日本人の特性のひとつとして、「全ての物に意識や心がある」という考え方を完璧に肯定はしないが「そうゆうのもあるよねぇ」と否定もしない部分があるそうです。
もともと日本の神様は外国の「唯一絶対の神」というものでなく、「八百万の神々」といわれるようにあらゆるものに神様のような存在があるという考えから日本人の特性が出来たんじゃないかといわれています。「神々」=複数形というのも面白いですよね。
メジャーリーガーのイチローもグローブやバットを大事にしていることでも有名ですが、イチロー選手は外国人選手にはバットやグローブを大事にする感性がないことに驚き以上に呆れたそうです。外国人選手にとってはやはりバットはバット、グローブはグローブと単なる「物」「物体」と扱うのでしょうね。
ホ・オポノポノのヒューレン博士は日本の土地や日本人は特別だと書物や講演などではなされているようです。
何が特別で、どこが他の国とは異なるのか?
博士の話の流れからすると、先にあげた日本人の特性にあるのではないでしょうか?
その場所や物にも意思があり大事にすれば応えてくれる。物にも敬意をはらう心。
私がお世話になっている空手の永塚先生は車を買い換えるときにピカピカに掃除をして、御祓いまでして廃車にしました。ご苦労様という気持ちを込めてだそうです。
また、日本の武道では道場に出入りする時に入り口で「礼」をすることを厳しく教えられます。
自分を心身ともに鍛えてくれる「その場所」に敬意をはらう「自分の修行の場を与えていただきありがとうございます」という気持ちを「道場という場所に対し」礼という形で表現する。
ありがたいことに、私もそれがクセ付けされているので、自分の店などに入る時は声を掛けて出入りしてきました。
例えばお昼にご飯を買いに行くときも、店には誰もいないけど・・・
「ご飯買ってくるから、よろしく~」とか「おにぎり買ってきたよ~」とか知らない人からみたら変な行動をしています。でも自分では大事なことだと思っています。
ひとりきりで仕事をしているから場所にも味方になってもらわないとね。
場所に敬意をはらえば、いわゆる心霊スポットも無くなるんじゃないかと思うんですけど・・・・。まっそれはいいとして
ヒューレン博士は日本や他の土地に足を踏み入れる時に、その場所に対して、「私が以前この土地に失礼なことをしていたらゴメンネ、入ることを許してくれてありがとう」と心の中で語りかけるそうです。その場所をクリーニングするそうです。
こう考えると、どうも日本人は昔からホ・オポノポノを生活や武道の中で実践してきたように思います。
空手の永塚先生はまさにホ・オポノポノ実践者といえると思います。永塚先生は空手を通じてそこに自ら到達したのでしょう。あらためてすごい人です。
もともと日本人はホ・オポノポノのエッセンスを理解しやいし、実践しやすい民族なのかもしれませんね。というか実践してきたのでしょうね。
せめて自分の家や仕事場など日頃お世話になっている場所には「いつもアリガトネ」とはなしかけると部屋も喜ぶんじゃないでしょうか?
ただし、商売繁盛やお金儲けなどご利益や見返りを求めたらちょっと方向が違くなるけど・・・
そうなるとお金との関係が強まっちゃうんで・・・・ネ
ひふみゆらゆら