
天皇皇后両陛下が先月再訪された別府市「太陽の家」を創設した中村裕先生が中心になって始められ、第35回を迎えた「大分国際車いすマラソン」が、午前11時にスタートした。
男子フルマラソン(障がいの最も軽いクラス)では、スイスのフグ選手が1時間25分を切るタイムで6連覇を果たした。フグも名産物の大分県に不思議な縁がある。
今回は、来年のパラリンピックの代表選考会も兼ねており、日本人選手も2位から5位までを占めるなど大健闘した。
(写真上)レース用の車いす。普通の手動車いすと同様に両手で車輪を回すのだが、トップクラスの選手はさすがに速い。通常のマラソンの世界記録の7割くらいのタイムで完走してしまう。
(写真下)県庁前のスタート地点近く。
ちなみに大分弁では、よそ行きの一張羅の服を「けんちょういき(県庁行き)」という。