あんまの投資活動日記!

住宅ローンを背負ったサラリーマンが投資活動をネタに体験談や雑感を綴ります。

逆指値

2009年06月10日 | 日記
日記のネタがあっちゃこっちゃ飛んで、ドコに向かっているのか分からない。
しかしまぁ、勉強した事を記すので、仕方ない。

『逆指値』と言う機能がある。これはかなり優秀な機能ですよ。
おそらくドコの証券会社でも扱っている機能だと思う。
『この機能は上手に使えば投資効果を上げられるなぁ』と思っていた所、
まるっきり同じ事がとある本で書いてあったので嬉しくなってしまった。

株投資の格言で『鯛の頭としっぽはくれてやれ』なんて言葉があります。
天井と底では売買出来ないので『底値圏』『天井圏』で売買すればイイジャナイ。
って意味なんですね。
まさに『逆指値』の機能はこの言葉の意味を反映しています。

逆指値とはどう言う事か?
これは・・・ある金額まで『上がったら買う』またはある金額まで『下がったら売る』
と言う一見不可思議な売買機能だ。

普通、『下がったら買う』『騰がったら売る』ですよね。

例)
アタクシは300円であんま商事を購入した。
これが上手い事に500円まで株価が上昇した。売りたい。
でもあんま商事の株価が480円まで下がったら売る!

とまぁこう言う事です。

どういう効果があるかと言うと、
株価のグラフって大局的に見ると上げたり下げたりの繰返しの波型になるんですね。
そこでグラフAの場所で『ドンドン騰がってきた今は天井圏かもしれない。売り!』と動きますね。



売り約定後、Aから、徐々に下がっていけば問題は無い。
しかし売った後、たいてい株価はB~Cの地点まで騰がって行くんですね。
株式投資をしている人なら大抵の人が経験すると思うんですね。
これ精神的に悔しいのですね。かなり。
逆に言うと『天井で売る』って言うのは至難の業なんです。
と言うか不可能でしょう。
そこで逆指値が登場します。

株価500円(A地点)のあんま商事!売りたいです。でも更に騰がるかもしれない。
じゃぁ逆指値を480円(E地点)にセットします。
株価が下落局面に反転して急落しても480円(E地点)で売れます。
翌日、自分の思惑と反して500円より株価が切り上がって行った。
株価が600円(B地点)になった。したらば逆指値を580円(F地点)にします。
株価が切り上がって行ったら、逆指値も一緒に切上げていくわけです。

天井で売れた時に比べて20円損しました。
でも実際は天井で売れません。
いつか必ず落下します。その時に落下直前で売るのです。

買いは300円です。天井の20円分の値段分はくれてやります。
これでかなり天井の近辺で売る事が出来るんじゃないでしょうか。

更にもう一点!
売りのタイミングと言うのは非常に難しく人の判断ですると色々失敗します。
自分の判断では上手に売れないのです。
ですから逆指値を使う事によって
『直近の天井からマイナス7%まで下がったら逆指値で売り』とか
自己ルールを決めておくんです。

すると売りの判断(迷い)は無くなり自動的に売買出来ます。
ここがもう一つの優秀なところです。

買いの時も同様。
底値だと思った所で買わないで、逆指値を使って
『ここまで上がったら買い』とセットするとかなり良い所で買えます。

まさに『鯛の頭と尻尾はくれてやれ』投資法ですな。

コメント
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