ぶらっと 水戸

水戸の見て歩き

水戸の灯籠(4)

2020-02-20 20:41:27 | 水戸

 奉納者を刻んだ灯籠がよくあります。そのいくつかを選んでみました。

 

八坂神社(河和田町955-2)
 この八坂神社は、当屋制という氏子の当番制が今も行われているそうですが、その当番になった当屋が安政5年(1858)に奉納した灯籠のようです。当屋制は安永2年(1773)に始まったそうです。

 

光台寺(上水戸3-1-39)
 報恩講が明治28年に奉納した灯籠のようです。光台寺は浄土宗で、報恩講は宗祖・法然の命日に、その徳を偲ぶ法要を行った講のようです。

 

酒門共有墓地(酒門町330)
 水戸で生まれて、大阪毎日新聞(現・毎日新聞の前身)の社長となり、近代新聞の父と呼ばれた渡辺治の墓の前に奉納された灯籠です。裏に大阪毎日新聞社、東京日日新聞有志社員とあります。

 

東照宮(宮町2-5-13)
 昭和15年に中川楼が奉納した灯籠のようです。南側の石段下にあります。そうとう大きな灯籠です。中川楼は水戸八幡にも灯籠を奉納しています。

 

東照宮(宮町2-5-13)
 昭和16年に出羽海部屋の「年寄一同」が奉納した灯籠のようです。もう1基「力士・行司一同」という灯籠もあります。これは出羽海部屋をついだ常陸山顕彰碑が昭和16年に東照宮に建てられたときに奉納されたようです。

水戸の灯籠(3)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする