Sydney Yajima


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未来を見据えて 日本は 今 何をするべきか?

2010-02-20 01:32:33 | オーストラリア株式
オーストラリアは利率を引き上げなければならないと、見られている。
日本から見ればうらやましい環境に見えるオーストラリア経済は、インフレの様相を見せている。
ひとつには、雇用が落ち着いており、給料が上がっていることで、インフレへ圧力を掛けていることになる。
高くても、売れる。
オーストラリアの場合は、産業が、一次産業か、もしくは三次産業の サービス業がほとんどになっており、製造はほとんどない。
この点、物作りの国、ジャパンとは異なる。日本には一次産業はなく、二次と三次産業が中心になっている。

今週はじめの オバマ大統領の演説で、外国からの技術を受け入れ、外国製品を買う そんなアメリカにはしない。というのがあった。
今回のトヨタの一連の騒動を見て、「なるほどな」と感じた。
アメリカは二次産業を強くしたいと考えているのである。
そこで、日本との利益衝突が起きることになるが、当面、矢面になっているのは中国からの輸入品の廉価な、製品なので、台湾海峡に緊張状態を作り出したり、ダライラマを招聘したり、グーグルのハッキング問題に中国軍部が関わっていると発表したりと、矢継ぎ早に、対中国の緊張の高まりを見せている。これも、「なるほどな」と感じる。

アメリカは、あちこちの州が破綻している。州の破綻といっても、それぞれの大きさは日本くらいあるので、言ってみれば 国が破綻しているのと同じで、州といえば、例えば兵庫県ぐらいが破綻したというのとは、違う。

アメリカは、合衆国で、それぞれの州は、国ほどの大きさもあるのだと、もう一度書いておく。これは大事な部分だ。

さて、EUではギリシャが破綻しそうで、ポルトガルとスペイン、それにイタリアが続く。これらは、それぞれがはっきりとした国の破綻になるので、アメリカの例えば、カリフォルニアあたりの破綻に比べて、大変だと思われがちで、大騒ぎになる。だが、実際は、カリフォルニアの破綻のほうが、ギリシャの破綻よりもよほどインパクトは大きいはずである。

アメリカは、根っこから崩れ去ろうとしている。
今のアメリカは、私たちの知っているアメリカでは もうないのである。

世界中が、かつて 信じていた強いアメリカというイメージは、すでに見る影も無くなっている。

19世紀、世界は、イギリス帝国によって支配されていた時期があった。
だが、そのイギリスは、いまや、ヨタヨタして、手すりにつかまり、杖さえなげだして ゼーゼー言っている状態だ。
立ち直る気配さえない。

オーストラリアが、こんな中で、なんとかうまくやっていけているのは、中国からの発注のおかげである。つまり石炭や、鉄鉱石を買ってくれる中国のおかげで、潤っているから、好景気が続いているのである。
たしかに、国内刺激策を行ったり、そのタイミングと大きさが、割とうまくはまったという去年の実績はあったが、結局 住宅バブルをギリギリのところまで押し上げていくという皮肉な結果を生んでしまった。

中国は、今後、どうなるのか?という疑問は当然、湧いてくる。
アメリカが、中国と仲良くするということは、いよいよ難しくなっている。そんな中での普天間問題だ。民主党の鳩山首相は、アメリカのほうが悩んでいることを良く知っていて、まるで、馬鹿にするように「TRUST ME]などという書簡を送ったのだ。中々、たぬきだ。
しかし、日本は油断するべきではないだろう。
具体的に言うならば、中国の富裕層にとって、憧れの場所でもある日本は、多くの移民が増える(現在でも60万人の中国人が日本に住んでいる)ことになり、少子化問題は、移民問題にとってかわるだろう。それは向こう10年の間に起こりうることだ。
さらに、言語の問題、文化の問題、犯罪の増加など、国内で悩ましい問題が次々に起こるだろうが、しかし、不思議なことに経済は良くなるかもしれない。安全で平和な日本は、なくなり、危険で不安定となりながらも、消費に関しては活発になるだろうからである。

アメリカはそういう日本に頼るようになる。これは2020年以降の構図で、日本はいずれシーレーンを日本の自衛隊単独で、防衛しなければならなくなるだろう。

中国が弱体化する2040年までの20年間が、日本の自衛にとっての正念場となる。
だから、未来を見据えて、今何をするべきかは、自明なのだ。


利上げ観測

2010-02-11 16:31:45 | オーストラリア株式
オーストラリアの非雇用率が、5.5%から5.3%へ下がったことで、利上げ観測が始まった。3月2日に現行の3.75%から4%へと上がるかもしれないのだと言う。

4%・・・それでもオーストラリアの平均水準よりは随分と低い。したがって、この可能性はかなり高いだろう。

今から3月2日まで、何があるかによって、流動的に話は変わるだろうけれど、もし現状のままならば、利率は上がるという観測だ。

いずれにせよ、経済にとっては いいニュースだと受け止められている。

為替

2010-02-04 00:22:56 | オーストラリア株式
今年は、為替変動の年になる。
オーストラリア リザーブ バンク が大方のアナリストの観測を覆して金利を据え置いたことは市場関係者にとって、一様に驚きと歓迎で迎えられた。
これにより、オーストラリアの実体経済と乖離している不動産価格の暴落は食い止められたと見られている。

これによってオーストラリア ドルは下がるかと思われたが、意外と堅調な値動きで現在日本円で80円強で推移している。



非雇用率

2009-12-11 16:56:45 | オーストラリア株式
オーストラリアの非雇用率が、わずか0.1%だが、下がった。5.7%と言われているが、これは、対象がフルタイムの雇用人なので、パートタイムなど集計に入っていない数字がある。

しかし、いずれにせよ、オーストラリアの加熱している経済は、良好な数字が続いているとも言える。少なくとも、この国には、世界同時株安のインパクトは、今のところ、最小限で食い止められている。

今後、二番底がアメリカで起こるかもしれないが、それによっては、オーストラリア経済も悪くなる 可能性も、ある。しかし、輸出が伸びており特に、中国向けはいい。

今後、どういう形で中国のバブルが破綻するかどうかで、オーストラリアの経済への影響が出てくる可能性もある。したがって、まずは中国の経済を注目していく必要がある。しかしながら、中国は ずいぶん 見えにくい。

失業率

2009-11-09 16:53:02 | オーストラリア株式
オーストラリアの失業率は現在の5.8%から、来年の6月には6.75%まで騰がるだろうと 経済アナリストたちは言う。これがあたるのかどうかは、分からないが、景気は上向いてきていると、発表し、インフレリスクが高まり、そのために、利率を上げざるを得ないと言う。どのくらいまで騰がるのか?そしてそれがどういうスピードで騰がっていくのか?
この点は分からないけれど、騰がるのは確実のようで、来年の今頃には、5%以上になっているかもしれない。

オーストラリアの景気がいいのは、中国向けに輸出が伸びているからで、それは中国政府の財政出動が効いているからだ。だが中国政府が、すでに緊縮財政に向けて動いており、これからが本番になる。

前にも書いたが、まずアメリカのリーマンショックが、地震の第一波で、それが日本や中国の輸出に来る。これが第二波。第二の波を極力弱くするために、中国は財政出動を行い、それが国内の需要を喚起させ、日本もオーストラリアも中国向けの輸出で恩恵を受けた。第二の波がこれで完全に終わったわけではなく、まだ、次に来るかもしれない、キャピタル クランチが、アメリカからやってきたなら、米ドルの急下落とともに、また、やってくる。アメリカの二番底はかなり深く粘っこいものになるだろうし、V字型にアメリカの経済が戻ることは、難しくなる。(意見の分かれるところだが、私はV字型は、来年にも来るだろうという楽観的な意見には 反対する。) 
アメリカが本気で 経済の回復を願うのならば、強い米ドル資産の維持よりも、国内で生産する力をもう一度考えるべきで、さらに長期的には、アメリカ製品を中国に輸出していくためにも、人件費のカット、そして競争力のために、アメリカドルを弱くさせ、さらには消費を中心としてきた働かないアメリカ人ではなく、中国に負けないくらい労働するアメリカ人を作らないと、生き残れないだろう。
そうすれば、向こう100年ぐらい経てば持ち直すことができるかもしれない。
アメリカ人たちは働かず、ただ太ってきた。オーストラリア人の白人も同じ。働かず、身体を動かさず、ただ、指先だけで指図しながら、金融と土地、債権をころがし儲けてきただけだ。こんなふうにもうけたお金は何時までも身につかない。

その点、第二の波をよけた中国は、この次の波も、うまくかわすかもしれない。

オーストラリアはそのたびに中国への輸出を増やし、ラッキーカントリーだというのだろう。しかし、いつまで?と予想はできない。なぜなら、オーストラリアの中に確実に中国マネーが入り込んできており、様々な鉱物資源、そしてその会社が、乗っ取られつつあるからだ。

中国は先々のビジョンを持って、きちんとしたストラテジーとプランで ゴールを目指す。一党独裁だからできる技だ。

オーストラリアの経済

2009-10-29 02:12:42 | オーストラリア株式
統計によれば、以下のとおりである。

--------------------------------------------------------------------------------

Value Share of total exports Average annual change(a)
                $m  %  %

Japan              32 627 19.4 7.4
China               22 845 13.6 23.9
Korea, Republic of (South)13 071 7.8 5.9
India              10 099 6.0 32.0
United States of America  9 821 5.8 -3.9
New Zealand          9 453 5.6 4.3
Taiwan              6 192 3.7 5.1
United Kingdom         6 160 3.7 3.4
Singapore            4 625 2.7 -1.3
Thailand             4 260 2.5 13.2

31.9 MERCHANDISE EXPORTS, Major countries of destination - 2006-07
1301.0 - Year Book Australia, 2008
Latest ISSUE Released at 11:30 AM (CANBERRA TIME) 2008/02/07より抜粋

日本と中国は、ダントツで、一位、二位をそれぞれ獲得し、真に国の未来を考えるならば、この二つの国をとても大切にするべきなのは、オーストラリアにとっては明らかなのである。
しかし輸入に関しては以下のとおり

31.10 MERCHANDISE IMPORTS, Major countries
of origin - 2006-07

--------------------------------------------------------------------------------

Value Share of total imports Average annual change(a)
$m % %

--------------------------------------------------------------------------------

China            27 138 15.0 19.2
United States of America  24 927 13.8 3.0
Japan             17 409 9.6 2.4
Singapore           10 135 5.6 20.6
Germany            9 274 5.1 6.6
United Kingdom         7 402 4.1 3.5
Thailand             7 210 4.0 20.1
Malaysia             6 625 3.7 11.4
Korea, Republic of (South)  6 010 3.3 4.9
New Zealand           5 605 3.1 3.4

である。なぜか、日本はオーストラリアに輸出している第三位の国になり、アメリカからたくさん輸入していることが分かる。
つまり、オーストラリアにとって日本や中国は売り手の立場であり、アメリカからは、ものを買う立場になっている。
おもしろいのは、ドイツには ほとんど輸出していないにもかかわらず、たくさん輸入していることだ。これは、ヨーロッパの車を買っている証拠になるだろう。

つまり、こういうことだ。
オーストラリアは、アメリカの車や、ヨーロッパの車をたくさん輸入しているということになる。それは、なぜなら、白人が作っているからだ。
そして、日本や中国がお客さんなのは、かれらに鉄鋼などを売っているからである。日本車はたくさん買っているが、ほとんど現地生産をしているから、ここに数字として出ていない部分もある。アメリカもフォードなどが、現地生産をしているので、他には、クライスラーや、GMのエンジン(これは、ホールデンというオーストラリア唯一の車メーカー)が輸入されているからだろう。

この数字を見る限り、オーストラリアにとって、日本人や中国人たちを差別することなど、自分の首を絞めることにしかならないはずである。
例えば、あなたが、文房具を売る店をしていて、その客の半分以上が、学生であったとしたら、その学生たちに、「おまえたちは、汗臭いから出て行け」といったら、どうなるだろうか?店の売り上げは、半減し、おそらく商売は成り立たなくなるだろう。

シンガポールからの輸入が多いのは、ガソリンなどのオイル事業を大々的にしているからで、精製オイルはほとんどシンガポールから輸入しているとみる。

もし、普通の神経で考えれば、これだけのお客さんの数をアジアに頼っている国にとって、日本や中国などにたいして、オーストラリアは足を向けて寝られない立場にある。

ASEANで、もう少し、オーストラリアに対して、ASEANの各首脳が共同でオーストラリアの人種差別を非難してもいいはずだ。なにしろ悪名高いのだから。


さらに来る ダストストーム

2009-09-24 22:36:15 | オーストラリア株式
向こう三ヶ月は、また ダストストームが何度も来るという。
もし こういう状態が毎年続いたら、シドニーは終わる。この世界で有数の美しい街が、ゴーストタウンになり、砂嵐が吹き荒れる様子は、どうだろう?

今週の土曜日に、前回よりは もう少し弱いが、それでもまた、サンダー ストームがやってくるそうだ。

目が痛く、咳が止まらない。




ラッキーカントリー

2009-09-02 23:28:09 | オーストラリア株式
http://www.ft.com/cms/s/0/247f0c52-9768-11de-83c5-00144feabdc0.html
オーストラリアはすでに景気回復しつつあり、今後 利上げが検討されるという。
シドニーの住宅価格は下がるどころか、上がり続けているし、一体、どうしてこの国が こんなに景気が強いのか、よく分からない。


大きな国土に 資源。

ラッキーカントリーと言われる所以だ。

しばらくぶりのラリー

2009-07-27 15:25:32 | オーストラリア株式
日経平均も10000を超えて、久しぶりのいい展開となっている。雇用情勢が良くなったわけではなく、また、特別に何かいい材料が出ているわけでもないので、この傾向が、しっかりした土台に立っていると考えるのは、やや不安要素が多すぎて 早計ではないかと思われる。
いずれにしても、このしばらくぶりのラリーをエンジョイしてほしい。

それにしても、今の時代が悪くなったのは、一体 何が原因だったのだろうか?と考えると、常に二つの要素が螺旋階段のように絡まりあって高い塔を築き上げ、そして崩れたという画像が浮かび上がる。

螺旋階段は、延々と上に伸びていき、そして 根っこからぐらっと崩れた。階段を上っていた人は、高いところにいた人ほど、落ち込みが激しく、低いところを上っていた人は、上から降ってくるものの下敷きになってしまった。

いずれにせよ、この螺旋階段が崩れた後も、また人間は別のところへ同じような螺旋階段を作るはずだ。

ところで、二つの螺旋階段の材料になったものは何だっただろう?

ここはいつも経済のことやファイナンスのことなどを書いているので、きっとあなたの興味のあることは、お金だろう。とすれば、お金持ちになりたいというストレートな欲求がある人が多いと、推測できる。
ならば、その欲求にしたがって、ひとつおまじないのやりかたを教えて進ぜよう。

もし、あなたが 今 東京に住んでいるとしたら、紙を二枚もって、朝早く 明けの明星が輝く時間に、お台場まで出かけてみて欲しい。そして東の空に向かって ヴィーナスに、誓わなければならない。もし、あなたが、東京以外のところならば、どこか近くの海辺でなるべく朝早く、人の少ない時間を選んで 出かけてみて欲しい。
誓いとは、一枚の紙に、「私は大金持ちになる」と書いてそれを、東の天にかざし、そして海に流す。
そうすれば、あなたは、その通りの結果を得られるだろうか?
まず、これだけならば、無理である。なぜなら、あなたは、自分の希望を書いたかもしれないけれど、その希望をその通りに実現するための対価を支払っていないからである。だが、しかし、明確で分かりやすい目標を得て、それを紙に書いたことによって、あなたの意識の底に、ひとつの核ができたのは確かである。だから、この時点では あなたは まず、目標達成までの、半分の力を得たことになる。だが、先ほど述べたように、これだけでは、あなたは まだあなたの目指すお金持ちには なれない。

次に、もう一枚の紙を取り出す。ここには、あなたの対価を書かなければならない。そう、お金持ちになるための、対価である。あなたは、こう書かなければならない。それは、「私はありとあらゆる不安を受け入れる」と。そう、つまりあなたが、これから、お金持ちになるために 多くのリスクを張っていかなければならないのだから、多くの不安要素が一気にその背中に押し寄せてくる。それは借金かもしれないし、会社がうまくいかないことかもしれない。もしかすると、体を壊すことになるかもしれないし、家庭不和や、場合によっては刑務所に入ることになるかもしれない。これらは、すべてあなたの得ようとしているものへの対価である。支払わなければ、あなたは得る事はできない。だから、あなたは、こう紙に書いて、海に同じように流さなければならない。

この二つのことを済ませれば、あとは、あなたの前頭葉の命ずるままに休みなく、絶え間なく、不安にさいなまれながら、階段を作り上げていけばいいのである。それが、二つの螺旋階段となって、あなたの未来像を決定する。


あとは、お金持ちになることと、幸せになれることは、違うと言うことだけ、付け加えておこう。

オーストラリアの市況

2009-07-16 20:42:42 | オーストラリア株式
オーストラリア 市況
(4:30AEST)
オーストラリアの市況は強く、1.79%上げて3987.8で取引を終えた。
電信関連ではTLSが0.58%下げたACCCがTLSの競合相手に対して5年の延長を認可したからだ。

マイニングでは、2.5%上げた。RIOは、4.63%上げて52.4ドル。 ゴールド関連では、SGXが4.6%上げて5.23ドル。第二期で51%の増産を中国で確認した。

銀行関連は、おおむね良好。NABは2.57%上げて 23.95ドル。
アメリカではJP モーガン、 バンク オブ アメリカ シティグループなどの結果が木曜と金曜に出る。興味のあるところだ。

小売もおおむね良好。HVNは2.42%上げて 3.39ドル。FLTは2.08%上げて 8.83ドル。

経済最前線では、RBAが今日、クレジットカードの状況を発表。兵kんでは 3093ドルのバランスとなり、一ヶ月前に比べて18ドル程度上がっただけである。セバスチャン氏は「世界の経済はまだ安定には遠い。財布の紐は固く、非雇用率も上がり続けている。毎回、クレジットカードの状況がハイライトされているが 14年間で比べて今の状況はもっとも緩やかだ。金融の状況は健全だということだ。」

今夜のアメリカは、主なデータはない。先に言ったように、JPモーガン、ハーレーダビッドソン、ノキア グーグル、 IBMなどのレポートが出るだろう。

スティーブン  ダフリアン  CBA マーケット アナリストより抜粋意訳

オーストラリアン マーケット 

2009-07-14 18:35:39 | オーストラリア株式
4:30PM AEST

オーストラリアの株価は随分と上げた。平均では3.23%上げて 3858.8アメリカのゴールドマンサックスが5%以上 上げたことを好感しての動きだ。

NABが4.83%上げて 23ドルになった。

マイニングは、RIOが5.3%あげて49.1ドル。BHPは 4.94%上げて 33.79ドル

SWG デジタル ミュージック楽器がTLSと合意し、ネットワークでの音楽配信をする。TLSが1.19%上げて 3.41ドル。
セバスチャン氏は
1991年のリセッションより 2001年のリセッションに近いと分析する。「消費者の自信は取り戻しつつあり、楽観的なレベルになりつつある」

今夜のアメリカの発表は目白押しで、多くのアメリカ企業の4半期の結果が出る。ジョンソン アンド ジョンソンや、タコベル、ピッツァ ハットや KFCなどだ。

オーストラリアドルは やや強め。0.7867USD

今夜、アメリカは小売のデータを発表するだろう。

スティーブン ダフリアン マーケットアナリスト  CBA

オーストラリア市況

2009-07-13 22:43:02 | オーストラリア株式
オーストラリア市況

(4:30 AEST)

オーストラリアの株価は、低く始まった。全体では1.39%下げて3738で終えた。すべての面で下げてきている。

オーストラリアの第二位のRIOは3.58%下げて46.63ドルになった。中国で拘束された役員の事件が影響している。
BHPは、1.38%下げて32.2ドル。

オーストラリアの第二位の石油会社 WPLは1.75%下げて13.02ドル。

ヴァージン ブルー社(航空会社)はキャピタル ライジングを行うと言うことが正確ではないとの報告から15時25分以降取引停止になった。

ガソリン価格が下げてきている。リッターあたり125.6セントで、この傾向は続く。セバスチャン氏は、「いいニュースだ。ガソリン価格はピークを過ぎたので、向こう数週間は自家用車を持っている人は喜ぶだろう。問題は世界の景気動向で、アメリカのオイル貯蔵率が上がりオイル価格が下がり始めている。」

ローン関連では、5月には2.5%新しいローンを組む人が増えた。4月に6.3%下がっていたこととあわせてセバスチャン氏は「どうやら峠は越したようで、銀行は借り手が増え始めたことを確認している。去年に比べて2.2%下げているが ここ15ヶ月で最高の結果だ。新しいローンは11月の最悪期を脱している。

オーストラリアドルは下げて 78.02ドルUS

ジュリエット サリー  CBA マーケットアナリスト より意訳

オーストラリア市況

2009-07-11 00:16:26 | オーストラリア株式
オーストラリア市況

MARKET CLOSE
(4.30pm AEST)
オーストラリアの株価はやや取り戻した。0.78%上げて 3790.6となった。
だが、取引量は 低い。

基礎金属の価格はやや強くなり、マイニングは上げた。BHPは1.11%上げて 32.65ドル。

エネルギー関連は、STOが0.76上げて13.30ドル。WPLは 0.52%下げて39.9ドル。

主要銀行は、おおむね強く、WBCは動かず。ANZは最悪の昨日のパフォーマンスからややもどした。

主な経済データの発表も今日はなかった。今週は 多くのデータが出た。求人が予想より減っていることが、月曜には論じられた。火曜日にはRBA(オーストラリア連邦準備銀行)が 利率を上げなかったことが発表され、水曜日には、消費者の指数が上昇していると発表された。これに、意外と非雇用率が悪くなっていなかったことが好感された。非雇用率は 0.1%先月に比べて悪くなっただけで、現在5.8%である。

オーストラリアドルは0.7791USD。
市場は1.5ビリオンの株が取引され、全体では2.77ビリオンダラー。



アメリカでは ミシガン大学 のコンフィデンスナンバー(自信度を測る客観的な数字)が発表される。

スティーブン ダフリアン  マーケットアナリスト CBA

オーストラリア市況

2009-07-09 22:18:23 | オーストラリア株式
MARKET CLOSE
(4.30pm AEST)
オーストラリアの株価は 0.12%下げて 3761.04ドルで取引を終えた。
予想よりは、好感された雇用率の悪化の進行度合いのおかげであったろう。おかげと言うのは、鉱物や資源価格が下がっているにもかかわらず、マイニングなどがやや上げている状態をみてのことだ。

BHPは0.47%上げ、RIOは 1.24%下げた。RIOと中国当局との話し合いが混乱しそうだ。中国当局はスパイ容疑といっているが、実際には、RIOに言うことを聞かせるための力業をかけたというところだろう。

エネルギー関連は平均1%上げている。STOは1.77%あげて13,2ドル。WPLはやや落ちて0.22%下げて40.11ドル。

建築関連ではレイトンが西オーストラリアで、500ミリオンの契約を取ったあたりがかわったところ。

主要銀行は全体に弱い。ANZは2.76%落ちた。

セバスチャン氏は5.8%の非雇用率は、先月の5.7%からわずか0.1% あげただけのものであり、好感された数字ということに、「雇用は20,000人以上減ったことになる。だが、せかいの状況から考えると、オーストラリアの雇用は強いと言える。」

他の国々に比べると、オーストラリアの非雇用率はましだ。スペインは、18.7%。アイルランドは11.8% アメリカは9.5% フランスは9.3% カナダは 8.4% ドイツは7.7%である。


しかしセバスチャン氏は表面に出ている数字のほかにも、就業時間をカットされていたりすることがある可能性を指摘する。これは、消費に影響を与えるはずだ。とも。

平均では1.66ビリオンの株が売買され全体では3.57ビリオンダラー

アメリカの週間の離職データが今夜発表される。

スティーブン ダフリアン  CBA マーケットアナリスト より意訳

オーストラリアの市況

2009-07-08 23:34:46 | オーストラリア株式

MARKET CLOSE
(4.30pm AEST)
オーストラリアの市況

今日の株式はやや弱かった。0.05%下げて3766で取引を終えた。主要銀行とマイニング関連の伸びで、やや持ち直した形で終わった。

エネルギー関連は、最悪のパフォーマンスで、弱いオイル価格が響いている。

午前中は落ちていたマイニング関連は、午後になって戻した。BHPは0.34%落として 48.2ドル。RIOは 弱含みだった。中国当局により4人の雇用人が理由不明ながら、留置されると言う事件が起こった。しかし、中国が33%カットの価格での供給を飲み込んだことで、(45%カットを最初は主張していた)運が向いてきたようだ。



主要銀行は、やや強い状態で終わった。ANZは2.52%上げて、16.3ドル。最低0.1%から2%程度どこの銀行も、上げている。

農業生産部門では、ABB が 1.65%下げて8.95ドル。これは、2009年度の利益収支が低くなるという発表の翌日であることが原因だろう。

やや、予想よりは 良い 経済状況の発表がおこなわれた。まずは、消費者指数が7月は9.3%上がり、過去1年半のなかで一番良い状態だ。これは、36年間でも良いほうの数字で、CBAのエコノミスト セバスチャン氏は、「目玉が飛び出るほど驚いた。ガソリンは高く、株価は下がり続け、アメリカの雇用は悪くなる一方で 国内の消費者はより楽観的だということが分かったからだ。19ヶ月で一番高い指数だし、悲観が悲観をよびこむけれど、この楽観的な人々の見方は、同じように伝わっているようだ」

住宅借り入れは16ヶ月ぶりに高く、5月から2.2%も上がっている。ローンを組んで新しい建築をする人は、8%も増え、7ヶ月ぶりの高さだ。セバスチャン氏は「始めて家を買う人は、全体の29%にものぼり、とても高い水準だ。銀行の口座のほとんど92%は 住宅ローン借り入れだ」平均のローン借り入れは、現在266900ドルで、去年より 9.6%騰がっている。

オーストラリアドルは やや弱含みで0.7863USD.
株式は2.13ビリオン株のトレードがあり、総合計4.88ビリオンダラー。

今夜 アメリカは消費クレジットデーターが発表されるだろう。ALCOAの利益のは票は水曜日のベルとともに出るはずだ。


スティーブン ダフリアン マーケットアナリスト CBA