【7月18日は何の日】
1918年 黒人奴隷解放運動のネルソン・マンデラ生まれる
【前の答】柿の葉寿司
Q1,ボクは奈良、和歌山の他、どこでしょう?
a,京都 b,福井 c,石川 d,富山
→c,
Q2,奈良、和歌山とあと一つの県では、ボクのつくり方が違います。
どう違うのでしょう?
→奈良、和歌山では柿の葉で巻きますが、
石川のものは葉の上に乗せて積み重ね、重しを乗せてつくっています。
Q3,寿司は、いつからつくられていたでしょう?
a,縄文時代 b,飛鳥時代 c,室町時代 d,江戸時代
→a,稲作の伝来とともに伝わりました。最初はなれ寿司です。
Q4,明治から昭和にかけて活躍した文豪が、ボクのことを絶賛しました。
さて、それは誰でしょう?
a,夏目漱石 b,谷崎潤一郎 c,森鴎外 d,島崎藤村
→b,『陰翳礼讃(いんえいらいさん)』という随筆。
先だっても新聞記者が来て何か変った旨い料理の話をしろと云うから、
吉野の山間僻地の人が食べる柿の葉鮨と云うものの製法を語った。
ついでにこゝで披露しておくが、米一升に付酒一合の割りで飯を焚く。
酒は釜が噴いて来た時に入れる。
さて飯がムレたら完全に冷えるまで冷ました後に手に塩をつけて固く握る。
この際手に少しでも水気があってはいけない。
塩ばかりで握るのが秘訣だ。
それから別に鮭のアラマキを薄く切り、
それを飯の上に載せて、その上から柿の葉の表を内側にして包む。
柿の葉も鮭もあらかじめ乾いたふきんで十分に水気を拭き取っておく。
それが出来たら、鮨桶でも飯櫃でもいゝ、
中をカラカラに乾かしておいて、小口から隙間のないように鮨を詰め、
押蓋おしぶたを置いて漬物石ぐらいな重石おもしを載せる。
今夜漬けたら翌朝あたりからたべることが出来、
その日一日が最も美味で、二三日は食べられる。
食べる時にちょっと蓼の葉で酢を振りかけるのである。
吉野へ遊びに行った友人があまり旨いので作り方を教わって来て伝授してくれたのだが、
柿の木とアラマキさえあれば何処でも拵えられる。
水気を絶対になくすることと飯を完全に冷ますことさえ忘れなければいいので、
試しに家で作ってみると、なるほどうまい。
鮭の脂と塩気とがいゝ塩梅に飯に滲み込んで、
鮭は却って生身なまみのように柔かくなっている工合が何とも云えない。
東京の握り鮨とは格別な味で、
私などにはこの方が口に合うので、今年の夏はこればかり食べて暮らした。
それにつけてもこんな塩鮭の食べかたもあったのかと、
物資に乏しい山家の人の発明に感心したが、
そう云ういろいろの郷土の料理を聞いてみると、
現代では都会の人より田舎の人の味覚の方がよっぽど確かで、
或る意味でわれわれの想像も及ばぬ贅沢をしている。
【脳トレの答】お菓子
【今日の話】
奈良時代には豉(くき)と呼ばれていたんだ。
東京医療保健大学の研究によると、薬として使われていたようだよ。
ボクの名前が最初に出てくるのは、平安時代。
11世紀に流行した猿楽を見る右衛門尉(うえもんのじょう)一家の様子から、
時代の特徴や生活様式をを描いた『新猿楽記』に登場するんだ。
『新猿楽記』が大流行。
そこでボクの名前が広まったのさ。
だけど、ここで描かれれたボクは、塩辛ボクなんだ。
塩辛ボクって、煮た大豆を麹で発酵させ、
塩や香料などを加えて乾燥させたものなんですヨ。
現在のボクと比較してみましょう。
塩辛ボクは、①暗黒色②味噌風味③塩辛い
④麹菌を使う⑤糸を引かない⑥乾燥している、など、かなり違いますよね。
ボクは糸引きですからね。
Q1,ボクの日はいつでしょう?
a,5月10日 b,6月10日 c,7月10日 d,8月10日
Q2,「ボクはかき混ぜるほど美味くなる」と言ったのは誰でしょう?
a,北大路魯山人 b,水上勉 c,池波正太郎
Q3,「糸がたくさん出て、かき回すのが硬くなるまでよく練る」のは何回でしょう
a,105回 b,305回 c,505回 d,705回
Q4,「硬く練り上げたら、しょう油を加えてさらに練る」回数はどれくらいでしょう?
a,107回 b,110回 c,117回 d,119回
【今日のひと言】時間の使い方は、人生の使い方
【今日の脳トレ】
1918年 黒人奴隷解放運動のネルソン・マンデラ生まれる
【前の答】柿の葉寿司
Q1,ボクは奈良、和歌山の他、どこでしょう?
a,京都 b,福井 c,石川 d,富山
→c,
Q2,奈良、和歌山とあと一つの県では、ボクのつくり方が違います。
どう違うのでしょう?
→奈良、和歌山では柿の葉で巻きますが、
石川のものは葉の上に乗せて積み重ね、重しを乗せてつくっています。
Q3,寿司は、いつからつくられていたでしょう?
a,縄文時代 b,飛鳥時代 c,室町時代 d,江戸時代
→a,稲作の伝来とともに伝わりました。最初はなれ寿司です。
Q4,明治から昭和にかけて活躍した文豪が、ボクのことを絶賛しました。
さて、それは誰でしょう?
a,夏目漱石 b,谷崎潤一郎 c,森鴎外 d,島崎藤村
→b,『陰翳礼讃(いんえいらいさん)』という随筆。
先だっても新聞記者が来て何か変った旨い料理の話をしろと云うから、
吉野の山間僻地の人が食べる柿の葉鮨と云うものの製法を語った。
ついでにこゝで披露しておくが、米一升に付酒一合の割りで飯を焚く。
酒は釜が噴いて来た時に入れる。
さて飯がムレたら完全に冷えるまで冷ました後に手に塩をつけて固く握る。
この際手に少しでも水気があってはいけない。
塩ばかりで握るのが秘訣だ。
それから別に鮭のアラマキを薄く切り、
それを飯の上に載せて、その上から柿の葉の表を内側にして包む。
柿の葉も鮭もあらかじめ乾いたふきんで十分に水気を拭き取っておく。
それが出来たら、鮨桶でも飯櫃でもいゝ、
中をカラカラに乾かしておいて、小口から隙間のないように鮨を詰め、
押蓋おしぶたを置いて漬物石ぐらいな重石おもしを載せる。
今夜漬けたら翌朝あたりからたべることが出来、
その日一日が最も美味で、二三日は食べられる。
食べる時にちょっと蓼の葉で酢を振りかけるのである。
吉野へ遊びに行った友人があまり旨いので作り方を教わって来て伝授してくれたのだが、
柿の木とアラマキさえあれば何処でも拵えられる。
水気を絶対になくすることと飯を完全に冷ますことさえ忘れなければいいので、
試しに家で作ってみると、なるほどうまい。
鮭の脂と塩気とがいゝ塩梅に飯に滲み込んで、
鮭は却って生身なまみのように柔かくなっている工合が何とも云えない。
東京の握り鮨とは格別な味で、
私などにはこの方が口に合うので、今年の夏はこればかり食べて暮らした。
それにつけてもこんな塩鮭の食べかたもあったのかと、
物資に乏しい山家の人の発明に感心したが、
そう云ういろいろの郷土の料理を聞いてみると、
現代では都会の人より田舎の人の味覚の方がよっぽど確かで、
或る意味でわれわれの想像も及ばぬ贅沢をしている。
【脳トレの答】お菓子
【今日の話】
奈良時代には豉(くき)と呼ばれていたんだ。
東京医療保健大学の研究によると、薬として使われていたようだよ。
ボクの名前が最初に出てくるのは、平安時代。
11世紀に流行した猿楽を見る右衛門尉(うえもんのじょう)一家の様子から、
時代の特徴や生活様式をを描いた『新猿楽記』に登場するんだ。
『新猿楽記』が大流行。
そこでボクの名前が広まったのさ。
だけど、ここで描かれれたボクは、塩辛ボクなんだ。
塩辛ボクって、煮た大豆を麹で発酵させ、
塩や香料などを加えて乾燥させたものなんですヨ。
現在のボクと比較してみましょう。
塩辛ボクは、①暗黒色②味噌風味③塩辛い
④麹菌を使う⑤糸を引かない⑥乾燥している、など、かなり違いますよね。
ボクは糸引きですからね。
Q1,ボクの日はいつでしょう?
a,5月10日 b,6月10日 c,7月10日 d,8月10日
Q2,「ボクはかき混ぜるほど美味くなる」と言ったのは誰でしょう?
a,北大路魯山人 b,水上勉 c,池波正太郎
Q3,「糸がたくさん出て、かき回すのが硬くなるまでよく練る」のは何回でしょう
a,105回 b,305回 c,505回 d,705回
Q4,「硬く練り上げたら、しょう油を加えてさらに練る」回数はどれくらいでしょう?
a,107回 b,110回 c,117回 d,119回
【今日のひと言】時間の使い方は、人生の使い方
【今日の脳トレ】