使用されています。たとえば、膠原病、ネフローゼ、関節リウマチ、重い喘息、ひどいアレルギー症状、めまい、耳鳴り などに用います。おもな効能は以下のようなものです。 . . . 本文を読む
痴呆症状、認知症状とすれば、同じような意味合いを表すと理解するが、痴呆と認知では大きく相違している。痴呆は文字を見て、それと様子を知るようなことである。それにたいして、認知には、辞書義として、あることがらを認める、自分の子であると認めて法律上の親子関係を発生させること、という用法もある。翻訳概念として、cognition 心理学で、知識を得る働き、すなわち知覚、記憶、推論、問題解決などの知的活動を総称する、とある。そのような語が広い意味内容をもって使われる。認知、認知する、認知学、認知症と、このそれぞれに異なる意味範囲が現れる。あらためて、認知症を用いるときには、専門用語としての定義にもとづことが求められる。 >認知症(にんちしょう、英: Dementia、独: Demenz)は、後天的な脳の器質的障害により、いったん正常に発達した知能が不可逆的に低下した状態をいう[1]。これに比し、先天的に脳の器質的障害があり、運動の障害や知能発達面での障害などが現れる状態は知的障害、先天的に認知の障害がある場合は認知障害という。犬や猫などヒト以外でも発症する。ウイキぺディアより。 . . . 本文を読む
潰瘍性大腸炎は、炎症性腸疾患 Inflammatory Bowel Disease、略して、IBD の一種である。ほかに、クローン病と言うのがあって、これは消化官の全体にどこにでも起こる。アルファベットの略称は、潰瘍性大腸炎はUC Ulcerative Colitisの略、クローン病はCD Crohn's Diseaseの略 である。治療法が不明で、難病指定になっている。活動期と寛解期とがあって、それを繰り返す場合がある。平成21年度特定疾患医療受給者証交付件数より、潰瘍性大腸炎は全国で約11万人の患者がいると言われている。この病気で内閣総理大臣を急に辞めたのが、その当時の、現在の安倍首相である。2007年に、その原因について、潰瘍性大腸炎という病気であることを公表している。この病気は刺激性のある食べ物、ストレスをかけることなどを避けるが、自民党総裁選が行われて安倍新総裁が誕生しときに、安倍総裁が昼食に3500円以上もするカツカレーを食べたことが大きく話題になったことがある。選挙前のゲン担ぎのようでいて、この刺激物を食べるほどの回復があったとする見方もある。 . . . 本文を読む
疱瘡という語は、ある響きをもった。天然痘の俗称と知れ知られ、また、種痘をして、そのあとについてもいうので、腕をまくり上げて、疱瘡のあとがあるかないか。いも がさ とも言う。天然痘の古名とある。古代辞書に、もがさ 〔伊呂波字類抄〕と見える。解説には、 >天然痘ウイルスを病原体とする感染症の一つである。非常に強い感染力を持ち、全身に膿疱を生ずる。仮に治癒しても瘢痕(一般的にあばたと呼ぶ)を残すことから、世界中で不治の病、悪魔の病気と恐れられてきた代表的な感染症。世界で初めて撲滅に成功した感染症でもある。 と見える。 >大きな感染力、高い致死率(諸説あるが40%前後とみられる)のため、時に国や民族が滅ぶ遠因となった事すらある。疱瘡(ほうそう)、痘瘡(とうそう)ともいう。医学界では一般に痘瘡の語が用いられた。 以上、ウイキペディアより。 なお、病名の理解をすすめようとするため、説明など不足、誤記がある場合に、医学専門知識によってたしかにしていただくよう、お断りとお願いを申します。 . . . 本文を読む
はしか 麻疹という。感染力の強い病気としておそれられる。麻疹 measlesは、感染症法に基づく5類感染症全数把握疾患である、と説明があり、 >また、学校保健法に基づく第2種の感染症に 属し、登校基準としては、「発疹に伴う発熱が解熱した後3日を経過するまで出席停止とする」と述べられている。感染性は非常に高く、感受性のある人(免疫抗体を持たない人)が暴露を受けると90%以上が感染する。年齢では1歳にピークがあり、約半数が2歳以下である。1999年の時点で世界のはしか患者数は3000万人、死亡者は87万人と推計され、2006年には死亡推定数は24万2000人へ減少しているそうだ。はしかは、その昔、日本において、疱瘡は見目定め、麻疹は命定め、と言われていたそうで、天然痘は痘痕 あばた を残し見た目が悪くなる、麻疹は生命の危機である、といういわれがある。はしか という名称がどうしてついたか。漢字表記の麻疹に、はしかという読みがあてられたのは、文明本節用集、室町中期の例で、赤瘢 ハシカ 或作、隠疹(ハシカ) と記載するので、語源説にある、はしあか にかかわるか、よくわからない。>瘡頭が赤いところから、ハシ‐アカ(赤)の義〔俗語考・古今要覧稿〕 日本国語大辞典による。 . . . 本文を読む
病名史とはこのサイトの造語である。病気の名前に歴史がある、ということであるが、果たして、それを検索してみたら、病気の文明史、というのがヒットして、疾病文明圏などを説明している。病気の歴史、病気の社会史はありそうだが、やはり病名については、ないと繰っていたら、病気日本史、というのがあった。検索して、そのスタイルを見て、宣伝の解説は、>「病気」に関して、医学史的、文化史的な角度から日本人の病気と社会に与えた影響と歴史的意義を考える。 とある。次いで、病気の日本近代史 幕末から平成まで という書名が、ウイキペディアでヒットした。このサイトで、読んできたのは、病が語る日本史 という本である。さて、最近のひとつに、古典文学作品に病名があって、それを多く扱うようであるが、その病名を作品から並べて見せたのが、日本古典文学対照語彙表 における意味分類である。 . . . 本文を読む
病気になると言うが、疾患になるとは言わないし、疾病にかかるとも言わない。病気は広く範囲をとって、疾患、疾病をふくものであろう。疾患は医学用語であり、disease と訳す。 >英語のdisease(疾患、疾病)はsickness(軽い病気)、illness(病気)の原因を示す語で、病名と症状が明らかな具体的な病気に用いられる。sickness、illnessは"病気になっている状態"を指し、diseaseは感染などによる体内機能の異常を意味する。 と解説する。また、 >病気は、「症候群」「疾患」「疾病(しっぺい)」「障害」「怪我」「変異」等の語との概念上のオーバーラップがある。 とある。さらに、 >症状(しょうじょう、symptom)は、病気によって患者の心身に現れる様々な個別の状態変化、あるいは正常からの変異のことである。病気にかかることを罹患(りかん)、症状が現れることを発症(はっしょう)または発病(はつびょう)という。患者本人によって主観的に感じられるものを自覚症状(じかくしょうじょう)、周囲によって客観的に感じ取られるものを他覚症状(たかくしょうじょう)と呼んで区別する。単に「症状」といった場合、自覚症状のことのみを指す場合があり、この際は他覚症状のことを所見(しょけん)、徴候(ちょうこう)と呼んで区別する。 とある。以上は、ウイキペディアより。なお、病名の理解をすすめようとするため、説明など不足、誤記がある場合に、医学専門知識によってたしかにしていただくよう、お断りとお願いを申します。 . . . 本文を読む