こんばんは。
今日は『介護支援専門員更新研修』3日目でした。
(※この会場は今日で最後)
昨日も書きましたが『急性甲状腺炎』が見事に復活しているのでとにかく体調が悪い。
首の右側の甲状腺は触るだけでも痛いし水を飲み込んでも違和感(やや痛い)あるし。
家帰ったらやっぱり38.5度以上の高熱出てるし。
この研修前には治そうと思っていたのに…本当にボクが馬鹿でした。
そして研修の話。
相変わらずまったりしていましたが前2日よりも学ぶことが多かったので良かった。
会場は『市民会館おおみや』
…ここに来るとしみじみ思い出すことがあります。
よしのさん…。
よしのさんのことは過去に何度か書いていると思いますが、よしのさんとの思い出は大切なので再び書きます。
よしのさんはボクが介護の仕事を始めた時(2004年)の最初の先輩職員のひとりでした。
よしのさんは50代の女性でとにかく明るく優しく、そして聡明で心から尊敬できる人でした。
一度大病をされて退職されたのですがボクがホーム長になった(2007年)1〜2年後に「セクラさんがいるなら」と仕事に復帰してくれました。
よしのさんとの一番の思い出は一緒に『介護支援専門員(ケアマネ)』を受験したこと。
当時ボクは「ホーム長なんてやってたら勉強する時間なんてないでしょ?無理でしょ?」と周りに散々言われました。
しかし一緒に受けるよしのさんは仕事と家事をこなしながら、家ではゆっくり勉強できないからと、ただでさえ遠い通勤を遠回りして電車の中で勉強したり、仕事の前後には駅中のマクドナルドでコーヒーを頼んで数時間勉強していました。
ボクより年齢も上で絶対にボクより時間的に忙しいよしのさんが勉強しているのに「忙しいから勉強する時間がない」なんて言い訳は絶対にしたくなかったので注ぎ込める時間の全てを勉強に注ぎました。
おそらくこれは色々なことにあてはまることで「忙しい」を言い訳にする人は時間があっても努力しない。成功する人は「忙しい」くても時間を作るし努力するから。
これはよしのさんを見て学んだ一番大きなことかも知れません。
一緒に受けた『介護支援専門員』の試験はよしのさんもボクも無事に合格。
合格率が15%くらいの試験なので本当に嬉しかった。
そして『介護支援専門員』を合格して最初の研修。
よしのさんと一緒に『市民会館おおみや』に行きました。
休憩時間になると会場内はごった返し、よしのさんとは階段の手すりを台にして一緒に昼ご飯を食べました。
いつも食後に甘いお菓子をくれたのが本当に昨日のようで…
そして家が同じ方向だったので一緒に帰っていました。
そして2011年3月11日の東日本大震災の直後。
埼玉県も輪番停電(計画停電)が実施されました。
よしのさんはただでさえ家が遠いのに「遅れたらいけない」となんと自転車(ギアなし)で片道2時間半かけて通勤してくれました。
ここまで仕事に真面目で、人に尽くす人はいない。
本当によしのさんは素晴らしい人でした。
それからボクもよしのさんの影響を受けて自転車で通勤するようになりました。
ボクの家はよしのさんの家ほど遠くはなかったけど最初は2時間、慣れてきたら1時間で通勤出来るようになりました。
そして震災の影響も薄らいだ11月が1週間過ぎたその日の早朝。
早番で出勤していたよしのさんはホームで倒れ、目を覚ますことなくこの世から去ってしまいました。
ボクが生きてきた47年の中で一番悔やまれる『死』はよしのさんの死です。
よしのさんは60歳で亡くなってしまったから、今生きていれば68歳。
まだまだ元気にケアマネージャーとして働いていたのかな。
一緒に研修に参加していたのかな。
この3日間、どこかによしのさんがいるような気がして…そう感じるだけでも凄く嬉しかった。
ボクは仕事で関わりのなくなった人達の連絡先は基本的に全て消去しているのですが、よしのさんのケータイの番号だけは残してあります。
もう違う誰かの番号になっているだろうし、もうかけることも、かかってくることもない番号。
だけどよしのさんの番号がスマホに入っているだけで安心します。お守りのようなものですね。
よしのさん。
今、ボクなんかダメな感じですけど、またよしのさんに「頑張ったね!」って言ってもらえるように頑張ります。
よしのさんはずっとボクの心に居てくれる。
本当にありがとうございます♩
ケセラセラ☆
素晴らしい方との出会い、そして一緒に過ごされた日々は、本当に大切な大切な宝物ですね。
よしのさんはきっと、gorussa-megollyさんの事を
いつもそばで見守っていてくれているはずです。
gorussa-megollyさん。いつもありがとうございます。。
人と人との縁や関わりは何より大切なものですね。
これからも人との縁を大切にして生きたいと思います。
とまとさんの写真大好きです。
これからもよろしくお願いします♩