朝起きたときは驟雨が降っていて寒かったがお昼を過ぎると晴れ間が戻ってきた、天気予報のとおりに目まぐるしく変わって3時ごろには抜けるような青空が拡がった、街路樹の南京ハゼのグラデーションが見事、少年がサッカーボールを操りながら歩道の落ち葉を踏んで歩いてくる、午前の雨が嘘のようにカラッと晴れて青空が広がった。
今年の夏わが家のベランダで暑い日差しを避けて日陰を提供してくれたコーヒーの木4月と6月に白い花が咲いて今はおよそ100粒ほどの実が生っている赤くなっているものもあるが大半はまだまだ緑色だ、木の方はついに天井に達したので梢の部分を剪定してやった、冬場には多少の落葉はするが日差しが入ると香ばしい木の香りがする。ほかにはゴムの木とパキラにパイナップルが室内で過ごしている。
これはきのうの夜明け前日の出の風景、太陽の位置も相当南に寄って林の木々に隠れるようになった、太陽を中心に後光が射している、仏像やキリスト像をを彫ったリ画いたりした人はこの光をみて光背を考えたのだろう。一方西に目をやればこの太陽の光を受けて巨大なタワーマンションの窓枠が一斉に輝いて美しい光の入射角と反射角がちょうどいい具合につりあって見えるのだろう、そうして人々の一日の生活が始まる。日中は穏やかで温かい日和であった。
近頃スーパーやコンビニでラックに吊り下げたおしゃれなデザインの小さなカード状ののを沢山見かけるようになった、ここの店先に吊り下げられたのは見ただけで、Amazon・iTunes・KDDI・Visa・温泉ギフト・Haagen-Dazsに劇団四季・GREE・ニンテンドー・グルメカード等々成人のわれわれにはさっぱり判らない。そこで関係の深そうなものを買って見た、それが「GooglePLAYのカード」であった、WAKIのタブレットはGoogleのNxsus 7。このタブレットに有料のアプリを入れたり電子本購入の決済にこのカードが使用できる、つまり前払いの決済システムでタブレットを使って決済をすれば残金はいくらですと知らせてくれる。昔流行った電話のカードのようなものだ。そうしてタブレットにはアイコンが一つ増えて使用OKとなる。
きのうは終日小雨が降ったり止んだりで久しぶりにお湿りがあった。街の草木にとっては慈雨であったがこの雨で一気に落葉がすすんだようで、秋のきれいな景色もどうやらお終いのようだ、午後からは病院見舞いに難波まで出たが道はかなり混んでいたようだ、帰りバス停に降り立つと出掛けるときとはだいぶ様子が変わっていた。
山田池公園のすぐ近くには枚方市立運動場と体育館があって休日には大きな空き地が駐車場に開放される、おとといはこの体育館で市民向けの催しがあったようでこの体育館の玄関先で牛丼の吉野家のマイクロバスが出張販売をしていて出されたテーブルの前で美味しそうに食べている人がいた。最近WAKIは牛鍋定食を頂いたがなかなかボリユームもあって美味しかった、早くて安くて旨い、三拍子揃って吉野家は頑張っている、すぐ前にはメロンパンの焼きたてのホカホカを売っていた。
きのうは風もなく暖かな日和の穏やかな一日であった、昼はコンビニのおにぎりとお茶を携えて家から車で10分の山田池公園へ、一番見晴らしのいい丘のベンチに席を取って綺麗な空気をいっぱい吸っておにぎりをほおばったなんと素朴で美味しかったことか。双眼鏡で対岸を覗くと岸の木の影にいるいる美しいオシドリが、今年も越冬のために山田池を忘れずに帰ってきて呉れたのだ。臆病なオシドリは外敵を避けて常に薄暗い水面に垂れた木蔭の下にいて、撮影条件はきわめて厳しい、ちょうど観察地点は高さ2mの金網が2重にあってレンズの妨げにもなってしまう、でもオシドリたちは嬉々として戯れている。(後刻この動画も紹介します。)
秋も終わりに近づくと日の暮れるのが早い、もうあっという間に太陽はビルの影に沈んでしまう、公孫樹通りの黄葉はこれからだがかなり黄色く色付いてきて美しい、住宅地を貫くイチョウ並木にふさわしいバス停も「公孫樹通り」で日中1時間に4本のバスがやってくる。高齢者ばかりになった住宅街の貴重な交通手段だ、以楽公園は秋の公開が始まってきのうから3連休、シルバーボランティアのおじさんによるときのうは220人の人が訪れたそうで今日は300人を超えるのではと目論んでおられた。