真打披露で 黒紋付を 忘れて愉快な「桃花」師匠

春風亭ぴっかり☆改メ「蝶花楼桃花」師匠の真打昇進披露興行が、名古屋でも開催された。
先日の「笑点」本番の大喜利で、女性落語会として初登場（闘病中だった三遊亭円楽師匠の代役）を果たし、その堂々たる掛け合いに感嘆して大ファンになったので、残りわずかのチケットを入手して駆け付けた。
真打昇進披露の場では全員が黒紋付を着るというお約束があるらしいのだが、当の本人が忘れて来るというご愛嬌でも笑わせた。
噺の途中でカラオケとマイクで歌いまくるという斬新な新作落語で、元ＡＫＢ志望の片鱗を見せた明るく楽しい高座だった。