弁護士任官どどいつ集

弁護士から裁判官になった竹内浩史のどどいつ集

成香みたいな「今年の漢字」金、金、金、金、またも金

2024年12月12日 22時40分19秒 | 将棋
【今年の漢字】揮毫された文字が「達筆すぎて読めない」と話題に。2024年に選ばれたのは?

https://news.yahoo.co.jp/articles/a13b43413759ce850049f9b09e576c69c954ba1c

実に5回目の「金」。
マンネリにうんざり。
投票者多数にセンスが無さすぎる。
もっと捻りなさい、捻りなさい。

もっとも、今回の揮毫の「金」は将棋駒の「成香」の字に似ている。
それならば、将棋盤で右上隅の「1一」から盤外の「0〇」に進んだばかりの私の「成香」だ。

「絶対負けない 最強の一手」→後手の手番は 元旦に

2024年11月05日 08時43分46秒 | 将棋
3か月ぶりの自戦解説。
10月半ばに名古屋の特別対局場での公開対局で後手の手番となったが、実際は、お味方の加勢を得て、正面には出て来なかった。
敵玉は深く穴熊に囲い、金銀4枚に角と飛車まで加えてガチガチに固めているようだ。これではすぐには負けないとしても、絶対に勝てない。戦いに慣れていないのだろう。
先手が1一に成り込んでいた香車を取り込みに来ず、相手にせずに反対側へ全軍を集結させた。逃げ回っているだけとも言える。このように官僚的な守り一辺倒の作戦は、敗着を生む可能性がある。
先手も加勢してくれるかと期待していた出身一門になぜか早々と中立を宣言されてしまったものの、次の手番は今月半ば。こちらこそ本当に絶対に負けない最強の一手を指す予定だ。ただし、これは一般的な慣例では「封じ手」となる予定で、開封されるのは来年になる。
その次の手番は後手で来年1月1日。慣例により、指し手は官報で告示される。
更にその次の先手の手番は来年2月19日。当日は指し手が何手進むか分からないが、2回目の公開対局となるので、ぜひ名古屋の特別対局場まで観戦にお越しいただきたい。
人気の在野棋士、天野宗歩や坂田三吉を気取って、果敢に挑戦する。
日頃から恩を売っておいたお友達の手助けもあって辛勝させてもらっただけの、実力を伴わず、人気も無い玉突きの世襲制名人を、完膚なきまでに打ち負かしたいと思う。

先手の要求 相手にせずに 攻めさせたまま 選手交代?

2024年08月05日 23時08分31秒 | 将棋
7月の棋譜と自戦解説を。
今月も2手しか進まなかった。

1日は後手(名人)の手番の定例昇給日。その指し手に期待して、先手は手待ちをすることにしたのだが、後手は全く相手にせず、スルーしてしまった。

2日は先手(挑戦者)の手番が回って来た。
3か月前の記者会見でこちらの作戦を予告しておいたとおり、敵陣深く最強の一手を放った。

現在は、後手がこれにどう答えるか長考を続けている。今度は、先手の主張に対して沈黙したままであれば直ちに負けが宣告されるというルールの下の対局場だから、後手は何らかの手を指さなければならない。

そうしている間に、後手の交代の予定が報道発表された。
急戦模様だったのが一転して持久戦になれば、この将棋は年単位で長引きそうだ。

方針変えない 強気の指し手 更なる強手で 攻め返す

2024年07月01日 19時56分29秒 | 将棋
今日は、名古屋・大須の万松寺で将棋の棋聖戦第3局。
私は、観戦できなかったが、その代わりに、津地裁を訪問された長官と、迎えた所長とを交えて、和やかに談笑できた。
「敵は本能寺」
果たして首を取られる覚悟はあるのか。
もしも、あるならば「敵ながらアッパレ」を贈りたい。
私には、悪手か、少なくとも疑問手としか思えないが、明日は本当の決戦が始まる。
姿が見えなかった対局相手の新名人が、はっきりと見えた。
次は対局場で会いましょう。

超難解の詰将棋。
詰むか詰まないか、まだ分かりません。
分からない人は、近くの事情通の弁護士に尋ねてみて下さい。
的確な答が返ってくれば、極めて優秀な弁護士である事、請け合いです。

7月初めに いきなり2手も 進めば形勢 どうなるか?

2024年06月29日 22時46分07秒 | 将棋
失冠した岡口前名人のリベンジ戦。
6月末までの自戦解説と7月以降の展開予想。
▲先手 挑戦者
△後手 新名人

(これまでの棋譜)
4月15〜16日
▲催告通知・提訴予告記者会見
5月27日まで
△小林仙台高裁部総括らの後任指名
5月29日
▲『裁判官の良心』とはなにか出版
6月13日
△空席の名古屋高裁部総括を指名
6月25日まで
▲弁護士JP・共同通信・毎日記事

これまでのところ、後手は先手の厳しい攻めを全く相手にせず「ノーコメント」を繰り返している。

(今後の手番の予定)
7月1日
△定例昇給日
7月2日
▲訴状提出
7月〜8月頃
△答弁書提出
7月27日
▲日本裁判官ネットワーク記念講演

8月頃
人事院勧告(地域手当見直し?)
8月〜9月頃
第1回口頭弁論期日
8月下旬
裁判官人事評価書開示

連続悪手の「二手指し」しても 防衛できるか?「後手」引いて

2024年06月01日 15時35分44秒 | 将棋

前回に続く自戦解説の第2回。
https://blog.goo.ne.jp/gootest32/e/7bb83771c2a67662879918d74d7f3c16
5月は予想に反して3手しか進まなかった。
対局場を仙台に移し、長考を強いられていた後手は、天命により急遽設定された特別ルールにより2手連続で指した。
先手の私からはどう見ても悪手としか思えないが、感想戦ではその意図を尋問してみたいものだ。
これを受けて、先手は満を持して、約半年も前から予告していた1手を放った。今のところ評判は上々だ。
後手は、今度は対局場を名古屋に移して長考に入っている。名古屋でも2手指すことができる巡り合わせになりそうだが、そのチャンスを活かせるかどうか。
そして、7月に入ると、双方の応酬で局面が激しく動き出すことになりそうだ。序盤の山場がやってくる。

(写真)謎が謎を呼ぶ名古屋高裁本庁の裁判官配置。

定年間近の2部の長谷川恭弘裁判長が、前任者の新潟地裁所長への転出によって空席となった1部の裁判長を兼ねている。


「次の一手」を どう指すつもり? 6月末には「切れ負け」に

2024年04月30日 18時03分52秒 | 将棋

現在の戦況を、目下進行中の将棋の名人戦になぞらえれば、フルセットの激闘の末に惜しくも失冠した岡口前名人のリベンジとばかりに、先手番となった挑戦者の私がいきなり仕掛けて開戦したところ。
奇襲を受けて後手を引いてしまった対局相手の現名人は長考中である。
だからと言って、いつまでも「次の一手」を指さないと、ルール上、無様な時間切れ負けになってしまう。

私の作戦は既に明らかにしたとおりで、5月半ばにまたこちらの手番が回って来るので、6月中には否応なく相手の手番となり、どういう応接をするのか態度を明らかにしなければならない。

などと思っていたら、突然、相手の手番が巡って来てしまった。「次の一手」は、悪手を指せば形勢が大きく傾く。
おそらく想定外の事象の発生で、相手は連休明けには「次の一手」を指さざるを得なくなった。

そして、7月1日には間違いなく、またまた相手の手番が来る。

次回の自戦解説に乞うご期待。
(意味が分からない方は、お近くの裁判所関係者に教えてもらってね。知らんけど。)


藤井聡太が 対局中に 出題「難問 詰将棋」

2023年10月12日 22時35分43秒 | 将棋
杉本昌隆八段 藤井聡太の122手目の5五銀を解説「首を差し出した。ただ正解を指してこなかったら…」
スポニチ
https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2023/10/12/kiji/20231012s00041000286000c.html
詰将棋の名人から、対局中に、詰むか詰まないかすぐには分からないような超難問を1分で解け、と出題されたら。

苦戦続くも 苦もなく返し「9時のニュース」の 八冠王

2023年10月11日 22時13分38秒 | 将棋
【速報】将棋 王座戦 藤井聡太七冠がタイトル奪取 史上初の八冠独占 | NHK | 藤井八冠
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20231011/k10014221171000.html

終局わずか10分ほど前の藤井挑戦者100%負けとAIに判定されていた局面から、永瀬王座が詰めを誤って大逆転。
投了は午後8時59分で、NHK総合の9時のトップニュースにぴったり間に合った。
見事な八冠王誕生劇だった。

AI任せに せず考えよ 産経新聞「主張」する

2023年07月19日 20時33分10秒 | 将棋
産経【主張】藤井棋聖4連覇
  「考える」価値を体現した
https://www.sankei.com/article/20230719-WVDDWPHCR5LIJHFZVQHDJ6YIM4/
棋聖戦主催紙の今日の社説から。
もっとも、自身も果たして自分で考えているのか、あるいは権力者に追随しているのか、甚だ疑問ではあるが。

富士に例えりゃ「七」号目まで 共に歩めた「僥倖」を

2023年06月01日 19時19分18秒 | 将棋
藤井聡太七冠達成記念どどいつ。
次は王座戦の挑戦者決定トーナメントを勝ち抜いて、永瀬王座からタイトルを奪い、史上初の八冠王になれるかどうか。
今年秋までのお楽しみ。
頂上は間近だ。
https://www.fuji-ichikan.jp/

一手指すたび 大逆転の 渡辺棋王×藤井戦

2023年03月06日 19時58分33秒 | 将棋
昨日の将棋棋王戦第3局は、凄い将棋だった。
終始優勢だった渡辺明棋王の失着で、終盤の一瞬、藤井聡太挑戦者に大チャンスが訪れる。
しかし、藤井五冠にしては珍しく、一分将棋の下、手順前後で詰みを逃してしまい、大逆転負け。
この二人でも間違うことがあるんだと実感した。
渡辺棋王としては2連敗の後、藤井五冠の先手番をブレークして1勝を返し、先輩の意地を見せた形。
次の第4局が楽しみだ。
(写真)藤井五冠が詰みを逃した局面。
2五歩と打った後、同玉に3七桂と跳ねれば詰んでいたが、2六飛と走ってしまったため、詰まなくなった。
この敗着で、評価値も100対0から0対100と劇的に変わった。

髪も総立ち 拍手を送る 羽生の「スーパーサイヤ人」

2023年02月25日 21時14分17秒 | 将棋
王将戦は2勝2敗の互角で第5局を迎えた。
今日は、藤井聡太王将の玉頭桂成り王手の急襲に、羽生善治挑戦者が長考の末に封じ手をして、緊迫した局面で明日に持ち越した。
前局の主催紙スポニチの記事から。

https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2023/02/10/kiji/20230210s000413F2494000c.html

明日も羽生挑戦者の髪型に注目。
若干不利な後手番ながら、乱れ髪で乱戦に持ち込めば、ブレークもあり得る。

夢の対局 羽生対藤井 ここで合ったが 百冠目

2022年11月22日 18時45分17秒 | 将棋
羽生9段×藤井聡太五冠のタイトル戦初顔合わせが決まった。
羽生9段は王将戦挑戦者決定リーグを6戦全勝で勝ち抜き、久しぶりのタイトル挑戦。
今回ばかりは羽生百冠に期待するファンも多そうだ。

最終決戦 将棋の「陣屋」和田義盛の 夢の跡

2022年11月05日 21時30分24秒 | 将棋
将棋の七番勝負のタイトル戦で、あるかないか予想しにくい終盤の対局場を引き受けることが多い神奈川県の鶴巻温泉「陣屋」旅館は、和田義盛公の別邸とされている。
和田合戦で北条氏に滅ぼされたことくらいしか知られていなかった武将。
しかし、大河ドラマ「鎌倉殿の13人」で脚光を浴びている。