ぐらのにっき

主に趣味のことを好き勝手に書き綴っています。「指輪物語」とトールキンの著作に関してはネタバレの配慮を一切していません。

映画のツッコミどころ再発見

2005年11月28日 | 指輪物語&トールキン
さて、パルテノン多摩で見ていた時に気付いた映画のツッコミどころについての話です。
前々からなんとなく気にはなっていたのですが、今回改めてとても気になってしまったことがひとつ。
アイゼンガルドが掘り返される(汗)前、ガンダルフが到着した時に、道の両脇の芝生のところに、杭にチェーンが渡されたようなものがあるんですよね。車庫とか駐車場の前にチェーンを張ってるような感じの。
あれ、何のためにあるんだろうなあ、と気になってしまったのでした。
いや、多分、「芝生に入らないように」だと思うんですが・・・誰が芝生に入らないようにしてるんだろう(笑)
動物とかだったら、あんなチェーンは無視して入っていくだろうし。やっぱり知的生物対象にあるんですよねえ。
アイゼンガルドの庭は、通りがかりの人がお散歩するようなところなんでしょうか・・・(笑)
それとも、最近雇い入れた?オークたちが入らないように? でもすぐに芝生なんか堀っくり返してしまうんだから、そんな美観を気にするとも思えないんですが。
考えてみたら、あの広大なアイゼンガルドの庭の面倒は誰が見ていたのでしょう。
実はお抱え庭師とかいたんじゃないですかね。その庭師たちが、誰も来ないにもかかわらず、丹精込めた芝生に誰も入らないように立てたチェーンなのかも・・・?(笑)

もう一つは、先日の早稲田松竹で初めて気がついた、レンバスの屑問題を確認しました。
確かに、ゴラムがサムにレンバスのかけらをかけた時、大部分は毛布にかかっていて、マントにはほとんどかかっていません
あれでは、毛布を払ったらレンバスのかけらはほぼ跡形もなく落ちてしまったことでしょう。
そして事実、サムが立ち上がった後、サムのマントにはなんにもついていません。
ところが、あら不思議。ゴラムが「レンバスのかけらが」と言うと、次の瞬間にはかなり大きなレンバスの屑がサムの肩に出現!(笑)
うーん、ゴラム・マジック?(笑)やるなあゴラム。
その不自然さに気付きもせずに慌てるサムと、真に受けるフロド。
疲労の極限で判断力が麻痺していたと言えばそれまでですが・・・
というか、私自身20回以上見て初めて気がついてるし(汗)
まあ、あれはもしかしたらわざとかなあとも思ったりもします。
最初からあんな大きな屑がついてたら、フロドが気付かないのも不自然だし、かと言って「レンバスのかけらが」と言われた時にあまり小さい屑でよくわからなくてもインパクトがないし。
何回も見ても気付かないくらいのものだから、映画の撮り方としては正しい手法なのかも?
でも、ただでさえ悲しい改変シーンなのに、そんなことに気付いてしまったら余計に情けなくなってしまいましただよ・・・
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする