ここひと月ほど、週の半分近くを我が家で過ごすようになった娘一家。
不安定な日常の中、マメを手元で見守れるのはうれしい反面...。
朝から晩までつづく「ばあば遊ぼう」攻勢には閉口です。
最近のマメ。
お気に入りの遊びは、何と言っても「ごっこ遊び」です。
「お医者さんごっこ」「パン屋さんごっこ」「おまわりさんごっこ」などなど。
わたしは、こういった室内ちまちま遊びが大の苦手です。
かったるい、
やってらんない、
かんべんしてよ、
という思いで仕方なく付き合うのですが、最近、何となく遊びのコツがつかめてきました。
たとえば「お医者さんごっこ」。
アンパンマンを始め、十数個のミニ人形をテーブルの上に整列させます。
「つぎのかたどうぞ〜」と、マメが患者を招じ入れます。
「おなまえは?」
「なんさいですか?」
「きょうはどうしましたか?」
などと質問するマメ。
「めがいたいです」
「ああそれは、ゆーちゅーぶとてれびのみすぎですね」または
「たいようさんをいっぱいみたんですね」
「ちょっとちゅうしゃしますよ」
「いたくないからだいじょうぶ」
「くすりもだします」
「どうぞおだいじに」
マメにとって、人形相手にこういった会話をするのが「ごっこ遊び」の醍醐味のようです。
ふんふんなるほど、そういうことか。
つまり、ばあばの役割は、その「一人芝居」に立ち会うAD(アシスタント・ディレクター)ということらしいです。
ときどき合いの手を入れて、場面進行をうながしたり。
臨機に、患者のママやパパになったり。
救急車の運転手になったり。
「ごっこ遊び」における自分の立ち位置(業務?)がわかったことで、ウンザリ感が大分軽減されました。
マメが喜ぶなら、がんばって相手しようっと。