国字という。漢字の中で渡来したものと、国内で作られたものとに分けるときに、この分類で呼ばれる。漢字に倣って中国以外の国で作られた漢字体の文字である、と説明がある。和字、倭字、皇朝造字、和製漢字などと呼ばれる。会意に倣って作られることが多い。日本以外に、その国字に相当する漢字がある。チュノム(越:Chữ Nôm/𡨸喃)はベトナム語を表記するために漢字を応用して作られた文字とされる。日本語の漢字表記では「字喃」と書かれるという。日本語の漢字に国字があり、常用漢字表にある国字は全部で8字 働、匁、塀、峠、搾、枠、畑、込、それは働字をのぞけば、訓読みしか持たない。 . . . 本文を読む
日本語の新現象をとらえていた。その書目が世に問われてからひさしい。問題にちがいないのでとくに意見があるわけではない。問題な、というべきか、問題の、というべきか、それはかつてふれたことがある。形容詞性を文法的に見て限定修飾とするかどうかで、日本語そのものに問題が潜むならば、問題な日本語であり、日本語の現象に問題があるならばそれは問題の日本語である、というべきであって、そういえないならば、それよりは、日本語そのものの全体に起こりつつあることとして日本語の問題となるであろう。名詞に形容詞性をもとめて、問題という名詞が形容詞になるとしたら、問題なこと、問題な事件、あえてまた、問題な人、というように表現することはできる。いずれにしても、問題になる日本語、問題のある日本語、問題である日本語の使い方、というようなことである。問題な日本語を検索すると関連するキーワードには、言葉の乱れ、ことばの揺れ、ことばの誤用、ことばのまちがい、などなどがある。 . . . 本文を読む
<消えない狂気の記憶 松本サリン事件20年>(1) 娘の夢、奪った教団 悔い改めてから刑を 20140622 中日新聞トップ記事、見出しである。記事は、六月にしては蒸し暑い夜だった、とはじまる。
>静かな住宅街に漂う霧状のガスは、市民八人の命を無差別に奪った。その一人、安元三井(やすもとみい)さん=当時(29)=は信州大医学部六年生で、医師になる夢を追っている最中だった。オウム真理教の常軌を逸した犯行動機に、遺族の心は事件から二十年がたっても慰められることはない。安元さんは長野県松本市内のマンション四階の自室で一人、英文を翻訳していた。信州では珍しく夜十時を過ぎても気温二〇度を超え、湿度90%はあった。窓を開けていたことが悲劇を招いた。
トップ左には、富岡製糸場、世界遺産登録 登録決定 産業技術交流の象徴 とある。20140622
記事には、群馬県の「富岡製糸場と絹産業遺産群」が世界文化遺産に登録されることが二十一日、カタールの首都ドーハで開かれている国連教育科学文化機関(ユネスコ)の世界遺産委員会で決まった、とある . . . 本文を読む