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故郷の山、安達太良山
卒業式シーズンに思い出す、ツバサにまつわるお話
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とある日の夕方、若宮公園で遊んでいたら雨が降り出して東屋に駆け込んだ。友達10人ぐらい。小六の初冬の話。
その頃は近所には子供が溢れていて一声かければ10人ぐらいすぐ集まって寒い中缶蹴りをしていた。
東屋に入って暫くしたら誰かが宿題になっている卒業文集の詩が書けないって言い出した。当時、作文など得意だった私は感想文や詩を書くコツを伝授した。
『頭の中を真っ白にして恥ずかしいと思う気持ちを無くしこっぱずかしい言葉を並べる事(°_°)』
何日か経って宿題の詩を提出する期限がきた。先生が厳しかった事もあって普段から宿題を忘れる人は少なかった。詩は期限までに全員が提出した。
翌日、普段は怖い担任がニコニコしてみんなの詩の出来栄えが素晴らしい!と朝の会で言い出した。イヤな予感がした。あの時の10人ぐらいが僕たちはダイヤの原石~(°_°)とか先生方への感謝とか、どうしちゃった?みたいな素晴らしい詩を提出していた。
そんな中でも最高の出来として選ばれたのは同じようにして生み出された私の詩、タイトルは『翼』(^^;;
『僕たちの翼はまだ小さく弱々しいけど羽ばたこう未来へ向かって!』とか(°_°)
続く。
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