心持ち気持ちいいとのタイトルに、コラム、ことばの食感、be紙面である、気持ち心持ちいいとは、言わないかなと読む。語釈では、心持ちを感覚的な面におき、その時々の気分であるとする。思考内容には、気持ちを使う。タイトルは心持ちを副詞に使っているようだから、すこしという程度を表すと思うが、コラムでも、心持ち短め、心持ち右による、という例文を出す。気持ち短め、気持ち右による、となるとどうか。やや俗っぽくなると説明する。そこに、いきなりの感があって、そう思うのはわたしひとりか、気兼ねと遠慮も微妙に違うようだと言い出す。気兼ねすると遠慮するの用法を書くが、気持ちわからなくなってしまって、コラムの趣旨で言えば、心持ち伝わらなくなってしまった、といえそうだ。 . . . 本文を読む
新聞の見出しである。NHKのクローズアップ現代のニュースである。いわく、過剰演出「重大な問題」 との、見出しに続く。BPOの勧告を指す。クロ現は見出しに妙である。それでデジタルを開いた。過剰演出「倫理上、重大な問題」 NHK「クロ現」、BPO放送人権委も指摘 とある。そう思うと、見出しの表現にひかれた。中年の1等星、141日の輝き 油井さん帰還 とある。過去最年長の39歳で宇宙飛行士候補に採用され、「中年の星」を目指した、ということらしい。また、連載である見出しに、(家と姓 最高裁判決を前に:下)窮屈な日本、タイで知る とある。その窮屈さとタイの思いはどうだったか。>昔の日本のような風景が広がるが、違うのは、女性が力を握っていると思える点だ。タイの田舎では、末の娘が家を継ぐと聞いた。「男がすべて責任を持つ、と思い込んでいる日本より、男女がお互い分担していてよっぽど楽。こんな社会があるんだと初めて気づいた」
第二の人生を考え始めた村松さんは、タイで日本語講師になるための勉強を始めた。仁ノ平さんが3選を果たした11年の県議選投開票日の翌日、村松さんは自宅から荷物を運び出した。仁ノ平さんも「解放してあげたい」と、30年余り続いた事実婚をやめることに同意した。
村松さんはいま、事実婚で過ごした半生に「後悔はない」という。「新しい家族の形だったと思う」
タイでは、元は「結婚した女性は夫の姓を使う」と法律で決めていたが、03年に憲法裁判所が、男女平等を定めた憲法に違反すると判断。法改正されて「選択的夫婦別姓」が05年に導入された。他方、日本では選択的夫婦別姓をめぐる法改正の動きは進んでおらず、婚姻届を出した女性の9割以上が夫の姓を選ぶ。
「法律は、日本では『変わらないもの』になっている。でも、議論して変えてみれば、もっと息苦しくない社会になるかもしれない」。村松さんはそう思う。 . . . 本文を読む