ぐらのにっき

主に趣味のことを好き勝手に書き綴っています。「指輪物語」とトールキンの著作に関してはネタバレの配慮を一切していません。

LotRシンフォニー@Blossom Music Centerその2

2007年08月06日 | 指輪物語&トールキン
というわけでBlossom Music FestivalでのLotRシンフォニーの話の続き・・・というか、会場までどうやって行ったか、の話です。
旅行カテゴリーな話かなあとも思ったんですが、まあ会場に行って帰って来るまでが遠足・・・じゃなくてコンサート、ということで。

ちなみにトップの写真は会場内にあったLotRシンフォニーの看板です。
翌日には全て別の看板に変わってました・・・ちょっと悲しい・・・

さて、今回の会場Blossom Music Centerは公共の交通機関では全く行けない場所にあります。
クヤホガ・バレー国立公園内を走る観光列車みたいなものもあるらしいんですが、昼間しか動いてないし、まず使えません。
まあ、アメリカでは車でしか行けない会場なんてよくある話ではあります。
こういう場合どうするかというと、会場からできるだけ近いホテルに泊まって、歩いて行くんですね。
しかし、今回は、一番近いホテルでも8kmくらい離れています・・・
8km、まあ歩けないことはないんですが・・・2時間くらいかなあ。
しかし、国立公園内にあることを考えると、終演後の夜には真っ暗で歩くのが危険な状態だということも予想されました。
以前、サンノゼにサッカーを見に行った時に、夜中に1時間以上歩いて帰ったことはありましたが、あの時は住宅街を通って帰ったからなあ・・・
考えた挙句、とりあえず一番近いホテルに泊まっておいて、そこから行き帰りのタクシーを予約するしかないな、という結論に達しました。
タクシー予約・・・私の英語力でできるのかどうか不安でしたが・・・

ということで、当日、ホテルのフロントでタクシーの予約を頼みました。
最初自分で電話しろと言う感じでタクシー会社の名刺を渡されそうになりましたが、「英語喋れないんで代わりに電話してください」と頼んで電話してもらいました。
すると、最初の会社では帰りのタクシーが手配できないとのことで断られたようで、次の会社にかけてくれました。
そこでも帰りのタクシーは手配できないもよう・・・最後には、「タクシースタンドでタクシーを捕まえて帰れ」ということをタクシー会社の人が言ったそうで、フロントのお姉さんにそのように言われました。
いや、タクシースタンドなんて絶対ないと思うんだけど・・・クリーヴランドのサバランスホールでのコンサートの後も、タクシーなんか一台も待ってなかったぞ・・・
と思ったんですが、それを説明して説得するまでの語学力がなく(汗)とにかく会場に向かいました。
行きのタクシーのお兄ちゃん、すごく無愛想な上に時間に遅れてくるし、大丈夫かいなこのタクシー・・・と思いましたが・・・
会場についたあと、どこでタクシー捕まえたらいいのか聞いたら、「この辺じゃない?」と適当なお答え・・・まあ知らなかったんでしょうね・・・こんなとこタクシーで来る奴なんかいないから・・・というのは後でわかったことですが。

本当はまだ場内には入れないくらい早い時間に着いたのですが、ボックスオフィスに用があると言ったら入れてもらえました。
そのまま結局ずーっと場内にいました。というのも、そのうちにリハーサルが始まって、翌日のメインプログラムのチャイコフスキーの交響曲5番をやってたんで、ついつい聴いてしまったのでした。

まだ誰もいないMusic Hall。青空と緑のコントラストが素敵で、おおっと思いましたね~。コンサートが始まる頃には夜でしたけど・・・

で、リハーサルも終わった頃、場内にも観客が入りだしたので、インフォメーションにタクシーをどこで捉まえられるかを訊きにいきました。
ボランティアらしき老婦人お二人、タクシーと聞いてびっくりして、「administratorに行って電話しないと」と言われました。
言われたとおりadministratorの事務所に入ると、一人だけいた女性に「タクシーはどこで捉まえられますか」と聞くと、タクシー会社の名刺と電話を差し出して、電話しなさい、という感じ。
しかしその名刺・・・Falls Cabって、さっき帰りのタクシー断られたとこじゃん・・・
ここ、さっき断られたんですけど・・・と訴えたのですが、イマイチ伝わらなかったのか、そこの会社の名刺しかなかったのか、とにかく電話しろと言われたので、またまた「英語喋れないんで代わりに電話してください」と頼んで、電話してもらいました。
やはり帰りのタクシーはなかなか用意できないらしかったのですが、事務所の女性が「They really need you」などと粘ってくれて、帰りのタクシーが予約できました。・・・用意できたんじゃん・・・
さらに、帰りは車が会場まで入ってこられないので、下の通り(会場が丘の上にあったのでかなり坂道をくだらないといけない)まで歩いて降りるように、とも教えてくれました。これ知らなかったらタクシーと会えなかったかも・・・危なかった・・・
(しかし、翌日にはまた状況が違ったのです。この話はまたいつか旅行カテゴリーででも・・・)
事務所の女性は「11時15分終演だから、11時45分に来るように」と予約してくれました。
9時開演で11時15分には終わらないと思うんだけど・・・とLotRシンフォニー15回行っている私は思いましたが、説明する間もなく電話は切られてしまいました・・・
もう終わったら死ぬ気で早歩きで降りよう、と決意。
事務所の女性はその後、帰りにどの道を歩いていったらいいかをわざわざ門の外まで出て教えてくれました。わけのわからない外国人に親切にしてくれて感謝!

終演はやはり11時30分くらいでした・・・
あと15分で降りられるのか疑問でしたが、とにかく頑張って坂道降りました。
しかし、もともと人が歩くことなんか想定されてなくて、歩道がないんですよね。脇の芝生は夜露でびしょびしょで、芝生の中を歩くと気持ちわるいんだけど、車道を歩いていると後ろからクラクション鳴らされてかなり危険・・・
そんな中、筋肉痛になりそうなくらい頑張って早歩きして下の通りに出た時点ですでに11時50分すぎ。
果たしてタクシーはいるのか・・・と思ったら、ちゃんと待っていてくれました~
今度は愛想もいい普通の?ドライバーさんでした(汗)
そしてちょっとびっくりしたのが、予約料金も深夜料金も何も取られなかったことでした。しかも、Uターンして進路に入ってからメーター動かしてたりして。まあ深夜ということもあって、感謝の気持ちもこめてちょっとチップ上乗せしましたけど。
やはりホテルやミュージックセンターで勧めているだけあって、優良タクシー会社のようでした。電話の受付の人がタクシースタンドがあるなんて嘘言ったけれど・・・(汗)
というわけで、皆さんもオハイオ州のアクロン・ストウ方面でタクシーが入用の際はぜひFalls Cabをご利用ください!?
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする