Sydney Yajima


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プーチン

2016-12-19 20:54:18 | 政治
ロシアからプーチンが来て、71年間 何の進展もなかった北方領土が返還されるとは、誰も思っていなかっただろうし、期待もしてはいなかっただろう。
ただ、安倍首相なら、なんとか良い条件を探し出してくれるのではないか?という淡い期待はあったかもしれない。

安倍首相は、新しい関係をロシアと模索している。

日本において

危険が近づいているとすれば、それは 中国の台頭と軍事化、それに本格的な景気の冬がやってきて、日本への風当たりがきつくなることであろう。

ここで、ロシアと中国が手を握り合うということがあっては、困る。と、考えた。
ドナルド トランプだって、同じ考えだろう。
つまり、同じ考えのもと、安倍首相はロシアのプーチンを招待し、そして、共同開発というエサをぶらさげて、中国とロシアが今まで通りの関係を続けるにしても、例えば、中露軍事演習などは、規模を縮小するか、あるいは「天候不順」を理由に中止をするかの流れを作ろうとしている。

ロシアは中国に戦闘機をコピーされたことなどを、根に持っており、信用はしていない。
信用をしていないということは、軍事同盟にとっては致命的な話で、それは、日常的なサラリーマンに強引に例えれば、天丼を注文して、カレーライスが出てくるような店に、もう一度行くかどうか?という話だ。しかも、そのカレーライスに虫が入っているというおまけつきかもしれない。
いずれにせよ、拡散しやすい時代のなかで、中国の経済状況が悪くなってきているということは、もはや、隠せない公然の秘密で、しかも、中国は内需拡大に失敗しているので、今後、高い人件費で人を雇い続けて物を生産していくことを、続けるということが、どれほど大変かを思い知ることになるだろう。

中国の外貨は、みるみるうちに減っており、米ドル資産保有は日本にも抜かれてしまった。

高くなったドルを売ることは、間違いではない。
ここが、中国の言いたいところかもしれないが、しかし、そういう理由で中国がドル売りをしているのだとは、誰も信じないことが問題なのである。

経済が悪くなる時の原因は、周りの人々が、どれだけ自信を持っているかにかかっている。
ネットが今ほど、自由に情報を得られる時代になったならば、中国政府がいかに、GDPやインフレ率を誤魔化したところで、まったく効果は期待できないのである。

こういう、効果の期待できないことを続けることを、世間は「悪あがき」と軽蔑の視線を投げかけるであろう。

まさに、今後の韓国が悪あがきそのものを演じることであり、彼らの反日は決して彼らを豊かには導かないし、慰安婦の銅像は、彼らの胃袋を満たしてはくれないが、それでも、韓国はその、「悪あがき」をおいそれとは辞めないのである。

原因と結果は、対になる。

中国の破たんが、明日にでも起こると言う人がいるが、私はそうは思わない。
中国の破たんは、じわじわと、時間をかけて、来る。
それは、血を流しながら、なすすべのないサバンナのシマウマが、最後の星空を仰ぎながら、とどめを刺してくれるハイエナを待っているかのようだ。
だが、韓国は、違う。
韓国にはサドンデスが、訪れる。
それは2017年の第三四半期あたりには訪れるかもしれない。