GREAT LOVE KINGDOM

山を楽しむために生きる。

K.I.T.O with 裏筋

2007年08月07日 13時12分41秒 | MUSIC LIFE
実態調査が終り、書類をまとめ終わったのが19時前。
このまま家に帰ってご飯食べて飲んで寝ようと思い埼京線に乗ると・・・。
浴衣を着た若者が多数いるではないか。
外を見ると打ち上げ花火。
『ドーン!ドーン!』とお腹に響く。
その時、思いました。
『響く一瞬は今しかないな!』と。

そのまま新大久保へGO☆
JR新大久保駅に降りた瞬間に思いました。
『あっ!ここはお爺ちゃん&お婆ちゃんのお墓(お寺)がある場所じゃん!』と。


マイミクのウギ岡田さん&じゃみる師匠のライヴに行って来ました!
(水戸さんに挨拶忘れてしまった・苦。)
正直ねぇ、パンクは大嫌いなんですよ。単調でつまらないから。
でもね。“K.I.T.O with 裏筋”のライヴは心の底から楽しめました☆

“SHOCK ROCKの帝王”と呼ばれたアリス・クーパー。
ボクはアリスの大ファンなんですが、同じアティテュードを感じました。

自分の世界に浸るのもアリですが、身体を張ってオーディエンスにアピールするってのは誰にでも出来ることではないのよね。



現実から逃げたかったボクにはね・・・最高のオアシスでした♪
また年末辺りに観てみたい!
(写真掲載はウギ岡田様の承諾を得ております。)

最高な気分で帰宅したは良いものの・・・。
翌日の夜勤・・・初めて夜勤が怖くなりました。
夜中に物音がする度に悪寒が走るのよ。

今日は折角の休みだったんだけどね。
妻や子供と自然に接することが出来なくてね。
カラに篭ってしまっています。

今日はまとめてブログを更新しました。
更新していない時もアクセスしてくれているお友達。本当にありがとう。
やっぱり余裕は必要だよね。
リフレッシュして明日に備えます♪
コメント (5)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

TRAUMA(後編)

2007年08月07日 12時40分55秒 | 介護のお仕事
そしてやっと朝が来た。
しかし仕事は終わらない。再びKさんを連れて病院へ。
昨夜の精算と消毒。
ここ暫く休みがなかった上、この疲労。
悪いが昼過ぎで逃げるように退社した。

昨夜、我が家の息子&娘は初めてボクの実家に(子供たちだけで)お泊りしていた。
夕方、仕事を終えた妻と合流して実家へと向かった。
これ以上の嬉しい顔はないといった笑顔を浮かべる両親と子供たち。
皆で“がってん食堂・大島屋”に行ったが殆ど喉を通らない。

まぁ皆は美味しそうに食べて飲んでやってたから、まぁ良かったですがね。(写真)
そうそう。母親に腕の裏の傷に付いて聞いてみたのよ。そしたら・・・
『えっ!?知らないねぇ。どうせ酔っ払って怪我したんじゃない?』だって。
・・・いや違う。0024氏の仕業だ・笑!!

実家に戻ってしこたまビールを飲んだ。
しかし何て言うのかなぁ。何も感じなかったのです。
美味しいとか嬉しいとか楽しいとか・・・。

そして翌日。(8月4日)
やっとの休みだが、絶対に断れない仕事が入った。
新しい入居者の実態調査だ。
昼過ぎにスーツを着てホームへ出社。
余りに暑くて吐き気すら感じながらホームへ到着。
10数時間前に起きたことを思い出すと更に気持ちは重くなる。

入居の実態調査は初めての仕事でした。
今回、お邪魔したのは6月まで我がホームで働いていた男性職員のお婆ちゃん。
実態調査は初めてだったので前ホーム長(現SV)が同伴してくれました。

が、しかし・・・。
前夜のことが脈を打つように脳裏に現れてよ。
その時は極めて冷静だったけど、何とも苦い後味に苦しんでいます。
これをトラウマって言うのですかね?

介護の現場と言うのは知りたくない現実を突き付けられる場所でもあります。

余りに疲れていたので現実逃避をしたくなりました。
(つづく。)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

TRAUMA(前編)

2007年08月07日 12時40分08秒 | 介護のお仕事
我が家は38匹の幼虫の殆どが成虫になったので、それなりに死んで行くカブトムシの数も多い。マンションの前の公園の脇が埋葬ポイントになっています。
あぁ。この写真も10日前のものか。日が経つのが早くて困っちゃうね。

月末・月初は案の定休みがなかった訳ですが、職場の皆様の御理解もあり月末処理は問題なく終えることが出来ました。

8月3日。午前0時。
ボクは夜勤だったので、いつも通り巡視を行っていました。
特にお変わりなく。夜は何も無いのが一番だ。

そして0時10分。そう。たったの10分後。
キッチンでアイスコーヒーを作っていると・・・
『ピチャピチャ・・・ピチャピチャ・・・』と音がする。
暗いホールを見るとKさん(お婆さん)がいるではないか。

Kさんは90歳。もう4年近くこのホームに住んでいる。
最近は認知症が酷く、殆ど言葉は理解出来ていない。

大抵、夜中に2~3度トイレに起きてくるのだが、いつもは『キュッ、キュッ!』という靴の音で『あ、Kさんがトイレに起きて来たな。』と分かる。

Kさんの近くに寄って見る。こめかみ辺りから何かが噴出している。
メチャメチャ嫌な予感が・・・慌ててホールの照明を付けると・・・

Kさんの居室からホールまで、まさに血の海であった。

Kさんの真っ白な髪の毛、そしてパジャマも血だらけだった。

ボクは常に冷静だと皆から言われます。実際、この時も冷静でした。
急いで他のフロアの夜勤者に援護を頼み、タオルを押し当て止血。
3分後には救急依頼も済んでいました。
救急隊は到着したものの『認知症』と言うことで複数の病院に断られていました。
認知症の患者さんは、点滴やカテーテルを引き抜いたり、環境が変わると夜通し徘徊などをしてしまうことが大いにしてあるので病院は嫌がるのです。

そんな中、やっと搬送先が決定。
その間ボクは家族に連絡、必要な保険証や現金小口を揃えて準備していました。

そして救急車に乗って病院へ。初めて救急車に乗りました。
病院に着くと医師が『Kさん!どうしたの?何処が痛いですか?』と尋ねる。
おびただしい量の出血をしているにも関わらず、Kさんは意識がしっかりしていて『はぁ?何処も痛くないけれど・・・足が少し痛いです。』と、トンチンカンなことを言っている。転倒して頭をザックリいったことをまるで理解出来ていなかった。

レントゲンとCTを撮り、5針縫う。
その間、ボクは黙々と報告書を下書きし、ケアの改善案を考えていた。
何でこんなに冷静なんだろう。自分でも少し不思議だった。

2時20分。タクシーでホームに帰宅。Kさんは何事も無かったように笑っていた。
女性職員2人はうつろな顔でこう言った。
『戻って来たんですか?!・・・正直、このまま亡くなっちゃうのかと思ってたんだけど・涙。』
それだけ出血の量が凄かったってことなのね。

ボクが留守の間、彼女達が血だらけの居室とホールを綺麗に掃除してくれていた。
しかし、何とも言えない血の臭いが・・・流石にこれは気持ち悪かった。
居室に戻り、Kさんが眠りに就いたのは2時30分。
ボクは記録業務に追われていた。
頭部を強打した後だけに、30分おきに巡視を行い呼吸の確認をしていた。

そして4時の巡視。
あり得ない・・・Kさんは頭に巻かれた包帯とガーゼをむしり取っていた。
この時は流石にキレそうになった。
まだ血が滲んでいる側頭部・・・Kさんは何事もなかったかのように血だらけの包帯を丁寧に畳もうとしている・・・。

以前もあった。
転倒して頭を数針縫ったお婆さんが、縫った傷跡が痒いのを我慢出来ずにボリボリ掻いて再び出血したことが・・・。

病院が認知症の患者を敬遠する気持ちも分かる。
(つづく)
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする