“酒の肴”は映画とソーセー児と時々柴漬け

今宵の“酒の肴”は...。
鑑賞した映画と双子姉妹&柴犬♀のたわいもない話

『護られなかった者たちへ』の巻

2021-10-16 | 劇場鑑賞した映画

そして、<10年目の殺人>は起きた___
護られなかった者たちへ

ダマされた。みたいデス
その件で ここのところ
ずぅーと 凹んでいた。
ワタクシを誘ってくれた人も
結局 ダマされた被害者なので。
良かれと思って誘ってくれたのだし。
ワタクシは被害者の皆さんに比べれば
大した痛手にはならなかったけれども
誘ってくれた方が色んな意味で
ショックが大きかったようで。
個人的には怒り...よりも
不安の方が大きいかなぁ
になってしまって...。
ここ数週間にわたって
色々な問題に直面したせいで
心が 疲れていて
ヤサグレた日々を過ごしてしまった。
本日みたいな晴天
何故だか 心が痛ム

          

先週の事。お母上と一緒に映画館へ。
中山七里の小説を原作にした
ミステリードラマ作品を鑑賞。
『護られなかった者たちへ

 Y   ・  ・  ・ ~ ・  ・ 
東日本大震災から9年。
宮城県の都市部で
全身を縛られたまま
放置され餓死させられる
という凄惨な連続殺人事件が発生した。
容疑者として捜査線上に浮かんだのは
知人を助けるために
放火と傷害事件を起こし
刑期を終えて出所したばかりの男。
被害者らからある共通項を
見つけ出した刑事は
それをもとに男を追い詰めていくが...。
  ・ ~ ・  ・  ・  ・  ・  ・ 

中山七里の同名ミステリー小説
瀬々敬久監督が映画化
主演は『8年越しの花嫁 奇跡の実話』で
タッグを組んだ佐藤健クン。
阿部寛サン、朝ドラ女優の清原果耶チャン、
林遣都クン、永山瑛太クン、倍賞美津子サン、
吉岡秀隆サンなどが脇を固める。


連続殺人事件の容疑者となった青年と
彼を追う刑事の姿から
日本社会が抱える格差の実態を
浮き彫りにする社会派
ヒューマンストーリーでもある。


そもそも原作がすばらしい
映像化する側もすごく丁寧に
描いているのがわかる作品だったよ。
また役者さんもお見事
重厚感が増した感じ。
重いテーマだから
鑑賞する側も覚悟がいったかも
殺人を犯すのだから
悪人ではあるんだけれども
“悪人”とは言い切れない。
不条理と理不尽と...。
痛い!って 叫ぶことすら
できない人々と
分かっていながら譲れない人々の
葛藤がドーン
突きつけられるのだ。

映画作品を観てからでは
遅いかもしれないけれども
原作を読みたくなったよっ。
・・・だしネ

でも 今のワタクシには
チョットばかり
重すぎた作品だったかなぁ。
心の凹み具合が増したみたい...。
 ★★★★☆ < 星4.0ツ>


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