ぐらのにっき

主に趣味のことを好き勝手に書き綴っています。「指輪物語」とトールキンの著作に関してはネタバレの配慮を一切していません。

インターナショナル・ディストリクト

2008年02月09日 | 旅行
外国に行くと、中華街があると必ず行って写真を撮ってくることにしてます。
シアトルの中華街は、中国以外の国の人もたくさんいるということで、今ではインターナショナル・ディストリクトと呼ばれているそうです。
でもちゃんとチャイナタウンの門はありました。
街自体は、そんなに活気はなかったですねー。やっぱりN.Y.のチャイナタウンが一番大きいかなあ、今まで行った中では。(横浜は別として・・・あんな大きい中華街欧米ではないですよね)
ここには、宇和島屋という日系のショッピングセンターがあって、紀伊国屋書店も入ってます。食料品もアジア系のものがいろいろ置いてあります。もちろん寿司のパックも売ってますよ。ホテルが近いなら夕食にカリフォルニアロールとか買って変えるのもいいかも、と思いました。
中華街では日本のお茶のペットボトルが買えるのが嬉しいんですよね。ちょっと高いけど。アメリカの普通のお茶のペットボトルは砂糖入りで甘いのでちょっと、なんですよね。今回は冬でそんなに飲み物必要じゃなかったので買いませんでしたが。
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機内で見た映画たち

2008年02月08日 | 映画
海外旅行の楽しみのひとつは機内の映画ですねー。機内では上手く眠れないので、ここぞとばかりに観まくります。
ノースウェストは機体が古くて、個別モニターがなくて映画の選択もできないことが多かったのですが、シアトル行きは新しい機体で、ちゃんと個別モニターで映画も選べたので、往復で7本も見られました。西海岸なのに・・・
でも、新しいはずなのに、座席がどんどん後ろに倒れて行きましたけど・・・(汗)
着陸前、前の席の人が「座席戻して」と注意されてましたが、「勝手に倒れてくのになあ・・・」と思いました。

あ、機内映画の話の前に、違う映画ネタを。
ホテルのテレビで、よく「300」のパロディ映画みたいなのの宣伝が流れていて、なんだろなあ・・・と思っていたのですが、ちょうどシアトルに行っていた週末から公開されたMeet the Spartansというれっきとした映画だったようです。
なんと公開一週目、ランボーの最新作をさしおいて全米1位だったらしいです。
なんか結構オリジナルの役者さんに似た人を使っているのがウケました。違う人は全然違うんですけど・・・ちゃんとウェナムさん似の人もいたので笑ってしまいました。
日本でもやらないかなあ・・・ちょっと観たいです。

さて、機内で見た映画の感想を観た順に。ネタバレを含むものもありますのでご注意を。

ラッシュアワー3
1作目をなぜか映画館まで観に行ったのでした・・・クリス・タッカー結構好きで。
クリス・タッカー演じるカーター刑事が、口ばっかりで全然アクションできないのが1作目は面白かったのに、2作目以降、カンフーならってるとかで戦うようになってしまってなんかつまんなくなったなあ・・・
あ、真田広之さんはカッコ良かったです。エッフェル塔のアクションシーンはカッコよかったなあ。
工藤夕貴さんは怪しすぎでしたが、結局何者なんだかよくわからないまま、最後もあっけなかったなあ・・・

ファンタスティック4
X-MENとか好きなので、好きそうな映画だと思いそうなんですが、ちょっと何か嫌な予感がして観に行かなかった映画でした。
観てみて・・・やっぱ行かなくて正解(汗)
意外とスケールの小さい話なんですな・・・
それにしても、主人公の能力がゴム人間ってのはあまりにもカッコ悪すぎでしょう・・・(汗)
ジェシカ・アルバのお色気担当ぶりがかなり馬鹿っぽかったです。ラジー賞ノミネートも納得・・・

ザ・クライアント/依頼人
適当に選んで観たのですが、音楽がハワード・ショアでおお、と。確かにショアの音楽でした(笑)
なかなか良くできた話で、今回見た中では一番面白かったです。
最後のアクション?と見事なハッピーエンドはちょっと・・・でしたが、全体的には良かったです。あれでバッドエンドだったらかなり救われない・・・
主人公の子供の気持ちもちゃんと描いていたし、弁護士の過去と悩み、シングルマザーで頑張っている母親の気持ち、なども短い時間できちんと描いていて、上手いなあと思いました。
マフィア側の描写がちょっとステレオタイプでしたけど・・・
野心に燃える検事役のトミー・リー・ジョーンズが、最後にはお茶目なところを見せていたのがちょっと良かったです(笑)

カーズ
全体的に、まあ子供向けだなと。
どうも車だけの世界、というのが解せなくてならなかったです(笑)列車はなんで存在してるのかとか・・・畑があるのはなんでなのかとか・・・(汗)
渋く笑えるところもありましたが。フェラーリ好きのイタリア車?のタイヤ屋が、「本物のミハエル・シューマッハモデルだ!」とか言ってたのがウケてしまいました・・・車しかいないのになんでシューマッハモデルなんだ!?
しかし、これを観ていて、「リトル・レッド」って結構大人向けでひねった話だったなあ、と思いました。

Jane Aursin Book Club
それぞれに悩みを持つ6人の男女が(悩みのない人もいたけど)、ジェーン・オースティンの作品を一つずつとりあげる読書会を開く、という話なんですが、それぞれの悩みや考え方を、作中の人物たちに重ね合わせて議論するというのが、結構上手いなあと思いました。
SF好きの男性が、SFなんて現実じゃないから・・・という年上の女性(マリア・ベロ)にル=グィンを勧めるんですが、先入観からなかなか読んでくれなくて・・・というあたりも上手いなあと思いました。
最後には全員ハッピーエンド、というのがなんだかなあだったけど。
ジェーン・オースティン、読んだことなかったけど、ちょっと読んでみようかなあと思いました。「プライドと偏見」くらい・・・
あ、LOSTでシャノンをやってたマギー・グレイスが出てたけど、ブロンドじゃなかったです。あのブロンドは染めたのか?

リプレイスメント
キアヌ・リーブス主演のアメフト映画。ストで選手が試合に出ないので、代わりに素人同然の個性的な選手たちを連れてきて試合をする・・・というありがちな展開。
結局皆元の生活に戻った、という結末だけまあまあ良かったけれど。
チアガールとのラブストーリーもいらない感じ・・・
まあ、元サッカー選手や相撲レスラーが活躍しているとちょっと嬉しかったですけど(笑)
しかし、アメフトのこと全然知りませんが、観ていて、結構体力勝負・・・というか、あんまり技術なくてもできそうなスポーツだなーと。これなら素人が活躍できるのも頷けるかな、と思ってしまいました。(実際のところ違ってたらごめんなさい)
サッカーでも、がつがつ当たっていくプレーではなく、テクニックで優雅にみせるプレーが好きなので、やっぱアメフトは好きになれそうもないなあと思いました(汗)

Nanny Diary
スカーレット・ヨハンソン演じる、就職に失敗した大学卒業直後の女の子が、ひょんなことからN.Y.セレブの子守(ナニー)をすることになり・・・という話。
あり得ないくらいわがままで勝手なセレブ母に振り回されながら、庶民感覚で立ち向かっていく・・・と言うよりは翻弄されてほとんど何もできないんですが。
でも、最後のブチ切れビデオ告白?でセレブ母の目を覚ました展開、なついていた子供とは二度と会えない、というちょっと切ない展開はまあ良かったかな。
金持ちの息子と上手く行って、というのはいらなかったなー、と思います(汗)

機内映画、時々「リトル・ミス・サンシャイン」とか「ドライビング・ミス・デイジー」とか大当たりもあるんですが、今回はそんなでもなかったかなー。
あ、「マスク」をちょっと見たんですが、つまんなくて寝てしまいました・・・(汗)
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エリオット湾の夕焼け

2008年02月08日 | 旅行
今回、雨季?のわりにはお天気に恵まれました。
初日の夕方、夕暮れの時間になったら海の方の空が綺麗だったので、近づいて行ったら、とても綺麗な夕焼けが観られました。

ビルの谷間から見た夕焼け。


ちょっと暗いですが・・・Pike Market Placeの看板のところから見た夕焼けです。

そうそう、トラブルがなかった今回の旅行で一番キツかったのは、寒さでした。
YAHOOの天気予報を見たら、最高気温が10度以上で、「あ、東京より暖かいんだ」と軽い気持ちで行ったら・・・メチャメチャ寒かった!
今の東京の寒さと大差ない感じ・・・やられました・・・
現地で天気予報とか見ても、最高気温高くて華氏41度、だいたい37度とか38度・・・
華氏はよくわからないながら、確か摂氏0度が華氏34度とかくらいだったんじゃあ・・・? と正確な気温がよくわからないながら、毎日寒さに震えてました。
海が近くて、海風が寒かったのもあるのかなあ。
エヴェレット行きのバスを待ってた時、あまりの寒さにバス停のそばの携帯ショップに避難してしまいました・・・買うフリすらできないのが申し訳なかったけど(汗)
同じように避難していたおじさんがいたのですが、目的のバスが時間より早く来てしまって乗り遅れて、慌てて走って追いかけてました・・・乗れなかったみたいだけど・・・
バスが行っちゃった時、「Damn it!」と叫んでました。生でDamn itって言ってるの初めて聴きました・・・(笑)
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ハワード・ショアのインタビュー

2008年02月07日 | 指輪物語&トールキン
TORnやDoug Adams氏のブログにハワード・ショアのインタビューがリンクされてました。
TORnは、「ホビットのサントラをやりたいか」という質問のみ取り上げてましたが。
主にRotK完全版サントラの話でしたが、一部気になる?話も。
ショアがRotKで一番よく出来たと思うサントラ?は、灰色港なんだそうです。(って書いてあると思うんだけど・・・)
そして、ルツェルンとミュンヘンのFotRコンサートのことにちょっと触れたあと、「ホビット」の音楽をやりたいか、という質問に、かなり乗り気なところを見せてますね。
しかし、LotR撮影直後にはすっかりPJと一緒に「ホビット」の音楽をやるのが既定路線のような言い方をしていたショアですが、その後キングコング降板とかあって、どうなったのかな・・・と思ってましたが、やっぱり今のところ声は全然かかってないようですね・・・
まだ監督も本決まりでないらしいのに気が早いかもしれませんが、音楽どうなるでしょうねえ。「ホビット後指輪以前」の話もやるとなると、やっぱりショアに続けてやって欲しい気もしてきましたが。
あ、LotR映画に使われなかったRarityは、やはりDoug Adams氏のMusic of the Lord of the Rings Filmsに収録されるって言ってました。
あと、幻のキングコングのショア版サントラ、リリースの予定があるのかという質問に、あるって・・・ええー、そんなことあるんですかねえ。
キングコングそんなに好きでもないのに(汗)出たら思わず買ってしまいそうです・・・元のサントラの記憶もあんまりないのに・・・
そして、オペラThe Flyは、映画の音楽を使うというよりは、全く新しい音楽によるオペラになっているそうです。ってこれも元のサントラ知らないからなんとも言えませんが・・・
7月2日からパリのシャトレ座で、9月8日からL.A.で上演されるということです。パリはこの時期にショア指揮のLotRシンフォニーもあるかもなんですよね。
ちょっと見てみたいけど、どう考えてもどっちも行けないなあ・・・

そう言えば指輪ミュージカルのCDが届きましたが、聞く暇ないなあ・・・
なんかDVDは舞台映像ではなく、スチール写真を5.1chサラウンドの音楽と共に見られるものだそうです。なーんだ・・・
写真を見る限り、やはりかなりトロントと違っているので(明らかに見たことないシーンが続々・・・)、やっぱりロンドン版一度見ておかないとなあ。
しかし、レゴラスとギムリの写真がないんですけど! 裂け谷でちょっと映ってるけど、なぜかライトあたってないところでよく見えん・・・そういやボロミア?もここしか写ってないなあ。まあホビットがちゃんと写ってるからいいや。
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カモメだらけ

2008年02月07日 | 旅行
シアトルは海が近いせいでしょう、なんだかカモメ(ウミネコ?)だらけでした。
ビルの谷間をカモメが飛んでる姿はボストンでもみましたが、ボストンよりも生活圏?が海から近いからか、そこらじゅうカモメだらけでした。
ピルの上に並んで止まっているカモメ・・・ゴミ置き場を漁っているカモメ・・・
そういやカラスをあんまりみかけませんでしたね。カモメってカラスよりもずっと大きいから、カラスよりも強いんでしょうねえ。
でも、カラスと違って人間に対しては攻撃性がないので、カラスほど怖くはなかったですが。
なんか妙に人馴れしていて(餌もらいなれてる感じ)鳩みたいに、近づいても歩いて逃げたりして。

Pike Market Placeの近くの海が見える公園でカモメに餌をやるおじさん。

トップの写真は、海沿いの埠頭?のテラスで餌をあさっていたカモメ? 茶色でちょっと種類が違う感じですね。

同じテラスにうずくまっていた?カモメ。近づいても全く動かず。弱ってたのかも・・・
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オリンピック山脈とマウント・レーニエ

2008年02月04日 | 旅行
今回のシアトル、ミュージカルを観るのが目的で、不味いもの食べないようにと食べ物屋情報は熱心に調べてましたが(笑)その他の情報はあまり調べてなかったのですが・・・
空港からバスに乗って、まずおおっ、と思ったのは、高い木々の林の向こうに見えた、雪をいただいた山脈でした!
一昨年、バンクーバーで乗り継ぎをした時、空港から見える木々と山々が綺麗だなあ・・・と思ってたのですが、なんだかバンクーバーの風景と似て思えました。地理的にも近いから、当然と言えば当然なのかもしれませんが。
街中に入ってしまうと、山に囲まれている感覚はなくなるのですが、ちょっと見通しが良いところにいくと、雪をいただいた山脈が見えてとっても綺麗。
後から地図を見て、オリンピック山脈という山なのだという事を知りました。
トップの写真は、Pike Market Placeのデッキからの眺めです。このマーケット、ホテルからわりと近かったので毎日のように行ってました。夜6時にはたいていのお店が閉まっちゃうんですけど。

海沿いに降りて写真を撮ってみました。なんか雲の方が印象強いですが・・・
シアトルは冬は雨が多いと聞いてましたが、実質3日のうち最初の2日はほぼ晴れていて、かなりラッキーでした。
その代わり寒かったですけどね・・・この話はまた後で・・・

山脈のアップ? そう言えば、シアトルからは太平洋が見えると勝手に思ってたんですが、エリオット湾のど真ん中にあって、直接太平洋は見えないんですね。

うっすらとしか映ってませんが、橋の向こうに見えるのはマウント・レーニエです。(これも後で地図で調べた(汗))
街中から大きな山が見えるのがなんだか印象的で。
ちなみに、日本で「マウントレーニア」ってコーヒーブランドがあるけど、あれってこの山のことなんですね、と帰国して初めて気がつきました。
いつか夏に来ることがあったら、日帰りツアーがあるみたいなんで行ってみたいです。
シアトルに行く前は、周辺の国立公園とか全く興味なかったんですが、実際に山を見たらなんか行きたくなってしまいましたよ。
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The King and IのAfter Performance Discussion

2008年02月02日 | ミュージカル・演劇
というわけで昨日の続き。The King and Iの公演のあと、After Performance Discussionというのがありました。
行く直前にHPで知ったのですが、当日劇場の入り口に「今日はAfter Performance
Discussionがあるから参加してね!」という貼紙がしてありました。("Join us"って日本だったら「ぜひご参加ください」ってとこでしょうが、英語だとなんか「参加してね」って訳したくなる・・・)
しかし、舞台終了後、どんどん帰っていく観客たち・・・(汗)人が出て行く間にも幕が上がり、ステージには椅子が並んで、何かやりそうな雰囲気なのに・・・皆帰っちゃうのね・・・(汗)
結局残ったのは2,30人というところでしょうか。10分の1も残らなかった感じです。
というわけで、後ろの方の席だった私たちも前の方に移動。
ディスカッションは写真撮っていいのかな・・・と劇場の人に聞いてみたら、びっくりして「知らないけどいいんじゃない?」とのこと。そんなこと訊かれる想定してなかったんだなあ。
しばらくすると、Tシャツに着替えたマイケル登場。メイクは取ってましたが、髪の白髪染め?はそのままでした。
そして、子役たちがバタバタと出てきて、ずらっと並んだ椅子の前に体育すわりで座り始めました。あ、もしかしてキャスト全員出てくるのでは・・・
結局、着替えが終わった人から順にバラバラと現れて、最終的にはかなりのキャスト出てきてました。女性はキム・ヴァローラさんとアンナ役の人とイライザ役の人(ダンサー)だけでしたけど。このあとソワレもあるから、女性は一旦着替えるのは大変だったりもするのかも。(でも出てきた人は皆ちゃんと着替えてました。王太子役の子だけ頭をそのままにして出てきてましたが(笑))
しかしマイケル出てくるの早いなあ。まあ、王様はあんまり服着てないけど(笑)
で、マイケルはそのまま司会進行で、椅子には座らず、ずっと立ったままでした。いいんだけど、舞台の端のライトの当たってないやや暗いところにずっと立ってたので、ピントが合わなくてマイケルの写真は撮れませんでした・・・
全体像もピントボケてますが、まだなんとか・・・
質問の内容は、「舞台装置はどうやって動かしてるのか」とか、ミュージカルってどうやって作ってるの、的な質問が多かったですね。
そして、小さい子供たちがこぞって質問してたのが面白かったです。「どうやって(オーケストラ)ピットに落ちないようにしてるの」なんてかわいい質問もありました(笑)
そう言えば、あんなにお年寄りばかりだったのに、残った人の割合ではかなりお年寄りは減ってました。やっぱり皆さん早く帰りたいんですねー(笑)そして、子供の割合が高くなってました。
スタッフも客席で見てたようで、一部の質問は振られてたりしました。衣装の人は、プログラムにも書いてあったけど、布を買いにN.Y.まで行ったそうです。
マイケルが司会進行で進めてましたが、キム・ヴァローラさんも出てきてからは結構発言してました。
「タイの風習や文化について調べたのか」という質問には、「マイケルと私は特に・・・(以降あんまり英語わからず(汗))」なんて言っていて、ブロードウェイ経験者の二人がこのカンパニーの中心なんだな、と感じさせました。
今回の舞台、初舞台の人や経験の浅い人もたくさんいて、子役も含めて若い人も多く、(子役とアンサンブル両方やってる中学か高校くらいの子もいました)マイケルは「未来のスターたち」というようなことを言っていて、自分の経験を若い役者さんたちに伝えようとしているカンパニーの雰囲気を感じました。
マイケルもまだ若いと思うんだけど・・・今後そういう活動をして行きたいのかなあなんて思いました。機会があったらまたブロードウェイにも出て欲しいですが。(ミス・サイゴンやらないかなあ。トゥイも一度観たいけど、今度はエンジニアで見てみたい・・・)
そんなこんなで、20分程度の短い時間でしたが、思いがけずカンパニーの雰囲気を感じられました。こういうカンパニーがやっていたから、ああいう「王様と私」になったんだなあというのがわかったような気がして良かったですね。
マイケルはこのシアトル近郊のエヴェレット、イサクアで上演しているVillege Theaterの公演によく出演しているようなので、また観に来られる日程で出てくれたらいいなあと思いました。

帰りは10分ちょっとの待ち時間でバスに乗れました。待ってる間激寒でしたけど・・・(汗)
すでに外は真っ暗だったので、ちょっと怖いかな?と思ったんですが、よく観たらバス停が警察署の真ん前でした。警察署は閉まってたけど、下の駐車場には警官が乗ってるらしいパトカーが停まっていたので、なんか安心だなーと思いました。別に怖いことは何もなかったけど。
シアトルに戻るところで、シアトル市街の夜景がきれいに見られて、ちょっとラッキーな気分でした。
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The King and I

2008年02月01日 | ミュージカル・演劇
今回の旅行の目的、マイケル・K・リーさんが主演のThe King and IをEverettで無事観て来ました。
シアトルからEverettまで路線バスで行くことにしてちょっとドキドキでしたが、何の問題もなくスムーズに行けてしまいました。
路線バスの場合、初めての場所ではどこで降りるかがわかりづらいのですが、Everett Stationという、アムトラックの駅とグレイハウンドのバスターミナルが一緒になったところ?のすぐ後(正確には2つ後だったらしかったけれど)のバス停だったので、わりとわかりやすかったです。
Box Officeが開く11時より少し早く着いたのですが、窓口のあるところまで建物に入れてホッ。メチャクチャ寒かったんで・・・
しかも、出演者用に開いていたと思われる入り口から入ってトイレまで行けてしまいました(汗)
チケットも無事引き取れて、開演まで時間をつぶすために海まで行こうとしたら、海沿いは全部工場の敷地になっていた入れない・・・せっかくの景観がだいなしじゃないかー。
仕方ないので、劇場近くのダイナーでホットココアとドーナツで1時間ちかく粘って(汗)時間をつぶしました。

会場のPerforming Arts Centerは、新しい、わりとこじんまりした劇場でした。500人入るかどうか、くらいの規模でしょうか。
座席が階段状になっていて、前の人の頭が邪魔にならないのがいいなーと思いました。
しかし、妹は後ろの席の子供が背もたれにずっと足をかけてたそうです・・・(汗)そういうの親も注意しないんだなあアメリカって・・・
それでも、観客のマナーはブロードウェイよりははるかに良かったです。皆ちゃんと集中してみてる感じでした。ブロードウェイって観光客が多いから、特に人気演目ほどマナーが悪いんですよね。レミゼなんかあっちもこっちも喋ってるって感じでした。
そして、お年寄りの割合がものすごく高かったです。ロビーでも申し訳なくて椅子に座れない、というくらいお年よりばかり・・・
演目のせいなのか、いつもこんな感じなのかはわかりませんが・・・
そう言えば、「太平洋序曲」のリンカーンセンター公演や、ロンドンでの公演も、年配の人が多かったんですよね。欧米・・・というか米英のミュージカルのファン層って年齢高いのかもしれませんね。


光っちゃって上手く取れてませんが、The King and Iのポスターです。王様とアンナが踊ってるところを俯瞰から撮っているという面白い構図のポスターですね。
この写真ではよくわかりませんが、王様の額のあたりとか間違いなくマイケルなので、なんかうれしかったですねー。
Everettの街中でもあちこちに貼られていて、みかけると嬉しかったです。帰りのバスで、前のパスの後ろに広告が出ているのを見つけたのも嬉しかったなあ。
劇場で配られるPlaybillのようなものの表紙もこれでした。しかし、ブロードウェイなんかのPlaybillよりもはるかに大きいもので(変形A4版くらい?)、バッグに入らなくて困りました・・・。結局持ち歩いてたエコバッグに入れて持ち歩きました・・・
あ、マイケルのプロフィールを見てたら、RENTではスティーヴをやってたと書いてありました。エンジェルって話もあったけど・・・エンジェルのアンダーもやってたってことなのかな?
スティーヴと言えばWill I?を最初に歌う人ですよね? マイケルのWill I?、聴いてみたかったなあ・・・


緞帳がシャム王宮の風景?でびっくり。公演ごとに毎回違う緞帳なんでしょうかね。
セットもなかなか頑張ってる感じでした。
オケも、この劇場としては過去最大の18人編成だったそうです。
なんかわざとやってるのか?と思うくらいピッチが合ってなくて、微妙なオケでしたが、帝劇よりはマシでした・・・(汗)

「王様と私」は、映画も2回観てたと思うし、(ユル・ブリナーの昔のやつと、ジョディ・フォスターでリメイクしたやつと。リメイク版のアンナの息子はトム・フェルトンくんだったらしいですが記憶にないです・・・)東宝の一路真輝さんのもなぜか2回観てるんですよね、初演と再演と。
その映画と日本の舞台を観た印象では、やっぱり古い話だなあ、という感じだったんです。
というわけで、マイケルが見られる、ということ以外はたいして期待はしていなかったのですが、いや~、なんだかすごく良かったです。
演出も演技も、とてもオーソドックスに、オリジナルに忠実にやってたと思うんですが・・・
もしかすると、カンパニー全体の暖かい感じが反映されてたのかな。(とAfter Performance Discussionを見て思いました)
なんだか改めて、ああ、この話って人の絆を描いた話なんだなあ、と思いました。
今まで見たものは、王様やアンナをスターが演じて、後は脇役、という感じだったのですが(タプチムとルン・タは別として)、今回見た舞台は、夫人たちや子供たちの存在感がもっとあったように感じました。
特に、マイケルの奥さんだから、と思って観てたからではないと思うんですが、第一夫人のレディ・チャンの存在感が大きかったですね。今までの映画や舞台では、いい曲を1曲歌うだけの脇役という印象だったんですが(汗)
キム・ヴァローラさん、コミカルですっとぼけた感じもあって、ユーモラスな雰囲気がありつつも、王室と王様を時に厳しく、時に優しく見守る懐の深さも見せて、非常に良かったです。
王様もアンナも、自分の感情を素直に吐き出すけれど、自分は一歩引いてそれを見守っている存在感を、今回の舞台で初めて感じました。
After Performance Discussionを観ていたら、マイケルとキムさんだけがブロードウェイ経験者なせいか、二人がカンパニーの中心で引っ張っている感じがしたのですが、そういうのも関係していたのかもしれませんね。
他の夫人たちも、台詞とかはほとんどないんですが、アンナの授業を一緒に受けている様子が、なんだか微笑ましく感じました。
子供たちもかわいかったし。
王太子とアンナの息子のエピソードも、今までは印象になかったんですが、結構印象的でした。日本の舞台や映画よりも年齢高めな子たちがやってたからかな?
で、マイケルの王様ですが、なんかかわいかったなあ。まあ、元々かわいい役ではあるんですが。
特に小技で笑わせるとかもなく、オーソドックスに演じていたと思うんですが、それが逆に良かったのかな。威張ってたりするけれど、心の中には優しさを持っている王様の暖かい人柄が感じられたと思いました。
子供たちが挨拶するところもかわいかったし。子供もだけどマイケルが(笑)
そして、逃亡しようとしたタプチムを許さないことでアンナと対立した時の演技が良かったなあ。
その後の、「あなたは王様を壊してしまった」という台詞と、マイケルの演技がリンクして思えました。
歌が少なかったのは残念でしたが。歌だけだったら、マイケルのルン・タが見てみたかったけど、王様の方が出番も見せ場も多いからいいや(笑)
あ、ルン・タ役の人がカッコよかったです。誰かに似てるんだよなあ・・・日本のミュージカルの人か、それとも韓国の俳優さんかも?
アンナ役の人は、ブロードウェイの経験はないようですが、地方の劇場で活躍している方のようで、すごく美人というわけではないのですが、気が強いけれど優しくて気品もあり、かわいらしいところもあり・・・と、イメージどおりのアンナを演じていて、上手いなあと思いました。とても魅力的なアンナだったと思います。
マイケルの王様もそうですが、オーソドックスに演じるのって結構難しいことなのかもなあと。
演出の人も、オリジナルそのままに上演する、とわざわざ書いていたので、あえてオーソドックスにしたのでしょうね。
正直、今ブロードウェイでやっても受ける演目とは思えないのですが、地方の、観客もミュージカルを見るのを楽しみにしている暖かな環境での上演というのが、またこの作品には良かったのかもなあ、なんてことも思いました。
リチャード・ロジャースの音楽も、とても単純でわかりやすすぎなくらいのメロディですが、なんだかやっぱり琴線に触れるものがありますね。いい曲だと思います。
実は終盤、かなりボロ泣きしてしまいまして・・・。なんか一人でおお泣きしてて恥ずかしかったんですけど(汗)
結末も知ってるはずなのに、なんであんなに泣けたのか・・・。暖かい演技と、リチャード・ロジャースの音楽にやられたしまったようです。
なんか疲れてたのかもしれませんが・・・(笑)
あ、劇中劇の「アンクルトムの小屋」が、シンプルながらとても美しくて、良かったです。あれってこの作品の目玉なんだなあ、と今さらながらに思いました。
ダンスのレベルはそこそこ・・・と思ってたんですが、イライザと天使だけものすごく上手かったです。
特に、天井からつるした2本の白い紐を使ってロープワークでアクロバティックなダンスをしていた天使役の人が素晴らしかったです。

というわけで、オーソドックスな上演ながら、この作品の本来の良さを知ることができた、良い舞台だったと思います。
何よりも暖かさを感じたのが良かったですね。
長くなっちゃったので、After Performance Discussionのことはまた次回に・・・
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シアトルで食べたもの

2008年02月01日 | 旅行
旅行記の最初はまず食べ物の話から・・・というわけで、シアトルで食べたものの話です。
トップの写真は、シアトルと言えばコーヒー・・・ということで、パイオニア・スクエアにあるCafe Umbriaのカフェラテです。
葉っぱの模様って、ようじみたいので作るのかと思ってたけど、どこの店もミルク注ぐだけで葉っぱになってた・・・そしてカフェモカとかでは葉っぱにならない・・・不思議。
スタバとか、Cafe Radroとかあちこちでコーヒー飲みましたが、このCafe Umbriaのコーヒーが一番美味しかったです。特にラテが。ミルクの入れ方が違うのかなあ。
Cafe Umbriaは、スタパに買収された店のオーナーの息子が、同じ場所に新しく開店させた店なんだそーです。
このあたりはリトルイタリーになるらしく、イタリアらしいカフェラテというか。とにかく美味しかったです。
つけあわせのチョコレートはうーん、でしたが・・・(汗)
しかし、シアトル、あんなにカフェだらけで、店はやって行けるんだろうか・・・
朝7時とかから店が開いてるのは便利でいいんですけどね。その代わり夜もちょっと早かったかな。

アメリカに行ったら、「絶対まずいものは食べない」というポリシーを貫くことにしている私。以前クリーヴランドで全敗して以来、より強い意志を持つようになりました(笑)
同行の妹が、カフェでご飯済まそうと行っても、美味しくなさそうなスコーンとかケーキが置いてあるところでは絶対食べなかった(笑)
そのおかげで、ほとんど不味いものは食べずにすみました。シアトルは、結構美味しいお店も多くて、街がそんなに大きくない分、N.Y.よりも美味しいお店に行きやすかったですね。
初日の朝ごはん(昼?)は、Pike Market Placeの向かいにある、Beechersというナチュラルチーズのお店で食べました。
チーズを作ってるところがガラス越しに観られるんですよね。
例によって食事は腹ペコで写真撮るの忘れましたが・・・
チーズをまぶしたパスタが美味しいらしいのですが、トーストサンドとスープを食べました。トーストサンドは、チーズがたっぷり挟んであるのが熱々に焼いてあって美味しかったです。
スープには「チーズ入れていいか」と訊かれるので、Yesと答えると、細かく切ったチーズをどばーっと入れられてびっくり。
チーズがとろとろに溶けて美味しいのですが、ちょっとチーズ塩辛すぎるかな、と思いました。美味しかったけど。



2日目の朝は、インターナショナル・ディストリクト(中華街+αという感じ?)で、9時半からやってるベトナム料理の店があるというので行ってみたら開店時間が10時になってて、腹ペコで待ってました・・・
当初の予定と違う、もうちょっと庶民的なベトナム料理の店に入ってみることに。
上の写真はエビ入り麺。付け合せの野菜が二皿も・・・と思ったら、隣のテーブルのおじさんの分も間違って持って来られただけでした(笑)
この麺、エビがなぜか生臭く・・・はらわたもちょっとついてたかも。今回予想外に不味いものを食べてしまった料理でした・・・
下の写真は鶏肉のバーミセリ。無難に美味しかったです。なんか光の加減で妙にカッコイイ写真になってる(笑)
しかし、もう一品チャーハンを頼んでしまっていて、おなかいっぱいで夜まで何も食べなかった(汗)チャーハンが一番美味しかったです。


3日目の朝ごはんは、Pike Place Marketの近くにある、Le Pehetというフランス料理の店に。
一番手前が、卵とハムに上からチーズを載せて焼いたもの。なかなか美味しかったです。
バゲットもおいしかったし。コーヒーは飲み終わるとどんどんついでくれました。朝食って感じですねー。
ソーセージのつもりでサラミを頼んでしまったのが痛恨でしたが・・・(汗)
あと、一番奥がはちみつ漬けのくるみ入りのヨーグルトです。
このお店も朝7時からやってて助かります。ランチや夕食も食べてみたかったな。

あと、Beechersの2軒くらい隣にあるパン屋、Le Panierのパンも何回か買いました。シアトル一美味しいパン屋とかいうので・・・
バゲットは1本単位でしか売ってないみたいで、クロワッサン系のパンしか買えませんでしたが・・・
なかなか美味しかったけど、欧州のパンはもっと美味しいよなあと(汗)まあアメリカとしてはかなり美味しいです。普通にスーパーとかコンビニとかで売ってるパンを思えばはるかに・・・(前にマーティ・フリードマンが「英語でしゃべらナイト」で、「アメリカのコンビニの食べ物はお腹すいて死にそうな人しか食べない」とか行ってたなあ・・・)
ここのコーヒーは、Cafe Umbriaの豆を使ってるようでした。カフェラテ頼みましたが、味はかなり違いましたが・・・やっぱミルクの入れ方かなあ。でもそんなわけでコーヒーも美味しかったです。


3日目の夜は、ちょっとフンパツして、City CenterというショッピングモールにあるPAOLOMOというイタリア料理のお店へ。
バーも併設しているにぎやかなお店でした。
食べたのはバジルとトマトのピザと、鶏肉つきのシーザーサラダ。
ピザとっても美味しかったです。薄焼きでよかったけど、ちょっと生地が塩辛すぎたような。サラダも、生野菜に飢えていたので(笑)美味しかったです。量多いかとおもったけどペロッと食べてしまった・・・
パンにつけるブリュスケッタ風のソースがまた美味しかったです。


最後にオマケ。怪しいドリンクがあると思わず挑戦してしまう私、中華街にある宇和島屋でこんなものを買いました。
右はライチ味カルピス。しかしなんでCALPICOに・・・CALPISだと何かまずいことでもあるんですかねえ?
ちょっと冒険のつもりでしたが、なかなか美味しかったです。ライチの薄味がカルピスにちょうど合うのかも。
他にもマンゴー味とかグアバ味とかありました。他のも挑戦してみたかったな。
左のはドラゴンフルーツジュース。これはちょっと・・・でした(汗)
飲めないのでこっそり?街路樹のところの土に流して捨ててたら、後から果肉が出てきてあせりました(大汗)無事に土に帰ってくれたと思いたいです・・・
コメント (2)
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