W A K I の気ままなトンボの目

自分流の勝手な生き方ですが、何か気付いたことを書いてみます。
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衣装は全部揃ってる 「写真館着付けは全部揃ってる」

2009年11月15日 | TOWN
 記念写真は幕末日本に西洋文明が入ってきた頃から人々の興味の対象となり今も多くの風景や人物像が残っている。WAKIが幼少の頃母親の膝に抱かれて家族で写した写真が一枚かろうじて残っているが、戦時中は写真どころではなく空白の時代が続いた、したがって小学校卒業の集合写真が戦後初めての写真といえる、着ている服はだぶだぶ中には下駄履きの者も居る。さて、11月は七五三、写真館はおおはやりだ、ショッピングセンターに構えるスタジオには衣装がわんさとあって好みに合せてくれる。七五三は男の子は3歳と5歳、女の子は3歳と7歳の年の11月15日に、成長を祝って神社・寺などに詣でる年中行事(神社庁より)。とされている。3歳は髪を伸ばす「髪置(かみおき)」、5歳は初めて袴をつける「袴着(はかまぎ)」、7歳は、それまでの紐付きの着物に代わって、本仕立ての着物と丸帯という大人の装いをするそうだ、でもいまは自由、変装まがいのものもある。近世までの日本は、現在の開発途上国と同様の状況(栄養不足・健康への知識不足・貧困など)が原因で乳幼児が成人するまでの生存率はきわめて低く、その様な事から乳幼児の生存を祝う節目として定着したともいわれている。我が家にも孫たちから送られてきた写真があって大きくなったものだと取り出しては見ている。

コメント (2)
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