今年の初セミ 「殻脱いで夏の出番を待っている」

　雨上がりのケヤキ通りを歩いているといたいた蝉の抜け殻が、並木のケヤキの大木にへばりつくように、たぶん朝早くに根元からはい上がって、羽化したのだろう、光の射さない土の中で6～7年も暮らしてきた蝉にとっては大きな変化であったに違いない。暗黒のなかで何を考えて暮らしていたのだろう、さぞかし地上は眩しいことだろう、早速朝からセミ達の合唱が始まっていた。

 

日本台風一過 「台風がそれて青空戻ります」

　心配した台風８号は進路予想の一番端を進んでくれたおかげで列島は大きな被害を免れることが出来た、日没前には久しぶりに青空が広がった、南の空には半月もかかってる。台風に押し出された前線が雨雲を刺激して中部地方や東北地方で水による被害も出ていてお気の毒なことだ。そうこうしているうちに7月も中盤、祇園祭りに天神祭りと祭りも目白押し、本格的な夏がやってくる。

備えを厳重に 「８号の列島縦断困ります」

 

台風８号は沖縄諸島に大きな爪跡を残して九州沖にあって今度は本土を狙って進路を東に向かっている、気象庁は異例とも言える警報を出して沖縄接近前から注意を促した。その８号が最大風速２５ｍと言うもののこの予想図ではまともに列島を狙ってる。今の進路予想は国が保有するスーパーコンピュータを駆使して行うために極めて高精度だ、予想のとおりやってくる、それだけに万全の準備体制がいる、いま収穫期を迎えた果樹園やハウス農家の皆さんはたいへんだ。

環境パフォーマンス 「ＥＣＯのため買物袋持参して」

　ここのスーパーは地球環境を守るための取り組みの一環として、買物袋の削減に取り組んでいるようだ、そして来客の買物袋持参率を統計にして売り場で開示、お客様に判りやすく説明している、この月は昨年同月比４～５％の成果を挙げている。ＷＡＫＩたちがいつも買物をするスーパーは袋を全廃しているので、必要な向きには一枚４円を払うことになる、したがっていつもは買物袋を持参している。でももらった袋は使い道がいろいろあって便利なのでため込んで利用している。

重森三玲の庭案内 「三玲の庭紹介本に載りました」

　ここは四季折々、「トンボの目」で紹介させていただいている香里団地のなかの以楽園、１９６１年団地造成に際し、この池を利用して庭園設計を任されたのが稀代の作庭家と言われる重森三玲、今は団地のオアシスとして住民の憩いの場となっている。別冊太陽「旅の地図帖（平凡社刊）は全国に点在する三玲の日本庭園を巡りながら彼の足蹟を見ようと言う趣向だ。ＷＡＫＩたちは京都東福寺、松尾大社、大阪城豊国神社、岸和田城などを巡って彼の庭園を鑑賞多くの感銘をうけた。

おおさか川柳　７月７日（月）産経新聞夕刊掲載　礒野いさむ　選

お題「誘う」　「誘われてスター気取りでマイク持つ」WAKI　枚方市

エコガーデン 「ベランダは緑のカーテン夏を待つ」

　今年はベランダのプランターに肥料を入れ本腰を入れて世話をした甲斐もあって、わが家のベランダも今やご覧のようにジャングルの様相、春先きから菊菜、ラディッシュ、サラダ菜が朝の食卓を飾った、最近ではキューリにミニトマトにナスが採れている、やはり取れ採れは瑞々しくて美味しい。コーヒーの木はベランダに出してやるとますます勢い付いて背丈も伸びて今年は３回目の白い花を付けている。部屋の中から見るともう緑のカーテンをしているようで真夏の日差しをまっているようだ、でも台風８号の北上で通り過ぎるまで青空はお預けかもしれない。

七夕伝説発祥の地 「ささやかな願いよとどけ天の川」

 

　毎年のことながら七夕伝説がいまも残る我が町枚方市と交野市、両市を貫く天野川周辺は平安の昔天野が原と言って万葉人のお狩場であって多くの貴族が遊んだ場所とされ数々の歌が詠まれてあちこちに石碑も建立されている。牽牛と織姫の七夕伝説も歌に詠まれて往時を偲ぶことができる、香里団地には牽牛石があり見渡す東の方角に機物神社があり。盛大に七夕祭りが行われる。枚方市駅のコンコースにはお馴染の人形が今年も飾られて、そこの短冊にはささやかな願いが吊るされている・・・

備えあれば・・・ 「河川敷防災ヘリが頼もしい」

　天の川と淀川の出会いの河川敷のわきに関西医大病院ができて離接して関西医大が引っ越してきてこの辺りはかなり変わった、その病院の裏の堤防の上に防災ヘリポートがある。一度だけ実際にドクターヘリが飛んできて患者搬送の訓練を見たが、間近で見るとすごい迫力であった。３.１１の記録映像を見るにつけいざとなると防災ヘリや支援の体制が活躍する。普段からの備えは必要だ。

 

今どきの天気予報「ピンポイント予報はかなり良く当たる」

　WAKIのメインのパソコンにはWindows８,１が入っていて最初に登録時の居住地情報を認識していて常時枚方市の天気情報が見れる。この大きな画面はそのページを開いたところできのうは終日雨であったのでこのような画面、向こう１週間の予報も予想気温も含めて出てくる、さらに時間を追っての天気の変化も降水確率も合わせて　時間がたてば消えてゆき1時間ごとに表示される。そして次のページは月毎の最高・最低気温などの統計データだ。出掛ける前や遠出の前には重宝して利用している、予想の確率はかなり高い。昨日も近所で棟上げがあったが雨の止んだ合間を見て急ピッチで行われていた。

見出しが躍る新聞 「戦争は２度と御免と申します」

  きのうの朝刊の見出しは集団的自衛権の閣議決定を受けて大きな文字が躍っていた。日本は今まで平和憲法のおかげで戦争をすることもなく仕掛けられることもなく平和を維持してきた、ところが現政府は一方的に憲法の解釈を変えて戦争に加担することを決めてしまった。安倍首相は憲法のもとに国民の生命と平和な暮らしを守るというが、WAKIは信用できない、WAKIはいまや後期高齢者で今では数少ない戦時体験者で家族で疎開して命拾いしあの堺市大空襲や艦載機グラマンの襲撃も身近で体験した、いまだにその時の恐怖のトラウマが脳裏に残っている。戦争は何の罪もない人を巻き込んで殺戮を繰り返し拡大する。戦争とはルールのない目には目の理不尽な世界だ、WAKIは当時の体験を忘れないように、子や孫に伝える義務があると思って以前五七五にしたためた、必要な方にはお送りしますのでその旨連絡いただければ嬉しい。