W A K I の気ままなトンボの目

自分流の勝手な生き方ですが、何か気付いたことを書いてみます。
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見つめ直そう 「昭和の日記憶紐解く意義もある」

2015年04月30日 | TOWN

 知人のMさんから多分著者と同年輩ではと勧められてお借りしたのがこの絵本、著者はまさに同年輩の矢野博さん。ともに戦前戦後を生き抜いた疎開経験者で大阪での空襲経験者矢野博さん、著者は絵心があって看板屋に就職、映画館の看板などを書かれていましたが、自分の戦時体験を「あの日、あの時、国民学校一年生の記憶・絵と文 矢野博」 という絵本にされました。WAKIも経験した共通体験が幼い子供にも判るように共通体験が克明に描かれています。とくにB29による無差別爆撃で逃げ惑う場面は表紙にあるように悲惨そのものです。 昭和の日とは、4月29日は、もともと昭和の時代に「天皇誕生日」という祝日だったというのをご存知の方も多いと思います。それが、昭和64年(1989)1月7日に昭和天皇が崩御されたことを受けて年号が平成に改まり、「天皇誕生日」も平成元年(1989)から「みどりの日」となりました。しかし、多くの国民の要望を受けて、平成17年に国会で「国民の祝日に関する法律」(祝日法)が改正。平成19年(2007)より「昭和の日」とすることになったのです。1年に一度廻ってくるこの日に、昭和天皇とともにあった昭和の時代を改めて見つめ直してみるのも意義のあることではないでしょうか。

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2 コメント

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昭和の時代は思い出一杯 (Mont)
2015-04-30 09:54:16
現時点で昭和の時代は我が人生の68%を占めます。実に長かったです。最も大きな出来事の一つは。終戦前後で、空襲、終戦、生活苦などが脳裡を駆け巡ります。尤も44年8月から倉敷へ疎開していましたので、空襲から逃げ惑う経験はありませんが。こういうこともあって、私は昭和の日よりも8月15日の方が強烈に心に残っています。
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2度と空襲はいやだ。 (WAKI)
2015-05-01 11:15:22
Montsん。
わたしも同感です、この本の著者は浪速津国民学校に入学一旦疎開しましたが、家に戻っているときに空襲に遭い、難波の南海線のガードのあたりまで逃げたそうです。
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