「松風庵日記」 心はいつもお茶日和  

後半の人生の楽しみ方見つけましょう!

看々臘月尽

2021年12月05日 | 日記

 看々臘月尽(みよみよ ろうげつ つく)
こんな言葉が身に染みる時期になりました。
12月も早五日。
目の手術のためにお休みした稽古の埋め合わせなどもあり、
少し忙しい日程をこなしていました。
そんな中を二年ぶりに都会のランチを楽しんできました。
場所は丸の内。
レストランの窓から眺める東京駅もさすがに堂々としていますね。
付近の黄色く色づいたイチョウもはらはらと、もう都会も晩秋の気配でした。




食事やゆったりした場所でのティータイムの後は、
12月は何処かで素敵なツリーを眺めるのが恒例でしたが、
去年は果たせませんでした。

今年は丸ビルのツリーにお眼に掛かれました。
少しだけ、コロナ前を取り戻したかのような、華やいだ気分に浸れました。

最近は、時々一度もパソコンを開かずに終わる日があります。
さしたる用事がなくとも、あれこれと覗いてみるのが楽しみでもあったのに、
今は必要なことがない限り、キーに触らなくてもいられるのが不思議ですが。
というわけで、ブログの更新も少なくなったかしらね。
楽しみの対象も月日とともに変わってくるのでしょうか。
変わらないのはお茶に対する気持ちだけかな。



先日の稽古で、ある方が、
「コロナ禍でも、お稽古をしていただけるおかげで、
何を着て行こうかしらとあれこれ考えたり、稽古で時間を過ごしたり、
そのことがとても気持ちを浮き立たせてくれます。ありがとうございます。」
とおっしゃっていました。
私が外に出て気分転換できるのと同じように、
お稽古がそんな役目を果たしていることもあるのだと、嬉しく感じました。


年明け早々のコンサートのチケットを手配しました。
ちょっと先の楽しい予定が、何よりの安定剤です。