「春陽の子」(とらや製)
一月もすでに半ばを過ぎました。
「花びら餅」「干支の羊羹」とお祝いのお菓子に舌鼓を打ち、
嶋台のお茶碗でお点前をし、新年気分を味わいました。
今週は週末に小学校の茶道体験授業に。
今頃なら足もしっかりしているだろうと引き受けましたが、
思いのほか自信が付かず、雪の予想の天候に、
少し不安も感じる事態でしたが、
社中の方二人の応援を得て、何とか無事に役目を果たしてきました。
正座できない私の代わりにお点前をしていただき、
私は説明に専念できました。
人手が多いと、準備や後片付けもはかどりとても助かりました。
始まってしまえば時間は瞬く間に過ぎて、
子供達もお菓子を頂き、茶筅を振ってお茶を飲み合い、
楽しく時間を過ごしてくれたと思います。
昨日は四年生二クラスでした。
「お茶は人と人とが仲良くなるためにあります。」
と説明して、それを心にとめながら過ごす時間にしました。
月曜日にはもう一校、他の学校で体験授業をします。
今度は六年生なので、少し難しいこともわかってくれますから、
「一期一会」の話をすることにしています。
卒業まであと少し、の六年生に、
一時でも友達と仲良く、大切に時間を過ごしてほしいと願います。
これで責任のある行事はひと休みになります。
ほっとしますね。
そろそろ年齢や、体のことを考えると、
ちゃんと無事に役目が果たさなくてはと、
少々プレッシャーも感じるようになりました。
去年、急激な膝の痛みで歩くことができず、
どうしても伺えなくなった前例がありますから。
今の体調だからそう感じるのかもしれません。
暖かくなって、もっと足もしっかりしてきたら、
猪突猛進の自分になっているかも。
それはそれで慎重にならないといけませんね。
今日一日ゆっくりして明日も頑張ってきます。