『そして父になる』の福山雅治と是枝裕和監督 再タッグ作品
三度目の殺人
今日はお天気良好
だけれども 双子姉妹イッコ&ニコが
何かと行事が多い時期でもあり結構多忙ですよ。
ワタクシ 只今 自・宅・待・機・中デス
こんなに天気が良いから 洗濯?
それとも そろそろ衣服も秋冬物に衣替え?
仕方がないので これからクローゼットの中身を
入れ替えることにしようかなぁショウガナイなぁ
先日 お母上と映画を観る機会があったので
おくればせながら 情報をアップ
STORY ・ ~ ・ ~ ・ ~ ・ ~ ・ ~ ・ ~ ・ ~ ・ ~ ・ ~ ・ ~ ・ ~ ・ ~ ・
勝つことを第一目標に掲げる弁護士・重盛は
殺人の前科がある男・三隅の弁護を渋々引き受ける。
クビになった工場の社長を殺害して死体に火をつけた容疑で
起訴されている三隅は犯行を自供しており
ほぼ死刑が確定しているような裁判だった。
しかし三隅の動機はいまいち釈然とせず
重盛は面会を重ねるたびに 重盛の考えは変化していく。
三隅の犯行動機への疑念を一つ一つひもとく重盛だったが・・・。
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第66回カンヌ国際映画祭審査員賞受賞作『そして父になる』の
福山雅治サンと是枝裕和監督が再び組んだ法廷サスペンス
監督のオリジナル脚本で描いた法廷心理ドラマで
是枝監督作には初参加となる
技巧派俳優 役所広司サンが殺人犯・三隅役で
『海街diary』の広瀬すずチャンが
物語の鍵を握る被害者の娘役を演じている。
もちろん 主演の福山雅治サンは弁護士・重森は演じているよ。
正直___。出演者に関して言えば
最近 あちらこちらで よく拝見する方ばかりなので
驚きや新鮮さがなくて... 妙な期待感も薄い状態
しかし ワタクシはこの作品を どうしても観たかった
是枝裕和監督の作品が結構 好きなんだよね
近年は 家族をテーマにしたホームドラマ的な作品が多かった中
今回の作品は その様相をガラッ と変えて 法廷心理ドラマ。
殺人事件という血なま臭いシーンもあるのだ。
惨殺シーンから物語がスタートするあたり
今までの是枝作品とは 何かが違う!...と。
だから ‘観たいッ!’って 思っていたのだ
先ほども チョット触れたけれど
出演者の皆さんには見飽きた感が多少あって
新鮮味がなくて 驚きがあまりナイ感じなのだが
観賞後は チョット 違う印象を持ったワタクシ。
ドキュメンタリー出身の是枝監督作が
何故に あえて 見飽きた感を抱くほどの
技巧派俳優 役所広司サンと仕事をしたのかを...。
本作は 是枝監督にとっても おそらく挑戦的な作品で
その中でも殺人犯の男・三隅は 是枝作品には
かつて居なかった特異的なキャラクターだったのでは
それ故に 説得力欲しさで どのような役でもこなしてしまう
技巧派役者の役所広司サンが必要だったんでしょうなぁフムフム
福山サン演じる弁護士と非常に良い感じに相まって 良かったデス
本作は役所広司サンが居たからこそ...って 思えたよっ
劇中では判決が出ているにも関わらず
観賞後も なんとなくモヤッ とした感じが残り
同時に“怖い”って...妙な冷気を感じたのだ。
もちろん“殺人”という行為に対して感じたのものでもあるが
それよりも“事実”ってナニ?
人を裁くのが人であるという現状において
当たり前だっ事が虚像なのかも...って
ガラにもなく そんな深いところまで堕ちたワタクシ
“人”が“人”をのみ込んでいく様が
リアルに感じて ホントに“怖い”って 思った。
あっ 余談だけれども 本作に出演している斉藤由貴サン。
個人的には すごく良かったと思う
あの大きな目。。。この作品では本当に活きていた
存在感のある貴重な女優さん。
だから ここのところ騒がれている
一連のスキャンダルで出演自粛などせずに
良い作品にドンドン出てほしいなぁ。。。と思ってま~す
★★★☆☆ <★ 星3.5ツ>