ぐらのにっき

主に趣味のことを好き勝手に書き綴っています。「指輪物語」とトールキンの著作に関してはネタバレの配慮を一切していません。

モーツァルト!@博多座

2005年11月23日 | ミュージカル・演劇
実は月曜に博多座で「モーツァルト!」見てまいりました(汗)
夏に旅行の関係で1回しか見られなかったのですが(いや1日でアッキーとヨッシー両方みましたが(汗))、ヨッシーヴォルフがあまりにも良くて、「もう一度行きたいねえ」と妹と協議した結果、名古屋という手もあったんですが、まだチケット発売になってない博多座にしよう、ということで話が決まったのでした。
15000円という暴利なチケットながら、一度観に行ったことのある妹曰く、とても観やすい劇場だというので、まあいいかなと。
行って見ると、東京で言うと明治座みたいな感じなんですが、オシャレなスポットにおしゃれなビルが建てられていて、でも大きな提灯は出ていて、という不思議な劇場でした(笑)
普段は歌舞伎がメインなんですね~。明治座以上にミュージカルをやるのが不思議・・・(というか明治座ではミュージカルやったことないのでは)
劇場内部も、横長な作りのせいで、2階席だったのですが、舞台がかなり近くてとても見やすかったです。妹の話では、1階席も全て見やすいのだそうです。
これなら高い金額も許せる・・・かな???

実は、今まで「モーツァルト!」は7回くらい見ていると思うんですが、なぜかいつも1階席のかなり前の席だったんですよね。
で、今回初めて2階席から見て・・・「舞台に五線譜が書いてある~!!」ということに初めて気付きました・・・(笑)何かオケの曲のスコアでしたね。左端にviolinとか書いてありましたから。さすがに曲までは確認できませんでしたが・・・(笑)
レミゼも、2階席から見ないと、舞台の上の照明の渦がわからなかったりしますが、「モーツァルト!」もそういうのがあったんですねえ。いやー3年目の新事実でした(笑)

さて、それが目当てではなかったのですが、名古屋以降の新キャストももちろん見られました。
まずは一路真輝さんのフォン・ヴァルトシュテッテン男爵夫人。
実は今年でたレコーディング版CDで聴いた限りでは「う、うーん(汗)」という感じだったのですが(汗)いやあ、実際に舞台で見たら、素晴らしかった!
とにかく存在感が違いましたね。衣装が一人だけキラキラだったから、というのではなく(笑)
今までって男爵夫人は突然出てくる謎の人、という感じでしたが(大汗)なんというか、すごく男爵夫人の存在が効いていましたね。ああ、こういう役柄だったのか、という・・・(いや香寿たつきさんもとても好きではあったのですが(汗))
凛々しい喋り方もカッコ良くて、とてもハマり役だと思いました。
公演終盤近くで見たのも良かったのかもしれませんね。
いきなりポスターの真ん中にいるのも納得という感じでしょうか(笑)

そして、もう一人の新キャスト大塚ちひろさんのコンスタンツェ。
歌は問題なし、役の解釈も私が今までで一番好きな木村佳乃さんの解釈に近いものがあって、なかなか共感できるコンスタンツェ、ではあったんですが、個人的にはちょっと物足りなかったかな。
もともと彼女の舞台、シンデレラストーリーとSHIROしか見てないんですが、歌は上手いけど演技が物足りない感じはあったんですよね。決して下手ではないんだけど・・・
最初の方のはしゃぎぶりも浮いているように感じてしまいました。
多分、まだ経験不足なんでしょうねえ。エポニーヌとかキムとか、ああいう壮絶な役をやったら、またすごく伸びてくるかも、なんて思うのですが。
プログラムに、「稽古が少なくて不安で、すごい人たちに囲まれて場当たりで萎縮してしまって悔しくてホテルで泣いた」なんてことが書いてあって、なんだかかわいそうになりました。
まあ、これがいい経験になって伸びたらいいんじゃないかなあと思います。
でも、プラター公園など、ヴォルフガングととっても息があった感じで、同世代だなあと。これが本来の姿かなーなんてちょっと思ったりして・・・(汗)
どうしても末娘にしか見えなかったですけどね(笑)
そう言えば、ウェーバー4姉妹四重唱は、なかなか良かったけど、松たか子さんがコンスタンツェの時が一番綺麗な四重唱だったなあ。歌上手いんだなああの人・・・

お目当てのヨッシーヴォルフでしたが、本当に良かった! 公演終盤になってますます気合が入っていたようです。
共演の皆さんも気合入っていたようで・・・市村正親さんなんか気持ち入りすぎて叫んでました(汗)バルジャンが独白で叫ぶように・・・(「守ることが出来るのか」のところで・・・)あれはどうかと思いましたが(汗)
モーツァルトの死の場面、アマデが差し出す羽根ペンを手にとって「僕こそ音楽」を歌う場面、以前は嬉しそうな表情になっていたのに、それを超えた、「僕こそ音楽」を歌っていたあの頃を懐かしむような、なんとも言えない表情をしていて、やられました!
アマデに心臓を刺させようとする前にも、愛しげにアマデの頬をなでたりしていたのが印象的でした。ああ、ヴォルフガングはアマデ=自分の才能を憎みつつも愛してもいたんだなあと。
今回初めて、ヴォルフガングとアマデの葛藤がくっきり見えたような気がしました。「お前のせいで家族は崩壊した」とアマデを責めるヴォルフガングの気持ちも。
いやいや、奥が深いですねえ。またぜひ再演して欲しいものです。
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MEGATON CLUB AGAIN@目黒鹿鳴館 05.11.19

2005年11月23日 | 音楽(主に日本のHR?)
竹内光雄さん主催のイベントに、英三さんに、なんと信夫さんまで出ると聞いて、勢いで行ってしまいました。
が、信夫さんは3曲しか歌わないし、セッションがあるわけでもなし。信夫さんのカヴァー曲はオサメタでしょっ中聴いてるし・・・(いや今年一度も聴いてませんが(汗))しかも2曲目は初めて聴きましたが、Armed and ReadyもBad Boysもオサメタで思いっきり聴いてたし。
というわけで、わざわざ行くほどのこともなかったなあと思ってしまいました(汗)
まあ、結構面白かったんですけどね。どうも出演者が多いイベントのセッティングの待ち時間が嫌いなんですよね~。ノンストップでやってくれるんならいいんですけど。
でも、久々にイベントで信夫さんの歌聴いたら、上手いなあと思いました。前にアニぱら音楽館を見せてもらった時は遠藤正明さんが一緒だったんでそんなに思わなかったんですが・・・(って各方面に失礼な発言かも・・・(汗))
英三さんのカバーもソロで見慣れてますしねえ。
ミニ大衆酒場もソロでよくやるし、ワンマンも最近よく見てますからねえ。
いや、それぞれは良かったんですが、待ち時間嫌いの私がわざわざ行くことはなかったなあと、そういうことです(汗)
最後に1曲だけD.T.R再結成、をやって、とても盛り上がってました。かなり入っていた人たちはもしかしてD.T.R目当てだったのかな?
藤本泰司さんは、竹内光雄さんは「全然変わってない」と言ってましたが、金髪になっちゃって私は最初誰だかわかりませんでした・・・(汗)
沢田泰司さんは全然変わってませんでしたけどね、本当に。
白田一秀さんもほとんど変わってませんでした。
そうそう、久々に満園庄太郎さんを見ました! やっぱりカッコイイですねえ。
しかし英三さんはホントいい男とセッションするの好きですねえ・・・(笑)
そうそう、英三さんの日記によると、楽屋か禁煙組ということで信夫さんと一緒だったらしいですが、その楽屋で英三さんは携帯でいつものごとく自分の写真を撮りまくっていたそうです。
信夫さんはどう思っていたことやら、と書いてましたが・・・(笑)
いや、不思議な光景、見てみたかったものです(笑)
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指輪ミュージカルのトレーラー&ロンドン開幕の時期

2005年11月23日 | 指輪物語&トールキン
Playbillのサイトに、トロントの指輪ミュージカルのトレイラーが出ているというので見てきました。
なんか一瞬なので呆気に取られてしまいましたが・・・(笑)
ちょっと懲りすぎで、実際の舞台装置がどんな感じなのかはよくわからなかったのですが、かなり妖しい雰囲気で良さそうです。
音楽はすごいインドっぽいんですが・・・まあ良さそうな感じです。
最後に映る派手なメイクの人はもしかしてガラドリエル・・・?(汗)これもちょっとインドチック・・・
そう言えばガラドリエルとかギムリとかビルボのキャストどうなったんだろう、と思って公式サイト見てみたら、なんだよ、キャストのところ見られなくなってるじゃんか~(汗)うーん、当日見てのお楽しみでしょうか(笑)
そろそろ飛行機のチケットとかホテルの予約とかしてもいいかな。その前に職場でカミングアウトしないといけませんが・・・(今年は冬休みにどこかいかないの?とそろそろ訊かれるようになってしまいましただよ(汗))
で、ロンドンでは来年冬開幕と言われていましたが、こちらによると、2007年2月開幕予定になったそうで・・・また延びたんかい(汗)
まあもう少し延びてくれるか、無事ロングランしてくれれば、再来年夏にイギリスに行くことができそうです。これでようやくバーミンガムにも行けるかな・・・って再来年の話かい(汗)(別に来年イギリス行ってもいいんですが)
ああでも冬のロンドンってちょっと憧れてたんですが・・・どうも縁がないみたいです。来年の冬は香港行くかな。って旅行カテゴリーじゃないんでした(汗)
ロンドンの劇場は当初はドミニオン劇場を予定していたそうですが、WE WILL ROCK YOUが大好評につき劇場が空かなかったらしいですね。かなり大きな劇場でないとできないみたいで、小ぶりな劇場が多いロンドンではなかなかいい劇場が空かないようです。果たして都合の良い劇場は空くのでしょうか・・・?

追記:ロンドンの開幕、「2006年春」とか書いてしまったのですが、正しくは「2007年2月」でした(汗)こっそり直しておきました・・・(汗)
コメント (4)
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