“酒の肴”は映画とソーセー児と時々柴漬け

今宵の“酒の肴”は...。
鑑賞した映画と双子姉妹&柴犬♀のたわいもない話

『関ヶ原』の巻

2017-09-12 | 劇場鑑賞した映画

司馬遼太郎の名作小説を原田眞人監督が映画化
関ヶ原

9月9日 福井県営陸上競技場(福井市)で行われた
日本学生対校選手権(インカレ)男子100メートル決勝。
桐生祥秀選手(21歳/東洋大)が9秒98をマーク
伊東浩司 選手の日本記録を19年ぶりに更新て
日本勢で初めて10秒の壁を破ったキラ×2
号外 が出るほどのBIG NEWS !!
陸上競技をしていたワケではないけれど
幾度となく流れる日本新記録レースを
我が家のテレビを通して見ては
トリハダ状態を楽しんでいるワタクシスゴイよねぇ
9秒台だもんねぇ。スゴイッ!

そんな驚愕の嬉しいニュースが飛び出すなか
ずぅ~ と気になっていた映画を観賞して来たよ。
なかなか時間が調整つかず ようやく先日 観賞できた。

   
幼くして豊臣秀吉に才能をかわれ 秀吉に取りたてられた石田三成。
秀吉に忠誠を誓いながらも 正義ではなく利害で天下を治める秀吉の姿勢に
疑問も抱いていた。そんな三成の下には 猛将として名高い島左近や
伊賀の忍びの初芽らが仕えるようになるが
秀吉の体調が思わしくないなか 天下取りの野望を抱く徳川家康は
言葉巧みに武将たちを自陣に引き込んでいく。1598年8月 秀吉が逝去。
1600年9月15日 毛利輝元を総大将に立てた三成の西軍と
家康率いる東軍が関ヶ原で天下分け目の決戦に挑むこととなる・・・。
 ・
 
司馬遼太郎の名作小説を 『日本のいちばん長い日』などの
原田眞人監督がメガホンをとり映画化
豊臣秀吉亡き後の天下をめぐり
徳川家康を総大将とする東軍
石田三成率いる西軍が激突した
“関ヶ原の戦い”描いている。
新たな人物像の石田三成を岡田准クンが
策略を駆使し三成を追い詰めていく家康を役所広司サン
三成への恋心を胸に彼を支え続ける忍びを有村架純チャンが演じている。
個人的には 意外なキャスト



岡田クンはあまり描かれていなかった石田三成を演じているのだが
近年 岡田クンが演じている「石田三成」こそ
本当の「石田三成」の人間像ではなかったのだろうか...とも言われていて
正直 ワタクシも 「石田三成」という人物の見方が
最近 かなり変わっているんだよねぇ
不器用で真面目。そして人情に熱い...。
文武両道で意外にアクティブ...。
そんな人間味溢れる「石田三成」が 丁寧に描かれていて
なんとなく 嬉しかったなぁ
「石田三成」のを貫いた生き様を軸に
“関ヶ原の戦い”を真っ向から描き出しているあたり
さすがは コダワリ職人 原田眞人監督

149分
。比較的長い上映時間だけれど
全く その長さを感じないほど夢中で観賞。
ただ・・・。 ただ・・・。
セリフが聞き取り辛い
‘リアル’追求のために 方言満載
あえて難しい解釈でのセリフの応酬
会話のテンポも速く 自身の脳が追いつかないやぁヤバッ
多少 置いてきぼりをくらった感じ。
正直 作品のセリフについては 半分程の理解力かも

それでも夢中になって観賞できたのは
天下分け目の“関ヶ原の戦い”が描かれていたから。
それは単なる武力による戦(いくさ)ではなく
人間たちによる戦(いくさ)であることがクローズアップされ
 関わる人間像を含め 丁寧に描かれたいたからこそ
原作にはないキャラクターも登場していたので
なんとなくガッカリする自分自身を想像していたが
非常に上手く取り入れられていて
ワタクシ的には素晴らしい効果だなぁ...と感心



やはり...。やはり ワタクシ的には
「石田三成」という御人の人物像は
この作品の中にあると思うのだよ
そう。。。信じることにしよう
 ★★★☆☆ < 星3.5ツ>


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