「松風庵日記」 心はいつもお茶日和  

後半の人生の楽しみ方見つけましょう!

最善を尽くさなくては

2019年01月20日 | お茶三昧

社中の方が、
「いただきものですが」とくださったお菓子です。
相撲見物土産ですね。
私も今場所観戦のチャンスを頂いたのですが、
稽古日と重なってしまいました。

もし時間が取れても、今の私の膝の状態では、
升席に座っての観戦はちょっと辛いかもしれませんし、
たくさんのお土産を持って帰ることも困難でしょうから、
諦めもつきましたが。

今場所で、稀勢の里も引退をしてしまいました。
お稽古の時に、皆さんで、引退を惜しみながら頂きました。

このような個人的な楽しみならば、取りやめも問題はないのですが、
責任のある仕事は、簡単には中止できません。
月末に予定されている、小学校での茶道体験授業が、迫ってきました。
私が正座をしてお点前をすることはどうもできそうもありません。
都内の学校までたどり着ければ、口は元気ですので、
お茶についての話は大丈夫です。
最悪は、立礼でのお点前でとも思いましたが、
ありがたいことに、社中の方がお手伝いを引き受けてくださいました。
いつもは、私が盆略点前をしながら、いろいろと説明をするのですが、
お点前はその方にしていただけますし、一番不安な道中も、心強いです。
これで、二人三脚で、無事責任を果たせそうで、ほっとしています。

幸い、歩く時の痛みは少しずつ軽減されてきています。
あとは長い距離を歩けるかという心配が少し残っていますが。

そんな今の状態を依頼を受けた学校に連絡したところ、
「ご無理はしてほしくありませんが、ぜひ先生におねがいしたいです」と。
なんと伺えば、校長先生も膝痛の経験がおありだとか。
私より、10才もお若いのですが。
その時は杖を突いて仕事に通ったということでした。

「杖ね・・そんな道具もあったのね」と、
たしか母の使っていた杖があることを思い出しました。

どうしてもつらい時のお守りに持っていこうかしらと、
納戸から見つけ出したその杖は玄関に立てかけてありますよ。

でも杖を使って歩くのは結構難しいのですね。
上手に使うには練習がいりそうですよ。
お守だけで済みますように。