GREAT LOVE KINGDOM

山を楽しむために生きる。

本仁田山・瘤高山・殿上山(48)⭐︎

2023年05月07日 21時21分00秒 | 登山
こんばんは。

5月5日は5:02に家を出て登山に行きました。

GWの晴天だけあって登山者がいっぱい。

今回は奥多摩駅から昨年の夏のリベンジ登山をします。

奥多摩には苦い想い出がある。
昨年の7月29日に滑落して8月9日に熱中症でリタイアした。

今回は熱中症でリタイアした「奥多摩三大急登」のひとつ「本仁田山の大休場尾根」をリベンジしに行きました。

奥多摩駅にはたくさんの登山者がいましたがこのコースは誰もいない。
途中まで独りぼっちでした。

本仁田山に向かいます。
そうそう。登山者の多い山行は嫌なのでさ。
このキツいルートなら登山客も少ないと思い選びました。

5月5日。子供の日。

昔は家族で色々とお祝いしたなぁ…と感慨に耽る。
でもやり切った感はあるので後悔はありません。

集落歩きめっちゃ気持ち良い。

前回来た記憶が曖昧。

違うルートで来たのかな。

立派な石垣。

登山道へ向かいます。

ふと見た家屋にお爺さまがいらした。
東京の山里。
なんとも不思議な景色。
とても尊い時間を過ごさせてもらっていると感じる。

そしてやっと本仁田山の登山道に入ります。
本仁田山まで2.2km。
あっという間だと思うでしょう?

ここから苦行が始まります。

ここから延々と容赦ない急登が続きます。

乳房観音。

せっかくなので立ち寄ってお祈りした。

前回も下山の時に寄っていたようだ。

ひたすら急登を登る。

「奥多摩三大急登」は特に制定されている訳ではないので諸説あるのだが「本仁田山の大休場尾根」は平均勾配が35.5%とダントツで高い。

平均勾配が高いからと言ってキツいという訳でもないようだけどやっぱり登って見てしんどかった。

延々と続く急登。

山頂に着くまでに10〜12人の登山者に抜かれました。(先を譲りました)

殆どが年配の男性で息を切らせながら黙々と登って行かれました。

急登はキツい。好きじゃない。

急登を登りたくて来たのではなくリベンジしたかっただけ。

季節は違えどリベンジは簡単ではなかった。

バカみたいに急登が続くので踵も破れそうに痛く悲鳴をあげている。

でも色々な失敗を経験して足が壊れないように準備が出来るようになった。

でも痛い。

前回は951mでリタイアしたけど1000mを超えた。

感動はない。

まだ200m登らなきゃ行けないから。

やっと山頂が見えて来た。

やっとリベンジ出来た。

山頂でまさかのご褒美。
綺麗な富士山が見えると思ってなかった。

キツい山行を登り切れて達成感はあった。

辛かったけど来て良かった。

ほぼ絶え間なく登って来たということはこれから絶え間なく下ります。

鳩ノ巣駅方面に下山します。

やっぱり穏やかな山行は気持ち良い。

左に行くと悪魔の「大ダワ(鋸尾根)」。
懐かしい。
また登山レベルが上がったら行ってみよう。

景色が気持ち良い。

急登から解放されてホッとした。

瘤高山の山頂標識はスルーしてしまった。

今回の行動食。

無事に下山ルートに戻れて良かった。

ここは前回も歩いたルートなのでちょっと安心。

下山する時のちょっとした安堵感は好き。
家族と親しい人の幸せを祈ります。

やっと下界に着いた。

「おつかれさま」のメッセージが優しい。

久し振りの奥多摩。

しんどかったけど行って良かった。

両親、子供達。そしてUNO君。

毎度、安否確認を含めてLINEを送らせてもらっているんだけど。
毎回、気持ち良く返信してくれてありがとう。心から感謝しています。
今回、山で拾って来たゴミ。
きっとこれらは捨てられたゴミじゃなくて落としてしまったゴミだろうね。
ボクも落としてしまうことがあると思うのでその時は誰か拾ってね。

そんな訳で今回は苦しくも幸せな山旅でした。

毎回履いているCW-Xの5本指靴下。
一緒に山に行ってかなりほころんでしまった。
買い直す前に自分で縫って修理してみよう。

やっぱり人に対してもモノに対しても愛着は大切だから。


ケセラセラ⭐︎


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