“酒の肴”は映画とソーセー児と時々柴漬け

今宵の“酒の肴”は...。
鑑賞した映画と双子姉妹&柴犬♀のたわいもない話

『そして父になる』の巻

2013-10-18 | 劇場鑑賞した映画

第66回カンヌ国際映画祭 審査員賞受賞
そして父になる

確か5月26日(現地時間では5月25日)に
ビッグニュースが飛び込んできたんだよねニュースです...
そう。。。カンヌで行われていた世界最大の映画祭
第66回カンヌ国際映画祭において是枝裕和 監督の
『そして父になる』が銅メダルにあたる
審査員賞受賞したとのこと。。。よっ。やったね。
今回の作品は独身イケメン代表ともいえる
ミュージシャンの福山雅治が主演することで
すでに話題になってはいたが なによりも是枝裕和監督の
真骨頂ともいえるテーマで生み出された作品
前評判は上々だし
カンヌ国際映画祭で評価されたこともあって
封切されてから3週間ほど経っているにもかかわらず
劇場の観客席は満席 スゴッ
STORY ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~
野々宮良多と妻・みどりの間には
6歳の一人息子・慶多がおり
家族は幸せな日々を過ごしていたが
ある日 慶多を出産した病院からの電話で
6歳になる息子が出生時に取り違えられた他人の子だと判明。
取り違えられたもう一組の家族の斎木夫妻との面会して
双方の家族はショックを受けるが
「どうせなら子供のためにも早いほうがいい。」という
病院側の提案を受け入れるかたちで
互いの子供を“交換”することになるのだが・・・
~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~
6年間愛して育ててきた他人の息子か
血がつながった実の息子か。。。
このまま愛している他人の子どもを育てていくべきか
交換して血のつながった実の息子を育てるのか。。。
なんて... なんて重いテーマなのぉ
想像するだけでも苦しいッ

是枝裕和監督が撮った『誰も知らない』は
ワタシの中では衝撃的印象深い作品のひとつ
ラストシーンは結構好きなんだよね。。。
そんな『誰も知らない』を彷彿とさせる今回の作品
ワタシは個人的に『誰も知らない』の方が好きかな

でも。。。でも。。。
福山雅治の父親役も新鮮で良かったし
同じくリリー・フランキーの演じた父親役も良かった
共に 独身なんだけれど...ネッ不思議な感じね
ワタシの好きな女優である尾野真千子真木よう子
悩める母親役を熱演
あと子役の二宮慶多クンと黄升クンもノビノビキラキラ
この子役の素晴らしさは監督の撮影手法の賜物
ドキュメンタリー番組を数多く手がけているためか
リアルな間合いというものが絶・妙デス

さて 父性ってどんなんだろうねぇ
メスのワタシには理解できないところもあるのかな
なんだかチョッピリやきもちをやいているワタシ
6歳児双子姉妹のイッコ&ニコ
思いっきりムギュ~~~ゥゥゥ
抱きしめたくなったよぉwww
イッコ&ニコ。。。大好きッ  ウルウル
 ★★★★☆<星 4.0ツ>


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