ぐらのにっき

主に趣味のことを好き勝手に書き綴っています。「指輪物語」とトールキンの著作に関してはネタバレの配慮を一切していません。

本田美奈子さんが・・・

2005年11月06日 | ミュージカル・演劇
さっきニュースを見ていてびっくりしました。本田美奈子さんが今朝亡くなったんだそうです。
急性骨髄性白血病になってレミゼを降板した時もびっくりしましたが、治療すれば治る病気だ、と聞いてちょっとホッとしていたのに・・・
7月には退院していたそうですが、9月になって体調を崩して再入院していたのだそうです。
本田美奈子さんのエポニーヌ大好きでした。ファンティーヌも見られるのを楽しみにしていたのに・・・
でも一番無念なのはご本人でしょうね・・・
何と言ったらいいのかわかりませんが、今はただただご冥福をお祈りします、としか言えません・・・
テレビに、ミス・サイゴンの時の映像が流れていて、ついでにほのかさんも映っていました。ちょっと嬉しかったけど、いつものように素直にはしゃげない気分でした。
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スウィング・ガールズ

2005年11月06日 | 映画
公開中も観に行こうかと迷って結局行かなかったのですが、昨日ようやくテレビでみました。
感想としては、まあ「ウォーターボーイズ」ほどは面白くなかったなかと(汗)
せっぱつまった状況での「やらねば」的な設定でもなかったし・・・まあ、「やらねば」よりも「やりたい」という前向きな気持ちだったのは良かったのかもしれませんが、あんまりドラマはなかったかなあ。
でもそこそこ楽しくみられました。上野樹里かわいいし。イノシシのあたりはちょっと笑ってしまいました。
しかし、楽器経験者としては、あんなにすぐに吹けるようにならんよ~、とツッこみたい・・・(汗)
本人たちは本当に特訓して吹けるようになったそうなんで、まあ不可能ではないと思いますが、1週間でかなりちゃんと音出せるようになってたもんなあ。
プロについて特訓したならともかく、自分の練習だけであれだけ音出るようになるとは思えないんですが。
トランペットなんか、今までの部活・サークル生活で、あんなに綺麗な音出してた人見たことないんですが・・・(汗)サッカーとか野球の応援で吹いてる人より上手くないか?
合わせて吹くところ、最初はバラバラにして吹いていて下手っぽいですが、音ちゃんと出てるし(笑)
後拍で取ればジャズ、というのがわかっただけでいきなりあわせられるようになるのも謎だし、だいたい譜面読めなかったはずなのにいつの間にか読んでるし。
とまあそのあたりのリアリティにはツッ込みたいところですが、楽しそうに演奏する様を見事に映像に捉えていたのは良かったと思います。
ウォーターボーイズもそうでしたが、最後は丸まる2曲そのまま演奏しているところを映していて、それでいて楽しめるんですから、すばらしいと思いました。
演奏も、本人たちが本当にやってるだけあって、明らかに素人とわかる演奏でありながらも、ノリノリで楽しそうで、良かったです。あれ見てると、自分もやりたくなりますよね。
吹奏楽部の顧問の先生の「ジャズもいいもんだね」というのにちょっと共感しました。
あと、演奏会で皆手拍子頭打ちなのに、一人だけ後拍で叩いていた吹奏楽部の部長さんに感動(笑)
ジャズに限らず、ロックでもポップスでも、基本は後拍打ちなんですよね~。なのに手拍子というとすぐ頭打ちになるのが気に入らなかった私。よく反抗して一人で後打ちしてたりしました(笑)
あれを見て、手拍子は後拍で、というのが浸透したらいいなあと思ったのですが・・・無理かな(笑)
コメント (2)
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宇宙の果てのレストラン(ネタバレ)

2005年11月06日 | 読書

「銀河ヒッチハイクガイド」に引き続き読みました。読みやすくてさらっと読めましたね。
全体的な感想としては、やはり「銀河ヒッチハイクガイド」同様、映画ほど「最高!」というわけにはいきませんでした。
映画を観た時には、「訳がわからない」「どこが面白いのかわからない」という感想を読むと、「えー、あれが面白いのに」なんて思いましたが、小説を読んで、映画でそう思った人たちの気持ちがちょっとわかったような気がしました(汗)
いや、個別に面白いエピソードはたくさんあって、楽しめはしたのですが、なんか「えっ、これで終わり?」みたいな後味の悪さがあるというか・・・ある意味「文学だなあ」と思いました(?)
このシリーズ全体に言えると思うのですが、非常に皮肉で風刺に満ちているのですが、映画では笑わせるために皮肉っている、と思えたのですが、小説を読むとむしろ真面目な???風刺小説かな、と思わせたりして・・・
要するに、映画よりもブラック度が高いんでしょうね、多分。
ディナー用の牛が自分の肉の宣伝をした後ピストル自殺したり(でもステーキ4枚に牛一頭は多すぎじゃないか・・・(汗))、マーヴィンが太陽に突っ込む宇宙船に取り残されてしまったり(えええ~!! と思いましたが、続編で実は生きてたりしないかしら・・・?←願望(汗))、クジラの墜落すらかわいそうだった私としてはちょっと素直には笑えないかなー、というところはありました(汗)
ラストもなんだか後味悪かったし・・・。続編が気になってしまうのですが、邦訳はもうないんですよね。昔新潮社で3巻までは出ていたらしいのですが。ユーズドで探すかなあ。
でもまあ、個別のエピソードでは結構笑えるのもありました。レストラン内での出来事は、牛の自殺も含めて(汗)珠玉のエピソードというか。ちょっと映画でも見たいなあと思ってしまいました。
宇宙の終わりに現れる預言者が一瞬だけ現れるとか(笑)マーヴィンが何億年も待っていたというのもおかしかったし。
地球の人類の祖先が、役立たずの移住者の子孫、というのも皮肉が利いてて面白かったです。またその役立たずの人種というのが、サービス業とか営業とか、の職種の人たち、だというのが面白かったですね(笑)
一番面白かったのは、アーサーが無意識に刻まれているらしい「42」に対する問いを導き出そうと文字ブロックを無作為に取り出したら、「6×9は」という文章になったというところでしたね(笑)ここはちょっと声出して笑ってしまいました。
でも6×9は54だと思うんですが・・・?(汗)間違ってるのもギャグなんでしょうか?
訳者あとがきによると、原作者のダグラス・アダムズは、小説を書くにあたって、元のラジオドラマをかなり構成しなおしているのだそうです。そのために完成度はラジオドラマよりも高いとか。
映画もダグラス・アダムズ自身によって再構成されて、オリジナルのエピソードも加わっているので、作者自身による改訂版と言ってもいいのではないかと思います。まあ、映画向けにしている部分もあると思いますが・・・
そういう意味では、この続編もダグラス・アダムズ自身の脚本で映画で見たかったなあと思います。もう実現できないのが残念なことですが・・・
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「指輪物語」読了4周年

2005年11月06日 | 指輪物語&トールキン
今日は原作読了4周年、ということになってます。私の記録では(汗)
本当は4周年までに5回目を読み終わっておきたかったのですが、全然ダメでした(笑)年内には読み終われるといいのですが。
3年というとそんなでもないですが、4年というと結構経つなあと思いますね・・・
4年前は、映画になるなんて全く知らず、ただただ面白くて読み進んでいたのですよね。
そして、4年前の今頃は、フロドの旅立ちというショッキングなラストに衝撃を受けて、数日はショックで胸が痛む日々を過ごしていた、と思います。残念ながら当時は日記をつけていなかったのではっきりと覚えていないのですが・・・
そう言えば、原作を読まずに映画のRotKを見た人の感想で、ラストがショックだった、というのはほとんど聞いたことがないような気がします。映画ではそのあたりが曖昧になっていたというか、分かりづらかったのでしょうか。
それでも、ちゃんと灰色港やってくれただけ良かったと思っていますが。
3年前はというと、ちょうどサイトを立ち上げて、FotRのサントラ考察を必死に書いていたようです(笑)まだSEEも出ていなくて、映画に対する期待度も非常に高かった、懐かしい時期ですね(笑)
この頃には2回目を読み終わっていて、3回目を読み始めていたようですが、まだ映画と原作のイメージが結構はっきり分離できていたようです。TTT以降の映像を見ていなかったからかもしれません。
2年前も、TTTを見てやや映画に対する不信感が出てきたものの、TTT SEEにはかなり期待していたようです。
そして、LotR Symphonyの情報が出てきたのもちょうど2年前くらいだったのですよね。当時は2年経ってもまだコンサートが続いているなんて思いもしなかったものですが。
この頃には3回目も読み終わっていて、詩も含めてかなりじっくり読めるようになっていたと思います。
1年前になると、RotKを見てしまってかなり映画に対する不信感もつのり(汗)でもSEEに一縷の望みをかけていたころでした。エオウィンとファラミアのシーンに期待するようなことを書いてある日記を読むと苦笑してしまいます(汗)
このころには4回目の原作読書も終わって、映画を観た後に原作を読むと色々と感じるなあ、なんて思いながら読んだのでした。それまでの中で一番深く読めた、と思ったかもしれません。
そして今、映画が全て終わってから5回目を読んでいますが、なんだかようやく映画の呪縛から離れて原作を純粋に楽しめるようになって来たような気がしています。
いや、日記を見るとかなり愚痴ってはいますが(笑)
ラジオドラマを聴いた影響もあるかもしれません。映画とは違う、原作に近いながらも原作ともまた違う解釈のドラマを聴いたことが、映画の印象をかなり払拭してくれたような気もします。
多分、次ににまた読む時は、もっと純粋に原作を楽しめると思います。
できることなら、初めて読んだ時の純粋な感想に立ち戻りたいと思ったりもしますが・・・
それでも、映画があったからこそ、逆に原作の理解が深まったところは間違いなくありますし、何よりも、映画がなかったらこんなに何度も原作を読み返すこともなかったかもしれないんですよね。
映画になることすら知らなかった4年前には想像もつかなかったような事態になってるなあとは思いますが(笑)この4年間の色々をこめて、これからもまた新しいことが発見できるような原作読書ができたらなあと思っています。
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