孫娘は小耳症

孫娘(2021年4月生まれ)は左耳小耳症で両耳難聴です。
頼りない娘を支えつつ孫娘の成長を見守ります。

97歳母の肩にすがって(?)

2024-10-10 09:06:02 | 3歳から

婿さんに復職の意志がないことがはっきりして、

考えなくてはいけないことがたくさん出てきます。

 

まず住むところ。

社宅を出たあと、どうする?

うちに住む?

でも、お互い気を使って疲れそう。

賃貸アパートは、月々の家賃が負担になる。

それならいっそ、中古住宅などを購入する?

資金計画は立ちそう?

 

つぎに、マメの幼稚園。

住むところが決まらないと、幼稚園も決めにくい。

それでも、ぼちぼちと見学をはじめなくてはなりません。

 

再度の引っ越しで、マメはまたしても情緒不安定になるかもしれません。

マメが不憫で愛おしくて、これまでにも増して猫可愛がりしてしまうわたしです。

なので、お別れ時はいつも愁嘆場。

「ばあばとバイバイするのがさびしい...」と泣きじゃくるマメ。

(家族3人、毎週2泊3日で泊まりに来ています。)

 

こんな中、わたしのメンタルも下がり気味。

例の「超優秀なわたしが本気出せば」の呪文も、効力が薄れてきました。

 

つらい、苦しい。

先が見通せない。

いったいマメはどうなるの?

 

数日まえ、こんな苦しさが胸いっぱいに広がる中、母の面会に行きました。

97歳母は認知症です。

2年まえ大腿骨を骨折してからは車椅子生活になりました。

近くの有料老人ホームに入所していて、週一回会いに行っています。

 

わたしのことは奇跡的に「ああ**、よく来てくれたね」などと認識してくれますが、ほかのことは、ほぼすべてのことを忘れてしまっている母です。

でも、元々の明るくほがらかな気質がそのまま保たれているのはうれしい。

 

いつものように、歌を歌ったり、しりとりをしたり。

そのあと、つい、

「お母さん、わたし苦しいの」と訴えてしまいました。

「どうしたの?」と心配そうに訊いてくる母。

言ってもわからないと思いつつ、

「耳の不自由な孫のマメのことなんだけどね...、父親が仕事をやめることになってね...」と話します。

涙がこぼれてきます。

 

「まあ、人生いろんなことがあるけどさ、乗り越えたらまたいいこともあるよ」

と、手を握ってなぐさめてくれる母。

 

...とまあ、心が弱っているわたしです。

 

でも、うつ病とかそんなんじゃない、そこはぜんぜん大丈夫。

というのも...。

 

先日NHKの「あさイチ」に、ゆりあんレトリバーが出演していました。

ネットフリックスのドラマ「極悪女王」に主演して大きな話題だとか。

ピッカーン!

面白そうじゃん。

これは見るっきゃないね。

 

すぐネットフリックスに入会(?)しました。

 

肝心の「極悪女王」は楽しめなかったけど、かわりに「地面師たち」に大ハマリ。

一日で、全7話を見切りました。

 

こういう(何かを楽しむ)気力や好奇心は健在なのです。

今度は、やはりNHKで紹介していた映画「侍タイムスリッパー」を地元映画館に観に行くつもりです。