9月か10月に幼稚園にはいれるまで、「なんかひま〜」なマメが行くところはないか。
娘と顔を見合わせて
「アレだよ!」
と考えついたのが
そう、くもんです。
マメも「うん、くもん行く!」と張り切っています。
さっそく、娘宅近くのくもん教室をさがして電話します。
電話口の担当者と、話がかみあいません。
「えーと、ですからね、教材を自宅で進めるという一般的なベビーくもんのやり方じゃなくてね」
と、まえのくもん教室のやり方を説明します。
「週2回、30分ずつ、対面マンツーマンで授業を受けるやり方でお願いします」
「あのー、そのようなやり方はうちではやっていないし、どの教室でもやってませんよ」
「えっ、そうなんですか?」
だんだんとわかってきました。
あのやり方はくもんの規定プログラムではなく、先生がまったくの善意でやってくれていたものなのだと。
あのとき(去年の今ごろ)の情景が思い出されます。
雨の日だったなあ。
わたしと娘とマメが教室に入ります。(もちろん事前予約ずみ。)
マメは、最初は場所見知り大泣きだったけど、そのあとは機嫌良くあたりを見まわしていたなあ。
娘はいつものように黙って座っていたなあ。
わたしがこちらの事情を説明し、他県から2時間かけて頻繁に通っていることを話すと、先生の顔に温かい共感の表情が浮かんだなあ。
「おばあちゃま、すごいがんばりですね」
そして言ってくれたのだった。
「家で教材を進めるやり方(2200円)でなく、教室で対面授業(7700円)もできますよ」と。
「えっほんとですか?ぜひぜひ、そのやり方でお願いします!」
あのとき、マメのこともすごくほめてくれたっけ。
「とてもかしこいお子さんです、見ていてわかります」と。
先生の大きな善意を(今さらながら)感じて、ありがたくて胸がいっぱいになりました。
電話口の担当者(先生)は、
「だって、そんなやり方、時給換算にしたらまるでボランティアですよね」
などとせちがらいことを言っています。
でもいろいろ話していくうちに、
「要するに対面での授業をご希望なんですね」
「それならこれはどうでしょう?」
「毎週土曜日10時から、2歳児2〜3人のグループレッスンをやっています」
正直なところあまり魅力は感じなかったけれど、何ごとも経験なので、見学に行ってみることにしました。
(そのようすは次記事にて。)