西の名将 西本さんも 西方浄土へ 西宮

西本幸雄・元監督追悼どどいつ。
西宮市でお別れの会があったそうだ。
阪急と近鉄を弱小球団からパ・リーグ優勝に導いたが、日本シリーズは一度も制することができず、日本一にはなれなかった「悲運の名将」。
だからこそ、判官びいきの日本人には忘れられない監督とも言える。
その後、阪急ブレーブスはオリックス・ブルーウェーブとなり、（大阪）近鉄バファローズと合併して、現在のオリックス・バファローズとなった。
（写真）
球団合併・球界再編騒動の当時、2004年9月10日発行の本が書斎から出て来た。
近鉄球団の消滅にあれほど大きな反対があったのも、西本監督当時からの熱烈なファンが多かったからだろう。

全員集合! まだ無い？目指せ! 「判事ゆるキャラ 第１号」

「ゆるキャラさみっと」が昨年に続いて埼玉県羽生市で開催された。市名は「はぶ」ではなく「はにゅう」と読む。
裁判関係では、既に裁判員制度のマスコットとして、法務省の「サイバンインコ」や日弁連の「サイサイ」がある。
しかし、裁判官の「ゆるキャラ」はまだ無いと思う。知らない人にデザインさせると、手にトンカチを持たせてしまいそうだ。
私案では、そこを逆手に取って、頭部から胴体をＴ字状にする（結局トンカチかい）。そして、真実を見抜けるように目を皿にし、頭部が天秤にも見えるようにする。もちろん、胴体には黒い法服をまとっている。
愛称は、「サイサイ」の向こうを張って「バンバン（判々）」。法壇をバンバンと叩くイメージだ（やっぱりトンカチかい）。

水都大阪 八百八橋 下に市民の 「ふしあわせ」

注目の天下分け目の戦が終わった。
大阪の「府市合わせ」は実現するのだろうか。
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大阪・万博記念公園に残る「太陽の塔」背面の黒い太陽

「代わりまして…」と 横浜・工藤 「待ってました！」と 「ピッチャー俺」？

今日の夕方、次期横浜監督の呼び声が高い工藤公康投手が、NHK横浜放送局のＦＭ公開録音にゲストとして登場（写真は登場前のスタジオ）。明るいキャラクターでよくしゃべることに感心した。
横浜に所属した経験もあり、今も横浜に住んでいるそうだ。
まだ監督の話が正式に来ているわけではないとのことだが、なお現役続行にこだわっているのなら、投手兼監督はどうだろう。捕手兼監督なら野村や古田の前例があるが、投手は珍しいと思う。古田の「代打オレ」は球場を沸かせた。たとえ敗戦処理でも、投げればファンは満足して帰るのではないだろうか。

実は日本に 帰って来てた 「赤い靴はいてた」 養女きみ

年来の「赤い靴はいてた女の子」の謎が解けた。
アメリカ人の宣教師の養女になった「きみ」ちゃんという女の子が、異国に連れられて行ったまま、行方知れずになったと嘆き悲しむ親の実話。
これを聞いた野口雨情が作詞した歌だとのこと。
実は後日談があって、女の子は養親と一緒に日本に帰国したものの、結核に侵され９歳で亡くなったそうだ（近刊の小市和雄「神奈川県謎解き散歩」新人物文庫より）。
いずれにしろ、悲しい話。
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ＪＲ横浜駅の中央通路に１年ほど前に設置された像。
山下公園の本物よりミニサイズなので見過ごされがちだが、ようやく待ち合わせ場所として認知されてきたようだ。

日本最初の 非「盆」なカップ ウエーターさん 猛レース

23日、横浜地裁前の日本大通り（写真）で本邦初の「ウエーターズレース」が開催された。
１週間くらい前から、開催時に車両通行止めになるという立て看板があったので、「ウエーターズレース」って一体何だろうと思っていた。
まさかレストランのウエーターさんが競争するわけではあるまいに、と冗談を言っていたら、本当にそういうレースだった。
片手のお盆にビール１本とコップ３個を乗せて、日本大通りを折り返して走る。
いずれ、「日本におけるウエーターズレース発祥の地」の記念碑が建つかも。

死せる談志は なお笑い取る 戒名「立川 雲黒斎」

立川談志師匠（立川流家元）追悼どどいつ。
ご自分で付けた戒名「立川雲黒斎家元勝手居士」には笑わせてもらった。既にビートたけしのネタにもあった「号」だが、本当に自分で戒名に付ける人は空前絶後だろう。
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近くのお寺に掲示された戒め。戒名は売り買いではないとあり、最近の戒名に対する批判が反映されているようだが、あくまでお寺が付けるものという一線は譲らないようだ。

「勤労感謝」で 起案の途中 気にせず見に行く 菊まつり

水曜日の祝日は、今の私にとって有り難みがほとんど無い。なぜなら、祝日でなくても法廷を使用できない非開廷日であり、宅調にして自宅で判決起案をすることに変わりは無いからだ。
唯一の相違点は、昼間から大手を振って散歩に出られること。せっかくなので、近場の菊まつりに出かけることにした。
もっとも、これとても、裁判官には勤務時間の概念が存在しないのだから、宅調日に出かけてはいけないわけではない。昔々、ゴルフに行った裁判官がいたおかげで、自粛せざるを得ない雰囲気になっているだけの話である。
裁判官の実労働時間は、確実に８時間×週５日を大幅に超過している。
勤務時間中に野球の練習をしていた馬鹿者たちとは事案が異なる。

クイーンの塔を きさきが背にし 「横浜国際 女子マラソン」

一昨日の横浜国際女子マラソンは、本命の尾崎を最終コーナーで穴馬の木崎が差して逃げ切り優勝。
山下公園のゴールは、ちょうど、クイーンの塔（写真はライトアップ）を背景にする位置関係になる。
クイーン＝妃＝木崎という奇遇に気付いた。
在宅の日曜日だったので、テレビで時々見ただけだが、横浜のマラソンは実に絵になる。バルセロナオリンピックを思い出した。東京でオリンピックをやるならば、横浜でのマラソンを提案したい。

投高打低ダ。やーまあいいや。 ここまで出来すぎ ウチの負け

日本シリーズ第７戦から。
山井×杉内の先発投手は、杉内に軍配。
というよりも、１点も取れなければ勝てるわけが無い。シリーズを通じて、中日投手陣は責められない。
諦めのつく敗戦だった。１２球団最低成績の打線で、ここまで来れたのが奇跡的だ。落合監督の名采配が光った。
ソフトバンクに惨敗しなくて良かった。

外弁慶だで いかんでかんわ 和田が和田打ちゃ 頂きダ。

今夜の日本シリーズ第６戦は、１回表に中日の和田がソフトバンクの和田から３塁打で奪った２点を、吉見→岩瀬→浅尾の継投で守り切り、２対１で勝利。
ここまで互いにホームグラウンドでは勝てず、敵地で勝つという予想外の展開。
この流れで行くと、最終戦も中日が勝つはず。
中日は山井投手と谷繁捕手の出来が、ソフトバンクは内川が鍵を握ると予想する。
（写真）
今夜のヒーロー、吉見と和田ダ。

日本シリーズ より盛り上がる 清武vs 巨人戦

おかげで日本シリーズを一面トップで連日取り上げているスポーツ新聞は、東京中日スポーツだけという有様。
結局、「ファンを愛している」などと言いながら、他のチームやプロ野球全体のファンのことなど眼中に無いのだろうか。
馬鹿言っちゃいかんよ。
（写真）
ファンも色々、ドアラも色々。

打力などより 勝つんダ。という 気合いの差が出た。 オーナーの

日本シリーズの中日は、敵地で望外の２連勝の後、ホームで３連敗してしまった。
やはり、ソフトバンクとのチーム事情の差が出たという印象が強い。
中日は投手は悪くないのに、１２球団最低成績という打線が応えられない。
それより何より、毎試合応援に駆け付け、試合後にはベンチまで出て来て選手たちをねぎらう孫正義オーナーの姿を見て、彼我の違いに感じ入った。

大同団結 裁判員と ともに質実 合憲に

今夕、裁判員制度について最高裁大法廷の憲法判断が示されました。
既に裁判所ホームページに全文掲載されています。
補足意見さえ全く付かない裁判官15人全員一致の合憲判決だったのは、少し意外でした。最大公約数をまとめたといったところでしょうか。
もっと意外だったのは、テレビのニュースで報道が見られなかったこと。施行から２年半近くを経過し、制度が実質的に定着した現れなのか。

テレビ慣れした 候補が競う 天下分け目の 秋の陣

元アナウンサーとタレント弁護士の注目の決戦。
互いに「独裁者」「大政翼賛会」などと批判。