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こんばんは。
今日は夜勤明けで新宿バルト9へ『ハウス・ジャック・ビルト』を観に行きました。
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小さいシアターだったけど平日の昼間なのに結構混んでてびっくり。
そして意外なことに若い女性が多かった。
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監督は『奇跡の海』のラース・フォン・トリアー監督。
『奇跡の海』は愛をテーマにしたものだったが、思えばかなり惨い映画だった。
この『ハウス・ジャック・ビルト』は主人公ジャックが過去に犯した『5つの残忍な出来事(インシデント)』で構成れている。
お客さんも多く途中まではざわざわしていたのだが『第3の出来事(インシデント)』で劇場の空気が凍りついたように感じた。
この手の映画は好きでかなりの作品を観たけれど『第3の出来事(インシデント)』はタブーだと思う。
なんというか『見たくないものを見てしまった。』と言うか…公式上映で100人以上が途中退場したのはきっとこの『第3の出来事(インシデント)』なのではないか。
『第3の出来事(インシデント)』で胸糞悪さが最高潮に来てしまったので、その後は淡々と観れてしまいました。
最後はせっかく拘ったフルメタルジャケット弾を手に入れたのだから実験を完遂すれば良かったのに。
エピローグはカタバシス(下降行)だったのだが、結局人間が知る由もない所にオチを持っていくのは個人的にはスッキリしなかった。
この映画『ハウス・ジャック・ビルト』はどうしても観たい人だけ観れは良い映画だと思うので、お薦めはしません。
でも興味がある人は是非♩
ケセラセラ☆
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