知人のMさんから多分著者と同年輩ではと勧められてお借りしたのがこの絵本、著者はまさに同年輩の矢野博さん。ともに戦前戦後を生き抜いた疎開経験者で大阪での空襲経験者矢野博さん、著者は絵心があって看板屋に就職、映画館の看板などを書かれていましたが、自分の戦時体験を「あの日、あの時、国民学校一年生の記憶・絵と文 矢野博」 という絵本にされました。WAKIも経験した共通体験が幼い子供にも判るように共通体験が克明に描かれています。とくにB29による無差別爆撃で逃げ惑う場面は表紙にあるように悲惨そのものです。 昭和の日とは、4月29日は、もともと昭和の時代に「天皇誕生日」という祝日だったというのをご存知の方も多いと思います。それが、昭和64年(1989)1月7日に昭和天皇が崩御されたことを受けて年号が平成に改まり、「天皇誕生日」も平成元年(1989)から「みどりの日」となりました。しかし、多くの国民の要望を受けて、平成17年に国会で「国民の祝日に関する法律」(祝日法)が改正。平成19年(2007)より「昭和の日」とすることになったのです。1年に一度廻ってくるこの日に、昭和天皇とともにあった昭和の時代を改めて見つめ直してみるのも意義のあることではないでしょうか。
きょうから大型連休が始まった。昭和の日、メーデー、憲法記念日、こどもの日と飛び飛びながら休日が続く、でもサンデー毎日のわが身には余り関係がないがやはり人並に旅行にでも行きたい気持ちはあるが今度は体力に自信が無くなってきた、街は木々の新芽も揃い凌ぎよい日が続く。5月といえば鯉のぼりだが最近は少子化の影響か余り見かけなくなったように思う、でも子供を思う親心か、戸建て住宅の軒にも鯉のぼりがひるがえる。かしわ餅をいただいたが新緑の懐かしい味がした。
ネパールの首都カトマンズの近くでマグネチュード震度7.8の大地震が襲ってついに4.000人を超える死者が出て、エベレストに登山中のベースキャンプには雪崩が襲って日本人にも犠牲者が出た。このまえ紹介したドクターヘリの駐機場の直ぐ目の前、淀川河川敷の堤防遊歩道路に見慣れないマンホールを2つ発見した、ふたの表記によると地震計とあって一つには光↑と点標が埋め込んである。マンホールの中の構造は全く分からないがどうやらこれは国土交通省(気象庁)管轄の地震計らしい、国土交通省のHPによればこれらの地震計は全国のネットワークで結ばれていて地震発生時に機能するらしいがどのように機能するのかは私にはわからないが、すぐ横の大きな鉄塔にはパラポラアンテナがあって発信する仕組みのようだ。亡くなられた方々のご冥福を祈る。
桜の季節より少し遅れて咲くのが桜によく似た「桜草」です。江戸時代に荒川河川敷に自生していたものを粋人が鉢植えに改良したものが観賞用として今では数百種もあるそうです。山田池公園の菖蒲園では珍しいこのサクラソウの展示会をしていました、桜色を基調に白色と青味がかった桜色で花の形や色にそれぞれ特徴が見られ命名されて可憐な鉢が揃っていました。鉢の並べ方にも約束があるそうです。
香里団地の中央公園には軟式野球場に隣接して、藤棚があって格好の日蔭を提供して呉れている。ちょうど今が開花の時期で近寄るとほのかに甘い香りが漂って何とも言えないいい気持に浸ることができる。藤棚には白青2本づつ計4本植わっているのだがかなりの老木だが幹は曲がりくねってさながら竜のようで凄い形をしている。匂いに誘われて大きなアブが寄ってくるが見ごろを外すと見過ごしてしまう。
桜の季節が終わって山田池公園も初夏の顔に代わってきた、つつじ満開の花木園は見ごろを迎えてことのほか美しい。大きなクスノキの裾に拡がる丘に彩りも鮮やかに小ぶりの花が満開を迎えて美しい。池を中心に周回道路は1周2,200m、南側の管理事務所前の花壇は春の花がまさに百花繚乱といったところ。このほか、北地区周回2,400m、公園周回ロングコースは4,000m、6橋めぐりコース、2,400m、南地区1,000mコース、2,000mコースなどがある。
枚方市に関西医科大学付属枚方病院が守口市から移転してきてもう9年になる、場所は京阪枚方市駅から5分天野川と淀川との出会いの所にあって、いまでは併設して2013年関西医科大学枚方学舎もできて充実してきた。そうして淀川の河川敷にはヘリポートが設けられていて災害時にはヘリコプターの駐機場になる。いざというときには最短距離に病院があって処置が受けられるのだから、これほど頼もしいことはない、災害拠点病院などの指定を受けている。
今日の天気はきのうからの予報のとおり朝方は滅法寒かったが陽が昇るにつれて気温がどんどん上昇して枚方では25℃を超える暖かさとなった。いつもの河川敷には爽やかな春風が吹いて気持ちが良かった。枚方大橋のほうに目をやれば青空に白い雲が美しい、天野川左岸の堤にはハナミズキの花が満開を迎えて白や薄いピンクの彩りが美しい。
このとろ芳しくない天気が続いてうんざりしてきたがいつもコメントをくださるMontさんがおっしゃるように4月に入ってから晴れの日が3日しかなかったとか、夕方のニュースでもこのところ日照不足でハウスのエンドウに実が大きくならなかったり病害虫が発生して農家の人が弱り切っていた。西の空の夕焼け空も湿りがちではあるが晴れの予告をしていた、予報では久しぶりに週末まで晴れが続くらしい。
きのうは大阪市内で会合があって早くから出かけた、やはりこのところの天候不順で、ところによっては50年に1度と言われる大雨に見舞われたところもあったらしい。大阪市内の街路樹も新芽が出そろっていい感じになってきた、でも昨日の主役は雨傘と長靴であった、歩道では自転車のハンドルに雨傘をセットしたまま駐輪している人が居る、一方駅のホームや地下街で目立ったのは女性のゴム長靴姿であった。彼女たちはここぞとばかりブーツのファッションを競っている。色柄いろいろあって、チャックやベルト付など凝ったものもある。バスを降りて家の近くまで来たら咲いたばかりの花水木が雨に濡れていた。