ご覧いただきありがとう 「この１年いろんなことがありました」

　きょうは大晦日、朝から年末とは思えぬようなポカポカ陽気、快晴の朝を迎えた目を凝らして眺めた「トンボの目」今年はいろんなことがあって相かわらずの忙しい日々であった。トンボの目でこの一年振り返るのも一興かと思い、月毎に自薦でピックアップして纏めてみたがこうして続けられたのもひとえに皆様のおかげです。どうか良いお正月をお迎えください。

 

ようやく本格的な冬が 「葉が落ちて向こうの街が透けて見え」

　毎朝日の出を迎える我が家のベランダから見える林のブナの木、今年の晩秋はは見事に色付いていたがそれもようやく枯れ果てて向こうの建物が透けて見えてきた。もうすこし下の方も落葉するち枯れ木の間から王将の看板の点滅が見えてくる。日の出の太陽ははこの林の後ろから昇ってくるこの辺りが南限で冬至も済んだことだし、また左の方へと移動いていく。一方夕陽の方は香里園の高層マンションから南の方に離れていたがまた戻ってくるだろう。

ごくろうさん・よろしく 「無事干支引き継ぎ終わる年の暮れ」

　きのうは年末恒例の干支の引継ぎ行事が行われた。そこは大阪ののりで見ていて噴き出した、確かに今年はいろんなことがあった。目立ったのは偽装や議員の政務活動費の横領などメ―わく（迷惑）をかけ、シープい（失敗）ばかり。でひつじは退場、かわってお猿の登場となった。あやかって我が家の干支もお猿さんに交代した。

準備怠りなく 「もういくつ寝ると正月慌ただし」

　商店街で育ったＷＡＫＩはとりわけ歳末の風景が懐かしい、本当は天満の商店街とか京都の錦市場のような雰囲気が欲しいところだが望むべきもない。年末はとくに忙しくて家業の店を手伝ってどっさりとお年玉も戴いた、そんなわけで歳末の風景は懐かしいが今は行きつけのスーパーで我慢している。スーパーマーケットでは通路いっぱいに迎春用品と称して正月に必要なものが山積みしてある、そしてお正月準備品「お買い物チエックリスト」まで用意してかまえている。

好天に恵まれて 「満月が夜明けとともに西に消え」

　もう撮り置きの写真も底をつきどうしようかなと思っていたが、昨日の朝新聞を取りに玄関に出たら西の空に大きな月が、あっと息をのむような光景だ、ちょうど満月がいままさに西の方角のマンションの傍らに沈もうとしている、咄嗟に取って返してカメラを持ち出し沈もうとする月にカメラを向けた。カメラを探して扉を開ける間にもまさに沈もうとしている、慌ててシャッターを押したが３枚がやっとズームで拡大して撮影したのが右の写真、外は凍てつく寒さで入れ替わりに７時過ぎ太陽が昇ってきた。東北や北海道が強風が吹き荒れたそうだニューヨークやパリでは春の暖かさでTシャツ姿の人もいて話題になったがご当地はうららかな春の陽射しであった。

事故はまさに人災 「地滑りが工業団地直撃す」

  中国の深圳工業団地で２０日大規模な地滑りが発生していまだに７０名近くの人が行方不明と言われて、もう生存可能の期限もとっくに過ぎて絶望視されている。深圳工業団地といえばWAKIの５０年来の友人が同じ会社を中途退職して深圳に電子機器の工場を設立、経営していたが今は退役し某国で悠々自適の身だがWAKIは事故を知ってMailで安否を尋ねたら彼はNHKの衛星中継でニュースを見て知ったとのことであった。その彼から追っかけてMailが届き、幸い工場は事故現場より西にあって工場も人も無事であったとのことでほっと胸を撫で降ろした。また追っかけるように炭鉱の落盤事故も起こっているようだが、やはり今の中国は性急な開発で保安体制が追いつかず後手に回っているきらいがある。彼もMailで今回の事故について、相次ぐ事故が中国のイメージを悪くしていることに変わりなく　急速に発展してきたほころびが出てきている様です。ある意味仕方がない事ですがこれらに対する対策・対応が非常に重要です。我々も中国が将来着実に発展することを願っております。取り急ぎご報告までと結んでいた。

 

 

頑張って耐えて 「恵まれて多くの人に支えられ」

　自分のことを言うのもはばかれるがＷＡＫＩは自分で自分を果報者だと思っている。４２年間勤めた会社を定年退職して以降第二の職を得て元の仕事を生かした品質管理と新たに学んだ環境管理の仕事を少し続けさせていただいていたが漸く先月をもって廃業した。面倒な確定申告も今年限りだ。主な仕事は次代を担う若い経営者の育成でいい人材に育ってくれた。ここまで健康にも恵まれて働いてこれたのもひとえにアカトンボのお蔭と感謝している、帰るとテーブルには気持ちを込めた小さな花とプレゼントそれに子供たちからも電話があった。そうして多くの社友の人たちと好きなパソコンの勉強ができる幸せをかみしめている。でも若かりし頃夢をいだいて社会人となって終生お世話になった会社はいまたいへんな状況になっているが、ここで出会った人となりとこのご恩は決して忘れることが出来ない、同じように夢を抱いて社業にいそしんできた後輩たちはいま大変な苦境に立たされているのを見ると胸が痛む。ぜひ希望を捨てずに頑張って欲しいと願っている。

 

生憎の天気だが 「クリスマス静かに家で過ごします」

 

  きのうは天皇誕生日で祭日、学校も会社も休みであったが午後からは雨脚も強くなって生憎の天気であった。大阪の街も電飾が入って雨で出足がそこなわれたが雨に濡れた電飾も一興かと思う、何でもＵＳＪではギネス世界記録を狙った５３万４千個の電飾が評判を呼んでいるそうだ。でもそこは若い人に任せて、WAKIたちは四条畷のイオンモールで我満した。

 

残す日は僅か 「八景もすっかり葉落ち冬支度」

　香里団地のメインストリートは成熟した見事なケヤキが道路を覆い被さるように繁って酷暑の夏は日蔭を提供して呉れる、そして今は葉もすっかり落ちて冬の佇まいとなった。バス停の脇にはここが枚方八景「香里団地の並木」であることを示している。今年は木枯らしも吹かず穏やかな日が続いたおかげで美しい木々の紅葉を鑑賞できたがもう１０日もすればお正月で月日の経つのは早い。

 

無病息災 「冬至には南瓜食べる慣わしが」

　

　昨日は入院中の姉と弟の治療費の支払いに行ってきた。姉の面倒を見ていた弟も入院をして早いもので１年が経った。おかげで老骨に鞭打って老々介護を体験している。その病院と施設の途中には氏神であった生根神社があった、生根神社は勝間（こつま）南瓜とだいがく（笠灯）で有名な神社である。神社の境内には南京塚があってその謂れがしたためられている、古くから大阪では冬至に南瓜を頂いて無病息災を祈る風習があったが、小型ではあるが美味でこの地が特産で多く栽培されていた、今は住宅地で見る影もないがＷＡＫＩが中学生の頃はまだ畑が点在していた、勝間街道は大阪の木津（難波の辺り）を起点として堺へ続いていたらしい。