
枚方には京阪電車の枚方公園駅から枚方市駅の線路沿いに歴史街道がある、昔は東海道に続く宿場町であった、東海道は53次だがここでは57次と解釈して枚方宿は56次と言って街おこしをしている、ここの歴史街道は建物の保存もおこなわれて往時の姿を偲ばせている。そしてちょうどその中程の線路を挟んだ小高い丘に意賀美(おがみ)神社がある。この神社は算額が奉納されていることで有名で学問の神さんが祀られている。きのうはそこの秋祭り、四つの地区から「ふとん太鼓」が出た。おとなの神輿とこどもの神輿それぞれ揃いの法被に鉢巻それに太鼓のはやし、神輿を担ぐ外国人の青年も目立ったが背が高いので担ぎにくそうであった。街道沿いには月に一回の五六市も開かれて賑わった。
朝から雲一つ無い日本晴れだ。隣近所誘い合わせて、リュック背負ったご夫婦連れの楽しそうな笑い声が窓越しに聞こえて来る。
「秋晴れの、光に映えて、葛の花」・・・Hide
堺の百舌鳥八幡の布団太鼓は広く知られた祭りだが、大阪には(府内)あちらこちらで変わった祭りが色々有る様で面白い。
小生の忘れられない記憶として、百舌鳥八幡の境内で娘が5歳の時、この祭りを見物しようと待ち構えていて、勢いよくふとん太鼓の神輿が出てきて引き手の若者に突き飛ばされて池の中に落とされたのを
思い出した、今から33年前の出来事である。