Sydney Yajima


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孫子の兵法

2010-03-24 03:50:48 | 世界情勢
孫子の兵法によると、「他国が自国を攻めないだろうという希望的観測をもつことよりも、自国が他国から攻められることはできないだろうという実測的観測を持つことが肝要だ」とある。

日本は、戦後、「彼によって彼を制する」式で、アメリカ軍の駐留を安保での枠内の合意で、許してきた。これによって、日本が守られてきたのかもしれない。

日本は、随分アメリカから甘やかされてきたという議論がある。

戦後、武力では守ってもらい その上に、技術をもらい、産業を育成させてもらい、その上に、生産物を買ってもらってきた。という議論。

確かにそういう面があるにせよ、別の見方もできる。

基地を日本に持つことは、アメリカの戦略上にとっても、重要な、アメリカにとっての利益であったことがまず 一つ。
技術をもらったし、産業の育成もしてもらったという面は、どうだろう?確かに、戦後の復興で、日本は、助けてもらってきたが、それも持ちつ持たれつ ではなかったか?日本が1980年代以降は、確実にアメリカよりも高いテクノロジーを持ち、それを提供してきたことで、アメリカは潤ってきたし、日本の生産物を買ってきたアメリカの消費者は、他社のものと比べて製品の質がよかったから、買ったのであって、別に日本を助けようとして、買ってあげたというものではない。

という見方だ。

どちらにせよ、日本とアメリカは戦後ずっと助け合ってきたのだし、その点を無視してはいけない。

そこで、普天間問題。

この解決方法・・・スフィンクスの謎を解く方法は、ない。
ただ、どこかが犠牲になり、そして、その犠牲が政治的解決の問題点となることだけである。





クィーンズランドでは強風、パースでは雹

2010-03-24 02:01:39 | 世界情勢
いまや、地球環境は後戻りできなくなった。
いつの時代でも、そうなんだが、人間の欲望が頂点に達するち、神が裁決を下し、文明を滅ぼす。

北極の氷がなくなっても温度上昇は続くので、海水の膨張が始まる。
シドニーでは海岸線が水に浸るといわれていて、政府に保証を求めると住民が言っていいるが、政府の責任論は、固定資産税を払っているから、その見返りに海水を下げてくれと言っても、出来ることとできないことがある。

日本に 地震、台風の恐怖が近づいている。
このどちらの恐怖も、いずれ形となって襲いかかる。
そのときに、あわてても 遅い。

もちろん、政府に何とかしてくれといっても、できることとできないことがあるだろう。