先日、東京品川にて船井オープンワールドに2日間参加しました。
初日品川駅から会場の高輪プリンスホテルまでは緩やかな上り坂で片道15分位あります。
参加者が多いので(約1万人)歩道は蟻の行列みたいにぞろぞろと多くの人が列を成して会場に向かいます。ちょうど自分の前を歩いていた人は中年の女性で片松葉杖で坂道を皆の足並みに遅れまいと一生懸命に歩いていました。その時は大変だなぁと思ったくらいで会場に着き、いつの間にか姿が見えなくなっていました。
朝一番の船井先生の講演が始まるので2500人~3000人収容の飛天の間に入って席を確保し一安心しているとヨッコラヨッコラと先ほどの松葉杖さんが現れ、斜め前に着席しました。何もこんな広い会場でこんなに大勢いる中でここに座らなくてもと思いましたがそこに座っちゃいました。まあ何か縁があるのかな~と思いながらも声をかけるのもめんどくさいし、相手も迷惑だと思ったのでその時も普通に講演を聴いていました。
夕方までビッチリ各先生方の講演を聴講し、そろそろ書籍でも購入しようかと、お目当ての本を探していると、なんとお目当ての本を手にした松葉杖さんがそこにいらっしゃいました。これはさすがに出来すぎィ~と思ったので逆に声を掛ける気が無くなってしまいました。ある意味へそ曲がり。あえてご縁に逆らってみようと思っちゃいました。
そして2日目。お昼の時間はコンビ二や食堂が混雑するので、あえて時間帯をずらして講演の合間にコンビニに食料を買いに行きました。なんとなく予感がしていましたがやっぱりそこには松葉杖さんが買い物をしていらっしゃいました。さすがにコレは逆らってはダメだと想いこちらから声を掛けさせていただきました。
会場に戻る道すがら、いろいろお話を伺っていると、なんと宮城県石巻からいらっしゃたとのこと、昨年交通事故にあい、手術はしたが足がシビレ、足を床に着くたびに痛みが出て歩くのが辛いということでした。さらになんとなんと!私のメインテーマの「ホ・オポノポノ」のワークショップにすでに数回参加されているというでは有りませんか
なんという引き寄せ・引き合わせ・出会いの不思議!感謝・感謝・ヒデキ感激!(古)
いろいろお互いの身の上話で盛り上がりつつ、松葉杖さんの足の痛みに話が移り、話の内容からなんとなく改善しそうな気がしたので、「良かったらちょっとみせてもらっていいですか?」と断りながら、会場のパイプ椅子を使っての即席治療。周りの人がナンダナンダといつの間にか取り囲んでいました。
なんかめんどくさいことになっちゃたなと後悔しつつ、いつもの要領で、足首連動操法で身体全体の動きを作り出す・・・・。ひねる動きが気持ち良いということなのでしばらく味わっていただく・・・・。「なんか良いみたい」の声と共に「フゥ~」と脱力。ひと呼吸おいて「試しに立てますか?」と促したらスッと立ち、「歩いてみませんか?」と促したら、スッスッスッと杖無しで歩いちゃいました「痛くないですか?」「痛くないです・・・ちょっとシビレはあるけど・・・でも全然平気!!」
「おーっ」という周りの歓声!こっちが焦っちゃいました恐縮です。いつの間にか変な流れになってしまい。次の講演までの間にギャラリーの治療。今朝、寝違いで首が回らないという男性と片腕が挙がらないという中年女性の二人も治療・・・いつの間にか過分な治療費も頂いてしまいました。
あの時、意地を張って声を掛けなかったら別な流れがあったんだろうなと思います。講演を聴いて本を買って宮城に帰って来る・・・。しかし、ご縁のささやき?(今回はドロップキックか?)に逆らわず声を掛けることによって知り合いになり、まったく関係なかった人の治療まで出来るとは・・・。
宮城に帰った今、石巻のTさんとは連絡を取り合い、なんと、ひふみ健康院に今日旦那様とご一緒にいらっしゃいました!あれから杖も必要なく歩けるとのこと、しばらくは残りの違和感を取るために通ってくださるということでした。わざわざありがとうございます。
おそらくこの文章をTさんもご覧になっていると思いますので、この場を借りて改めて御礼を申し上げます。いろいろとどうもありがとうございました。これからはこちらがいろいろと教えていただきたいと思いますので何卒よろしくお願いします。素晴らしい引き寄せでした。感謝。合掌。
ひふみゆらゆら