GREAT LOVE KINGDOM

山を楽しむために生きる。

(19)QUEEN/INNUENDO ☆☆☆☆☆

2018年11月09日 12時12分12秒 | 私的名盤

こんにちは。

今日からフレディ―・マーキュリーの伝記映画『ボヘミアン・ラプソディ』が日本公開されますね。

 

ボクがQUEENの曲を初めて聴いたのは17歳だった1989年。

TBSで深夜に放送されていた『PURE ROCK』(1987~1989年)や『MTV Headbangers Ball』(1987年~)でアルバム『MIRACLE』からのシングル曲『I Want It All』のMVを観た時だった。

当時は正に『HR/HM』(ハードロック/ヘヴィーメタル)の全盛期。『PURE ROCK』や『MTV Headbangers Ball』等の『HR/HM』専門番組が存在し、『Motley Crue』や『RATT』と言った、長髪でメイクをした艶やかなバンドが世界中で人気を博していた。

また、この『HR/HM』ブームに乗り、70年代に栄華していたが低迷期を過ごしていたエアロスミスが『パーマネント・ヴァケーション』(1987年)、チープ・トリックが『ラップ・オブ・ラグジュアリー』(1988年)をリリースし奇跡の大復活を遂げた時期でもあった。ちなみに復活のきっかけとなったのは共に『エアロスミス/エンジェル』『チープ・トリック/永遠の愛の炎』とロックバラードであった。

 

そこでQUEENの『I Want It All』。

動きの変な髭を生やした短髪のおっさん。そして今思えば、いかにもHRと言ったQUEENらしくない楽曲。

正直、かっこ悪い印象しかなかった。

そしてこの頃から野口にQUEENの昔の名曲をたくさん教えてもらった。

 

そして1991年。MTVで『INNUENDO』のMVを観てもの凄い衝撃を受けた。あまりに荘厳で美しい曲。そして芸術的なMV。

更なる衝撃は『I’m Going Slightly Mad』…妖しげで美しい曲。そして痩せこけたフレディ―…。

エイズに感染していたことは知っていたが、こんなに痩せて…でもフレディーがとても妖艶で美しく見えた。 

 

死期が迫った人間がこんなにも力強く歌えるのか?いや死期が迫っていたから歌えたのか?

『Don’t Try So Hard』『The Show Must Go On』を聴く度に涙が止まらなかった。

高校からの友達である小島(KAZ)や専門学校からの友達のアンちゃん。そして親友のUNOとQUEENの大ファンの友達がいたこともあり、QUEENのアルバムは殆ど買った。

 

QUEENは名曲、名盤がたくさんある。

けれどボクは迷いなくこの『INNUENDO』が大好きだ。

この『INNUENDO』にはフレディ―最期の情熱と歌声。

そしてブライアン・メイ、ジョン・ディーコン、ロジャー・テイラーの素晴らしい才能が全て詰め込まれていると思う。

 

 

INNUENDO/QUEEN(1991年)

1.Innuendo

2.I’m Going Slightly Mad

3.Headlong

4.Can’t Live With You

5.Don’t Try So Hard

6.Ride The Wild Wind

7.All God’s People

8.These Are The Days Of Our Lives

9.Delilah

10.The Hitman

11.Bijou

12.The Show Must Go On

 

 

ケセラセラ☆


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« MY WAY☆ | トップ | 神ノ牙~転生~(銀岩塩Vol.3)SUCCESS... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿