ぽかぽか陽気に誘われて、
花の様子を見に近くをドライブ。
毎年眺める桜並木は、まだお花見とはいきませんでした。
でも途中で見つけた菜の花畑。
車窓からの一枚です。
茶人は菜の花を見ると、利休さんが頭に浮かびますね。
お家元の利休忌も間近です。
日曜日には、お花見弁当と、長命寺の桜餅を持参して、
友達が術前のお見舞いに来てくださいました。
もう何年かぶりかの「長命時の桜餅」。
江戸っ子には特別の響きを感じます。
丁度居合わせたお稽古の方と一緒に頂きました。
初めての方は珍しそうに、久しぶりの方は懐かしそうに、
三枚の大きな桜の葉に包まれた桜餅をほおばっていました。
友人も、茶箱点前を楽しんだりして、茶室の中でお花見気分でした。
昨日は、美容院と病院に連れて行ってもらいました。
入院中に楽なようにとカットです。
ちょっとショートすぎたかもしれませんが、
見事にさっぱりと軽くなりました。
かかりつけの病院では、薬をもらってきました。
連休明けまで大丈夫な様にと、多く出してもらえました。
帰りがけの花見ドライブも心が休まりました。
いつも車をだしてくれて助けてくれる友達は、
植物画を描き、自然の移ろいに敏感です。
車窓からでも気が付くたくさんの春を楽しみました。
午後からは恒例の鰻の日。
鰻担当の友達が、「鰻は任せて」
と焼きたての鰻を、近所の鰻やさんから調達してきてくれました。
これで精をつけていよいよ迫った手術に臨みます。
ついでに、
「病院で必要だそうなので、柄の長い靴ベラを買ってきて」
と頼んだら、
「こんなんで良ければ差し上げます。100円で買ったのよ。」
と持ってきてくれました。
どうしてどうして、100円とは思えない立派な物でした。
ここに至るまでの待ちの日々、
たくさんの方に助けていただきました。
本当に御恩は一生忘れません。