社中の方が、
「いただきものですが」とくださったお菓子です。
相撲見物土産ですね。
私も今場所観戦のチャンスを頂いたのですが、
稽古日と重なってしまいました。
もし時間が取れても、今の私の膝の状態では、
升席に座っての観戦はちょっと辛いかもしれませんし、
たくさんのお土産を持って帰ることも困難でしょうから、
諦めもつきましたが。
今場所で、稀勢の里も引退をしてしまいました。
お稽古の時に、皆さんで、引退を惜しみながら頂きました。
このような個人的な楽しみならば、取りやめも問題はないのですが、
責任のある仕事は、簡単には中止できません。
月末に予定されている、小学校での茶道体験授業が、迫ってきました。
私が正座をしてお点前をすることはどうもできそうもありません。
都内の学校までたどり着ければ、口は元気ですので、
お茶についての話は大丈夫です。
最悪は、立礼でのお点前でとも思いましたが、
ありがたいことに、社中の方がお手伝いを引き受けてくださいました。
いつもは、私が盆略点前をしながら、いろいろと説明をするのですが、
お点前はその方にしていただけますし、一番不安な道中も、心強いです。
これで、二人三脚で、無事責任を果たせそうで、ほっとしています。
幸い、歩く時の痛みは少しずつ軽減されてきています。
あとは長い距離を歩けるかという心配が少し残っていますが。
そんな今の状態を依頼を受けた学校に連絡したところ、
「ご無理はしてほしくありませんが、ぜひ先生におねがいしたいです」と。
なんと伺えば、校長先生も膝痛の経験がおありだとか。
私より、10才もお若いのですが。
その時は杖を突いて仕事に通ったということでした。
「杖ね・・そんな道具もあったのね」と、
たしか母の使っていた杖があることを思い出しました。
どうしてもつらい時のお守りに持っていこうかしらと、
納戸から見つけ出したその杖は玄関に立てかけてありますよ。
でも杖を使って歩くのは結構難しいのですね。
上手に使うには練習がいりそうですよ。
お守だけで済みますように。