ぐらのにっき

主に趣味のことを好き勝手に書き綴っています。「指輪物語」とトールキンの著作に関してはネタバレの配慮を一切していません。

ハワード・ショア関連情報?

2006年09月03日 | 指輪物語&トールキン
ハワード・ショア関連と言っていいかどうかよくわからないけど(汗)気になったニュースをふたつほど。
まずはTORn経由の情報なのですが、9/9にシアトル郊外のウッディンビルのワイナリーで予定されていたLotRシンフォニーのコンサートがキャンセルされたそうです。
原因はわかりませんが・・・まさかチケットが売れなかったとか???
今までのところLotRシンフォニーはどこでも当日には満員御礼状態だったと思うので(国際フォーラムホールA以外ではね・・・(汗))、もしチケットが売れなかったせいだとすると、3年近く続いたLotRシンフォニー人気にもついに翳りが!? なんて思ってしまいます。
毎年のようにコンサートがあるのが楽しみだったのに・・・ってこんなに続くとは思ってなかったのが本当のところですが。
でもなくなってしまったら寂しいです・・・来年の夏もどこかでやるかなあ・・・
そういや来年1月6日にライプツィヒのゲヴァントハウスでやるという話はどうなったんでしょうか。未だにサイトには出てないので、ガセだったのかなあ・・・
ドイツのコンサートは以前ベルリンでやるとか言われていながらやらなかったりしたこともありましたしね・・・

ハワード・ショア絡みの話題をもうひとつ。香港映画「インファナル・アフェア」のハリウッドリメイク版をレオナルド・ディカプリオとマット・ディモンでやるという話を何日か前にテレビで見かけたのですが、この「THE DEPARTED」という映画、音楽がハワード・ショアだったんですねー。
よくよく見たら監督がマーティン・スコセッシですか。なるほどです。
キングコングも降板、ヴィゴ主演の「アラトリステ」も当初ショアが音楽となっていたのに変わってしまって、最近ショアの作品がなくて寂しいなあと思っていたので、ちょっと楽しみです。
日本での公開は2007年春くらいらしいです。
最近では「ヒストリー・オブ・ヴァイオレンス」のサントラが妙にLotRっぽいと言われてしまったショアですが(私もそう思った・・・(汗))LotRのイメージを脱却したような作品になっているでしょうか。
まあ、RotK公開後の「アヴィエイター」などは別にLotRっぽくは全然なかったので、同じスコセッシ作品だし、大丈夫かな。(でもLotR作曲中だったスコセッシ作品の「ギャング・オブ・ニューヨーク」はちょっとLotRっぽかった・・・(汗))
しかし、「インファナル・アフェア」はかなり面白かったらしく、友達の中でも評判がいいのですが、スコセッシ作品が面白かったことがない私・・・(汗)映画としてはどうなのかなー、うーん。
まあとりあえず来年にむけてちょっと楽しみができたかな、という感じです。
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レゴラスと私

2006年09月01日 | 指輪物語&トールキン
ネタがない時のキャラ語り(笑)今回はレゴラスです。
レゴラスとの出会いは原作のエルロンドの会議ですが、その時レゴラスを認識していたかどうかは怪しいです(汗)まだ旅の仲間として一緒に旅に出ることになるなんて知らなかったから(笑)
旅に出てからは、実はレゴラスとギムリの影が薄くなるのを妙に心配してまして(汗)どちらも活躍するシーンが出てくると嬉しかったりしました。
しかし、私の好みとしてどちらかというとギムリが好みだったので(汗)ドワーフと仲が悪い時はドワーフの肩を持ってました(笑)なんかエルフの方がいい子ぶってるような気がして。
なので、ロリアンの目隠しの場面で「何で自分も目隠ししなくちゃならないのか」と文句を言ってアラゴルンに「エルフの強情っぱりと言わせてもらおう」と言われるところとかちょっと嬉しかったなあ(笑)
あと、カラズラスで、皆が大変な思いをしているのに、ホビットの一人も背負わずに飄々としているのを読んだ時は「なんて奴だ」と思いました(笑)ボロミアのホビットへの優しさに感動していた場面だけに(笑)
そのうちに、ロリアンで突如ギムリとの友情が生まれたのには唐突でびっくりしましたが(笑)嬉しかったですね~。
その後は、レゴラスは私にとっては「ギムリの相方」(笑)なんか結構ギムリのこと褒めてくれるので嬉しかったな~。二人が出てくる場面は大好きでしたね。
というわけで原作読書1回目は「ギムリの相方」としての印象で終わったレゴラスでしたが(汗)そんな状態で映画のレゴラスと対面することになりました。
写真を見た時はルックスはぴったり、と思いましたが・・・
FotRではギムリとの絡みがほとんどなく、しかもやけにアラゴルン贔屓で原作よりもいい子ちゃんなキャラクターに「うーむ」と思いました。
しかもなんだか大人気になってしまって。まあギムリが大人気というのも望むぺくはないのですが(笑)なんかギムリとの扱いのあまりの差にすっかりひがんでしまいました。うーんピピンのケースと同じかも・・・(汗)
あと、やはりちょっと若いというか、エルフの「見かけは若いけれど何千年も生きている」という深遠さは感じられなかったなと。なんか20歳そこそこくらいのエルフにしか見えなかったんですよね(汗)
ただ、ラストのギムリと笑顔をかわす?場面にちょっと救われたかな。
その後SEEで贈り物のシーンの後の笑顔で「ああ、ギムリとの友情は一応ありなのね」とホッとし、そのあたりから少しレゴラスに対する気持ちが軟化?したかもしれません。
あと、FotRのコメンタリーで、レゴラスがガンダルフの死を知って呆然としているのは、死と言うものを初めて体験したからだ、という設定というか解釈を聞いて、それも面白いかなと思いました。不死のエルフたちの中で生きてきたレゴラスが、有限の命の種族の仲間たちと旅することで成長してるんだなあと。まあ「死を初めて体験した」という設定への疑問は置いておくとして。
TTT以降ギムリとの絡みも増えて嬉しいところでしたが、どうもやっぱり映画のレゴラスはギムリよりもアラゴルンが大事な様子なのが気になりましたが・・・
でも、角笛城のやりとりなんかを見ていて、映画のレゴラスはギムリをからかって楽しんでるんだな、なんて思うようになりました。ギムリと一緒のシーンのレゴラスはなんだか楽しそう。角笛城の乱戦の最中でさえ。
そう思ったら、なんだか映画のレゴラスも許せるなー、なんて思うようになりました。でもやっぱり未だにちょっとひがんでますけどね(笑)
そんな中、何回か原作を読み返して思ったのは、レゴラスって飄々としてるところが魅力なんだなあと。
ギムリもわりとそうなんですが、物語の流れが深刻な時も、レゴラスの飄々としてどこか明るいところは、読んでいてホッとしますね。
特に、ペレンノール野に向かってアンドゥインを遡る場面で、風向きが変わることに気づいて、「ドゥリンの息子よ、君の顎鬚を立てたまえ!」と言うところが好きですねえ。意味深なことを言っておきながら肝心なことは教えてあげないところも(笑)
ミナス・ティリスでのギムリとの人間の未来についての話も好きですね。ギムリが悲観的なのに対して、エルフ的というか、物事を長い目で楽観的に見ているところが。
詩に注目するようになってからは、レゴラスが歌う場面も印象的だなあと思うようになりました。
レゴラスってエルフではありますが、ノルドールやいわゆる上のエルフたちに比べて、どこか素朴で飄々としてますよね。そういうところもいいかなと。
そういうことに気づくようになって、ようやく原作からレゴラスのファンだという方が結構いらっしゃることに納得しました(笑)
あ、ラジオドラマのレゴラスはちょっと熱くてびっくりでした(汗)あんまりエルフっぽくないかなと。熱い分ホビットにも結構優しくて、再会のシーンでもギムリと同じくらい喜んでいて(笑)いい奴だなあという感じではありますが(笑)

次回のキャラ語りは旅の仲間で最後になりました、ボロミアの予定です。
コメント (2)
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