現代日本語百科   けふも  お元気ですか

gooブログはじめました!日本語百科です。
現代日本語百科 ⓒ2013gooksky

肺炎

2014-09-07 | 病名のことば
肺に炎症が起こった、pneumonia とは、肺の炎症性疾患の総称である。 肺胞性肺炎と間質性肺炎に大別される。  肺炎は肺に吸入された病原菌、菌に感染した環境などによって呼び方が違うそうだ。   細菌性肺炎   肺炎球菌、インフルエンザ菌、S.milleri、黄色ブドウ球菌など一般細菌    非定型肺炎   マイコプラズマ、クラミジア、レジオネラなど細菌以外の病原体    院内肺炎   グラム陽性菌、グラム陰性桿菌など    嚥下性肺炎   口腔内常在菌(連鎖球菌、嫌気性菌、グラム陰性桿菌など)   肺炎は免疫力が落ちるとかかりやすいようである。。 病原菌の感染によって起こるので、体力が落ちているとき、高齢によって免疫力が弱っているときにかかりやすいとされる。 なお、病名の理解をすすめようとするため、説明など誤記、不足がある場合に、医学専門知識によってたしかにしていただくよう、お断りとお願いを申します。 . . . 本文を読む

肺病、癆痎、癆

2014-09-06 | 病名のことば
肺病は、肺の病気、疾病とある。とくに肺結核である。肺病につきまとうのは死に至る病というイメージであったろうか。結核と名を持つようになったのは、1882年にドイツの細菌学者ロベルト・コッホによって結核菌 Mycobacterium tuberculosis が発見されて結核と呼ばれるようになった。マイコバクテリウム属の細菌、主に結核菌のことである。明治初期まで肺結核は、労咳 ろうがい つかれ、やせて、骨が見える意、と呼ばれていた。不治の病、難病であった。労咳は漢方で、肺結核のことをさし、癆とも。漢方のページで、説明がある。また、ヨーロッパでも、白いペスト の名で恐れられたようである。また詳しくと言っても病気のことであるから、医学知識を前提にするが、わかりよいサイトがあるので参考にする。なお、病名の理解をすすめようとするため、説明など誤記、不足がある場合に、医学専門知識によってたしかにしていただくよう、お断りとお願いを申します。 . . . 本文を読む

日本人、死亡の原因

2014-09-05 | 病名のことば
日本人の死亡原因を、ナーバーのまとめにあった。これぐらい知っとけ、とは、センセーショナルな見出しだ。人口動態統計で死亡別の死亡数、がん およそ36万1000人、心疾患 およそ19万6000人、肺炎 およそ12万3000人、脳血管疾患 およそ12万2000人 となる。この4疾患で全死亡数の6割強だそうである。死亡数は2012年推計で124万5000人、この数字には大震災による死亡者数が含まれている。不明者を入れておよそ2万人近くであった。また、肺炎が、ナーバーのまとめでは、NAVER まとめ 4位となっているが、3位に浮上した。肺炎は高齢化が進む中で、感染対策が必要な状況となってきている。死亡の原因に注目するのが、自殺が多いということである。年代別に見た特徴がある。 . . . 本文を読む

がん

2014-09-04 | 病名のことば
がんについて、癌と書く。この字義は、部首の、やまいだれを取ると、岩の字になる。字通によれば、正字は嵒、山上に岩石の累々たる形となる、と説明する。形声字となって、癌について、宋代の〔衛済宝書〕や楊士瀛の〔仁斎直指方〕に、その症状についての記載がある、と載せる。がん について、仮名文字で書くと、悪性腫瘍をさすとするのが、一般のようである。 漢字で書く、癌 について、病理学的には悪性腫瘍のなかでも、とくに上皮由来の、癌腫のことを指すと説明する。もとは、>漢字の「癌」は病垂と「岩」の異体字である「嵒」との会意形声文字で、本来は「乳がん」の意味である。触診すると岩のようにこりこりしているからで、江戸期には「岩」と書かれた文書もある。  という説明がある。なお、病名の理解をすすめようとするため、説明など誤記、不足がある場合に、医学専門知識によってたしかにしていただくよう、お断りとお願いを申します。 . . . 本文を読む

ALS

2014-09-03 | 病名のことば
筋萎縮性側索硬化症 きんいしゅくせいそくさくこうかしょう 、amyotrophic lateral sclerosis、略称 ALS この病気は運動ニューロン病の一種とある。運動ニューロン病は、MND といい、motor neuron diseaseの略称。運動ニューロン、神経細胞の変性を起こす病気のことである。それには、筋萎縮性側索硬化症ALS、脊髄性筋萎縮症SMA、球脊髄性筋萎縮症などがその代表的なものとある。運動神経、大脳からの運動の命令を筋肉まで伝える神経が選択的に障害され、運動神経以外、感覚神経や自律神経、脳の高度な機能はほとんど障害されない進行性の神経変性疾患を、総合的に運動ニューロン疾患 MND というと、gooヘルスケアのページに解説する。関連する病名に、進行性球麻痺というのがあり、話しづらさ、物の飲み込みづらさが徐々に進行し、舌がやせて萎縮し、手、足のやせ、筋力低下があとから現れて来るものがあるようだ。なお、病名の理解をすすめようとするため、説明など誤記、不足がある場合に、医学専門知識によってたしかにしていただくよう、お断りとお願いを申します。 . . . 本文を読む

エボラ出血熱、エボラ川の名前から

2014-09-02 | 病名のことば
エボラ出血熱は、エボラ川の名前、ザイールにある、このウイルスの名前はエボラウイルスと名づけられたのは、初めてこのウイルスが発見された1976年6月、スーダンのヌザラ、Nzara という町で、男性が急に39度の高熱を出し、頭や腹部の痛みを感じて入院後に消化器や鼻から激しく出血して死亡したことからであるようだが、その男性の出身地の付近にながれる川の名前から取られた。エボラ出血熱、Ebola hemorrhagic fever、または エボラウイルス病 Ebola virus disease - EVD、フィロウイルス科エボラウイルス属のウイルスは、人類が発見したウイルスの内で最も危険なウイルスの1つである。以上はウイキペディアの解説による。なお、病名の理解をすすめようとするため、説明など誤記、不足がある場合に、医学専門知識によってたしかにしていただくよう、お断りを申します。 . . . 本文を読む

デング熱

2014-09-01 | 病名のことば
日本国内の感染者が69年ぶりに出たというニュースで、デング熱と騒ぎになっている。感染者が出た公園を閉じきって媒介したかを駆除したとニュースで言っていたら、また感染者が出た。そも、デングとはなにか。スペイン語で、気取った人、という意味だそうだ。関節や筋肉の痛みを伴い、その背中の痛さをかばう歩き方が、気取った人に見えたかららしい。高熱を発するので、またひどい痛みがあるので、こわいデングウイルスである。治療しないと死にもいたる人が10%から20%もいると言うから、感染者を出さないことが対策として望まれる。戦争時に南方帰還兵に流行したことがあって、それは相当数であったようだ。なお、病名の理解をすすめようとするため、説明など誤記、不足がある場合に、医学専門知識によってたしかにしていただくよう、お断りを申します。 . . . 本文を読む

古典に見る病名史 16

2013-09-23 | 病名のことば
眼病の治療をしている一場面が描かれている。白内障を手術していると、病の語る日本史は言う。絵巻物、病草子、12世紀後半に作られた。   >>目が少し見えない男がいた。それを嘆いていると、門から男が入ってきた。何者だとたずねると、自分は目を治療する医師だといいう。当主はこれを神仏の助けだと喜び、招き入れて目を見てもらうと、医者はよく調べて、鍼をすれば良くなるといって鍼を刺した。いまによくなるといって立ち去ったがいよいよ目が見えなくなり、ついに片目がつぶれてしまった  どうも、いかさまの医者であったのか、運が悪かったのか絵巻物の作者は . . . 本文を読む

古典に見る病名史15

2013-09-20 | 病名のことば
戦国時代の武将、会津藩主、蒲生氏郷がもううじさと1556-1595は40歳で、大腸がんで死んだと推測している。。氏郷は信長、秀吉に仕え、35歳で92万石の大名になり、長生きをしなかったのが惜しまれた、名だたる武将であった。氏郷の病気について、医学天正記、に詳しい。その著者で名医の曲直瀬玄朔まなせげんさく が記している。 >顔色をみると、如何にも不調で、その色が黄黒で首筋の傍らの肉がやせ衰え、目の下にかすかな浮腫がある。これに腹が張ってきたり、手足がむくんできたら、かならずだいじになるから、よく考えて薬の進上をすべきだ と、主治医の宗叔に助言している。、 徳川家康1542-1616は胃ガンで亡くなっただろうと推測している。元和げんな2年、1616年、75歳であった。原因はほかにも食中毒の説がある。 . . . 本文を読む

古典に見る病名史15

2013-09-19 | 病名のことば
戦国時代の武将、会津藩主、蒲生氏郷がもううじさと1556-1595は40歳で、大腸がんで死んだと推測している。。氏郷は信長、秀吉に仕え、35歳で92万石の大名になり、長生きをしなかったのが惜しまれた、名だたる武将であった。氏郷の病気について、医学天正記、に詳しい。その著者で名医の曲直瀬玄朔まなせげんさく が記している。 >顔色をみると、如何にも不調で、その色が黄黒で首筋の傍らの肉がやせ衰え、目の下にかすかな浮腫がある。これに腹が張ってきたり、手足がむくんできたら、かならずだいじになるから、よく考えて薬の進上をすべきだ と、主治医の宗叔に助言している。、 徳川家康1542-1616は胃ガンで亡くなっただろうと推測している。元和げんな2年、1616年、75歳であった。原因はほかにも食中毒の説がある。 . . . 本文を読む