大崎市ひふみ整体院・ヨガ&呼吸法ブログ

大崎市の腰痛・坐骨神経痛と慢性頭痛専門整体のブログです。本格的なメディカルヨガ&呼吸法教室【Tao】も開催しています。

座禅断食会のお話(断食のやり方) その3

2009-12-07 16:14:04 | 仙台天命塾(NGO仙台テンメイ)

三日目も5時半起床で朝シャワーでスタート

厨房では既に、断食明けの食事で食べる大根の煮物の準備が始まっている様子。

 

部屋からお風呂場へ行く途中でからだの変調に気づく

「からだが重い」

「ダルイ」

 

ダルさ、倦怠感が三日目にきました

冷水シャワーを浴びたり、塩を舐めても軽減せず。

 

この倦怠感のままで「おはよう真向法」スタート

そして、続いて読経。

やっぱりダルイ。

座って背筋を伸ばすのもしんどい。

声を出すのも一苦労。

 

ダルイままで、十五回あった座禅行の、残り三回スタート。

座禅で姿勢を正すのも一苦労。

背筋がツライ。

布団をかぶって横になりたいけど、オポノポノ座禅しながらやり過ごす。(テキトウだなぁ)

 

14回目の座禅終了後は大久保先生より断食明けの食事法に関する丁寧な指導タイム

これほど丁寧なお話が聞ければ安心安心。

 

断食後の食事はとても重要で、断食自体よりもむしろ

「明けの食事」

が上手くいくかいかないかが断食成功の分かれ目。

 

ここで、一気に脂っこいのや肉など食べてしまえば、

一気に腸管から吸収され断食前のからだに戻ってしまう。

 

からだに優しい、良質の栄養素を少量づつ計画的に且つ、

身体の欲求を聞き分けながら一週間過ごす。

 

基本的には断食明け三日間食べていいのは

そば、うどん、そうめん、パン(良質のもの)、野菜、豆腐、こんにゃくなど。

その他はほとんどダメ。

コーヒーや煎茶、抹茶、お酒、肉はダメ。

4~7日目からは普通食でOKだけど、お酒、肉類、喫煙はダメ。

 

私が、これを書いている日は3週間目ですが家族の協力もあり、ほぼ合格点の断食予後。

 

あれほど好きだったコーヒーはゼロ。お肉はほんの付き合いで少々。

お酒はちょっと口にしたけど美味しく感じないので途中で捨てました。(梅酒)

修行僧のような食事内容。

 

現在は朝食抜いて、昼に白石ウー麺を食べて、夜に野菜中心、大豆中心の食事。

食べる量が少なくても仕事をしても疲れないから大丈夫。

むしろ楽。

食を減らすと、むしろ、身体が軽い。

 

さらに、感覚が冴えてる感じで直感が働く感じ。

気が細やか、穏やかな感じ。

昔の感覚、うれしい私。

  

さて、話は戻って、ラストの座禅タイム。

15回目。

最後の座禅は、断食会に参加できたことを感謝しながら座禅してみました。

「この場にありがとう」

「この機会にありがとう」

「ご縁にありがとう」

「みんなにありがとう」

「家族にありがとう」

「生まれたことにありがとう」

「全てにありがとう」

最後の座禅は思いつく限りのことにありがとう座禅でした。

本来はちゃんと指導された通りに自分の息を数える

「数息法」の座禅をお勧めします。

 

さて、いよいよ、「明けの食事」

食堂には既に、テンメイ農場産の生野菜が盛り付けられて準備完了。

大平農場長が農場から昨日運んでくださいました。

感謝!感謝!

 

今回の断食の特徴は明けの食事から生野菜をお腹いっぱい食べられるということ。

 

一般的な断食は、明けの食事(捕食)では重湯から始めるのが普通。

 

でも、今回の座禅断食は大根の煮汁に梅干を入れて解かしグビグビと飲み干し、

その後は煮大根をムシャムシャと食べたいだけ食べれるという手法。

煮大根の後は、生野菜をバリバリと味噌をつけながら食べられる。

  

数十分後には皆さんそれぞれトイレに駆け込み、行ったり来たり。

少ない人で2回、多い人で十回以上トイレと食堂を往復。

便の状態は不思議なヘンテコリンな便が排出。

これが宿便かな。

 

私は十回以上、途中から数えるのも面倒で正確には覚えていない。

便器から立ち上がるとすぐにモヨオス。

最後の時は最初食べた大根のすりおろし状の便が出てきました。

 

色は最初どす黒くコールタール色で徐々に薄れ、最後はほとんど水様便。

しばらくすると(約60分)、このトイレラッシュも収まり、さっきのラッシュはウソのように静かに収まるから不思議。

野口式断食法の不思議を身を持って体験させていただきました。

 

多くの断食がそうであるように、一週間とか10日間とか長期間おやすみを取れない人々にはオススメの断食法かもしれないですね。

しかし、長年の慢性症状を抱えた人は、長期の断は必要かもです。

使い分けでしょうか。

  

また、数ヵ月後にこの断食会に参加できると思うと今から楽しみ楽しみ。

 

ちなみに、二ヶ月以内に2回目の断食をすると効果が高いらしいです。

さらに五ヶ月にいないにもう一度するとさらにGOOD。

次回は3月なので、各自、家でできる簡易断食法を伝授していただきました。

   

断食で体質と食の嗜好が変わるというのは最大の魅力。

一定期間食を断つことで、明らかに自分自身リセットがかかる。

気持ちの切り替えがしやすい。

心身の節目にしやすい。

 

社会生活に疲れ、ストレスを抱え、

自分自身を見つめ直したいという女性ににもピッタリ。

 

当たり前の食を断ち、「生きる」という根本を食を通して見つめなおすということは

飽食の時代だからこそ必要であり効果的なのかもしれないですね。

 

なかなか、自分を変えられないで悩んでいる人も

断食をキッカケに食を変え、自分からでる波長を変えると

何かが変わるかも?ですね。

 

今まで食べてきたものが自分自身ともいえますもんね。

 

私も人様の健康に関わる仕事なので、定期的に断食に参加させていただき、皆さん以上に食や呼吸、想い、環境に気を配る生活を心掛けようと想いました。

自分ができないのに、していないのに人様にアドバイスできないでもんね。

 

素晴らしい断食会にめぐり合えた事に感謝いたします。

 

お陰さまで、さらに充実した毎日を過ごさせていただけそうです。

貴重な体験をありがとうございました。

 

 

ひふみゆらゆら


座禅断食会のお話(断食のやり方)その2

2009-12-02 10:39:01 | 仙台天命塾(NGO仙台テンメイ)

二日目は5時半に起床。

朝シャワーを浴びて心身ともに活を入れてスタート!

空腹感も特に無く、からだも軽い。

 

六時ちょっと過ぎから「おはよう真向法」のお時間。

体操をしながら、からだを徐々にほぐし、朝の活力をからだに取り込む。

 

気持ちいいひと時。既に体調が優れない人も何人かいる様子。

これは断食会では当たり前のこと。日頃の疲れや、諸々の理由でからだが休みたがっているんでしょうね。自然の反応。

もちろん、食を抜くという行為にもからだ自身もビックリしてるんでしょうね。

 

六時半より、みんなで一斉に読経開始!

般若心経と観音経その他のお経を大久保先生先導でみんなで唱える。

朝から声を出すのもこれまた気持ちいい。

ちゃんと、お経はプリントで配られているので安心。読むだけでOK

でも、次回は暗記してこようと思いました。

 

6時40分より座禅開始。

座禅タイムの間の休み時間で、皆さんの思い思いの行動。

顔なじみの方とお話したり、本を読んだり、そのまま寝転んでいたり、生体エネルギー商品コーナーで物色したり、お互いヒーリングしたりとみんなそれぞれ。

私は即行でその場でゴロンと横になって休んでいました。寝転びながら蔵王高原荘のオポノポノこの土地にも何かご縁があるのかな。気持ちいウトウト感が気持ちいい。

 

座禅の間は基本は水のみ摂取OKでその他は生体エネルギーの「お塩」が準備されており、時々それをペロリとなめる。お塩は水と共に命の源。

 

準備されている、お塩もお水も生体エネルギーの特別なモノ。座禅をを行う、大広間も生体エネルギー理論を用いて設定されている。いわゆる気功でいう「気場」の高い状態なのかな。

 

この環境設定は前回の断食会のときより用いているらしく、断食効果が飛躍的にアップしたそうです。

 

具体的には座禅の合間の休み時間にみんな元気にお話している。以前はみんな寝ていた。断食明けの宿便とりの時間が飛躍的に早くなった(最短で15分)以前は40~50分平均。などなど。この場に来るだけでも価値があるのかも。

 

13時より断食会のヤマといえる、「合掌行!」。

合掌行とは連続で10回般若心経を大きな声で唱え続ける行。 

時間にして、およそ20分強。

経験者は既にTシャツ姿。かなり汗をかくらしい。

基本姿勢は正座(足の両親指をくっつける)で背筋を伸ばし、合掌した両手を額より高く固定。

この姿勢で連続10回般若心経を唱え続ける。

別名「癒しの手を作る行」ともいわれているそうです。

かなり、キツイ行でした。徐々に肩がこわばり、腕が重くなり一気に降ろしたくなる衝動にかられるけど、ガマンガマンで何とか貫徹。平然とされている方もいらっしゃるようで感心しました。次回はラクラクにこなしたいなあ。

 

すでに座禅も10回終了。

時間は夕方の四時半。

この後は、大久保先生の講話タイム。

環境のお話から、食事、断食明けの予後などイロイロな内容のお話を聞かせていただきました。

本日の座禅は20時半に終了。

昨日から既に12回の座禅敢行。

過ぎてみればアッという間の二日間。

 

「おやすみ真向法」の後は各自入浴。

そして就寝。

就寝までの自由時間は隣の部屋からも話し声が聞こえてきて、それぞれ盛り上がっているようでした。

 

単なる断食だけでなく、同室になった人との縁を育むのも仙台テンメイの私の大好きなところ。寝食を共にして、縁を深める。

みなさん社会的にはそれぞれのフィールドで自立され活躍されている方々。

地道な人々。

不思議にいろんな共通点を見出し話が盛り上がる。

うれしたのしの時間。

 

明日は断食最終日。

午前中の3回の座禅後はいよいよ宿便取り。

  

明日に想いを馳せながら、就寝。

早起きするぞ。

 

ひふみゆらゆら


座禅断食会のお話(断食のやり方) その1

2009-12-01 19:17:28 | 仙台天命塾(NGO仙台テンメイ)

仙台テンメイ主催「座禅断食会」の流れ

 

一日目は自宅にて朝から各自断食開始。

摂取できるのは基本的にはお水のみ。

前日の夕食から軽めに済ませて翌日からの本断食に心もからだもスイッチを入れる。

食料が突然なくなったときや飢餓の時、人が空腹で亡くなるのは、実際の空腹からではなく

 

「食料が無いと大変だ、飢え死にしちゃう!」

 

という気持ちからとのコト。

 

本来人間のからだは塩と水とわずかのお米だけで結構長生きできるんですね。

それを意識的に実体験できる機会が各所で行われている断食会なんですね。

 

「食べ物が無くても結構生きられるんだなぁ」

 

と感じ、気づければしめたもの、何らかの自信に繋がるようですね。

これも断食効果の一つ。

  

夕方六時にこれから三日間お世話になる蔵王高原荘に集合。

そして、和室の大広間で車座になり参加者(37名)の自己紹介。

 

この自己紹介でベテランの参加者さんの体験談や断食効果を生の声としてきけるのでこれからの断食のモチベーションアップに繋がること必至。

 

体験談では肉食から魚中心の食事に変わったとか、お酒、タバコ、コーヒーがぱったり途絶えたとか、なかには、10㌔以上も体重が減少した。

はたまた、健康診断の数値が改善したなどなどうれしい報告が聴けました。

  

自己紹介の後は早速、第一回目の座禅開始!

 

二泊三日の断食会のなかで、計15回も座禅するのがこの断食会のいいところ。

なかにはこの座禅をしたくて参加している人もいるとかいないとか。

  

一回の座禅時間は20分で丁度イイ長さ。昔は40分とか一時間もしていたとか。

20分はホント丁度イイ長さの時間で、気持ちいい集中でアッという間に時間が過ぎる感じ。

座禅法は自分の呼吸数を数える数息法でおこなう。瞑想法とは異なる。

私は指導された数息法とオポノポノその時の気分でかわるがわる試して遊んでみました。

気持ちイイ時間でした。

初日の座禅タイムは三回。

  

午後9時30分。3回目の座禅終了後には「おやすみ真向法」の時間

真向法というのは下半身の柔軟性を高める健康体操で歴代首相顧問の安岡正篤氏も推奨していたストレッチ体操。これを指導していただきました。

 

座禅で疲れた、足を真向法でほぐして、各自入浴、就寝。

これで断食初日は終了。

 

明日は6時起床予定。

 

二日目へつづく。

 

ひふみゆらゆら