GREAT LOVE KINGDOM

山を楽しむために生きる。

大寺山・鹿倉山(81)☆

2024年07月07日 12時47分00秒 | 登山
こんにちは。

昨日(7月6日)は4:38に家を出て1ヶ月1週間振りの登山に行きました。

先週と違って奥多摩駅は登山客で大賑わい。

峰谷橋バス停で降ります。
ここで降りたのはボク含めて3名。

8時に登山スタートです。

今回の山行は先週大雨の時に行こうとした山行のリベンジです。奥多摩湖を眺めながら峰谷橋を渡ります。

ボク以外の2名はトンネルの右の道を進んで行きました。

今回も大好きなマイナールート。
今回は7時間ほどでゴールしましたが登山者に会ったのはこの2名のみでした。

トンネルを抜けて少し歩くと浮橋が見えて来た。
2ヶ月前に三頭山を登った時、本来はこの麦山浮橋を渡ってから山に入りたかった。
しかし奥多摩湖の水位が低下すると浮橋は通行止めになってしまうので浮橋を歩けなかった。
ちなみに奥多摩駅から出発するバスの運転手さんがアナウンスで「麦山浮橋は現在通行止めです」と教えてくれるのもありがたい。

奥多摩湖には麦山浮橋(220m)と留浦(とずら)浮橋(212m)の浮橋があります。
浮橋とは奥多摩湖がダム工事の際に水没してしまった道路の代わりに作られたもののようです。

この麦山浮橋を渡るのが念願でした。

現在の浮橋は発泡スチロールやポリエチレンなどが使われていますが昔はドラム缶が使われていました。
奥多摩湖バス停から御前山を歩く登山口へ向かう途中に「ドラム缶橋」が展示されています。

いよいよ浮橋を歩きます。浮橋は多少は揺れるので三脚は一番低くして撮影。

広大な奥多摩湖の水面を歩けるなんてとても不思議で贅沢な時間。

ああ。もう渡り切ってしまった。

階段を登り対岸に着。

対岸からの麦山浮橋。美しい。

少し山道を歩いて

三頭山登山口方面に向かいます。

ここからボクが目指す登山口までは奥多摩周遊道路を延々と歩きます。
ここは走り屋のメッカのようで土曜日ということもありバイク、車の走り屋(殆どバイク)が走りまくっているので緊張感があります。
それと排気ガスと焦げたタイヤの臭いで気持ち悪くなりました。

香蘭橋。三頭山に来た時に渡った。前回とは逆回りで歩いています。

駐車スペースにはたくさんの走り屋さん達がいました。山の楽しみ方は色々あるんだね。

三頭橋を渡って

陣屋に着いた。

陣屋の横から登山道へ入ります。

ボクはYouTubeで予習していたので分かったが表示はないので普通だったら絶対分からないと思う。

陣屋の裏側で荷物を整理します。

初っ端から急登が来ることは分かっていたので最初からトレッキングポールを使います。

今回は大寺山、鹿倉山(ししくらやま)を登って小菅方面に下山します。
最初はこのタイヤの階段を登り山に入ります。
しかし流石、奥多摩。
この日歩いた山行でこれが唯一の階段でした。

あまり登山者のいないマイナールートだけあってあまり整備はされていません。

ロープが張られた箇所もありましたがここだけでした。

YAMAPがあるからなんとか歩けるけど正直どこが道なのか迷う箇所は幾つかあります。

分かるかな?この急登。
久し振りの登山だけどトレーニング目的でもあるから頑張るしかない。

やっと山頂か?

真白な建物が見えて来た。

日本最大の仏舎利塔に到着。

帝都仏舎利塔

まだ歴史は浅いようです。

もうこの時点でかなり疲れ切ってしまって。
小さなベンチにザックを置いて仏舎利塔を探索します。
ちなみにこの山行、山頂にはここ以外にベンチはありません。
そして山頂からの眺望もありません。
調べたところ今年の5月19日にイベントがあったようでそれに向けて修復工事が行われていたよう。
仏舎利塔は四面あります。
これは綺麗に修復された面。

こちらはまだこれから修復されるのでしょうか。

仏舎利塔には

4つの黄金の仏像が

祭られています。

でもなんだろう。スピリチュアルな気は感じられませんでした。

ライオンの後ろ姿。これが1番可愛かった。

もうこの時点で疲れが酷かったので引き返そうかと悩みましたが先を進むことに。

ちなみに大寺山の山頂標識は

とても分かり辛い場所にあるので頑張って探して見てください。

ワイルド過ぎる奥多摩の山道。

途中で見つけた奇妙な木。

樹皮の剥けた内側はなんで黄色?
何本もあったので天然なんだろうけどちょっと毒毒しくて怖い。

そしてまた不思議なものを発見。
ピンクテープとザック。
持ち主はどこに行ってしまったのか?

鹿倉山まで110分。今までだったらあっという間と感じだがこの日はとても長く感じた。

体重が落ちた分、筋力も落ちたのか。
朝からなにも食べてなくて明らかに脳に栄養が回っていないと感じたので行動食を食べた。食欲なくても食べられる行動食は必須。

鹿倉山まで30分。ちなみに山頂標識の柱に茶色い鉄の輪っかで隠された部分があるの分かりますか?ここには手書きで修正された山の名前が書かれていました。

この日の気温は25〜28℃ととても過ごしやすかったけど湿度が70〜80%あったので常に汗だくでしんどかった。
なので自撮り棒は出さずに山頂標識だけ撮影。

この日持って行った水分は
◎ハイドレーションの水2L
◎凍らせたペットボトルの水0.5L
◎凍らせたゼリー0.25×2
の3Lを持って行きました。
結論から言うとほぼ全部消費しました。

やっと開けた場所に!ちょっと癒される。

オオヤマト山

もういよいよピークは見えて来た。

鹿倉山までは穏やかな山道が続きます。

あともう少し。

ひとまずはピークに来られて良かった。

鹿倉山山頂の木を見て怖くなった。

これは熊の仕業?

小菅方面に下山します。

先ほどの熊に引っ掻かれたような木ですが小菅方面に下山する際に見た木の2〜3割はあのような状態でした。
木の皮が裂けている箇所の高さは2〜3mもあるので熊が引っ掻いたとは思えないのできっと違うと思います。

でも熊が生息しているのは確かなので山に行く時は熊鈴などの準備は必須です。

下山途中にやっと素敵な景色が見られました。

無事に下山。

川久保バス停からのバスはしばらくないので

小菅の湯バス停まだ歩きます。
MAPで調べたところ徒歩で29分。
まだバスが来るまで45分あるので楽勝だと思っていた。

今までバスの時間にあわせて山や車道を走ることは多々ありました。
しかし今回は途中から登りの車道が続いて。
下山後に車道を延々と登るのは超キツかった。

バスを乗り過ごしたら2時間待ちなので焦ったがなんとか間に合った。
間に合わなかったら小菅の湯で温泉に入って帰るプランでいたけれど。
やっぱり早く帰りたい気持ちが強い。

ここから奥多摩駅までバスで1時間。
無事に帰路に着きました。

YAMAPがないと山には行けないしこれからもずっと使い続けると思うんだけど。
山行中と山行後のデータが違い過ぎて本当にテンション下がる。
時間と距離はあっているけど累積の登りと下の数値が違い過ぎる。
今まではその誤差100mくらいだったけど今回は300mだよ?
YAMAPを使って登山をしているとやっぱり数値は大切で。
「今日は頑張って1400登ったー!」と思っていたのに残されるデータは「1100m」は酷すぎる。
そこはちゃんと修正して欲しい。

七夕の今日は東京都知事選ですね。
埼玉県民の自分に選挙権がないのが悔しい。

石丸伸二さん当選を願います!

どうかこの世が良くなりますように!


ケセラセラ☆



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