淋しくて隠れ家日記

前向きに生きたい!!

読 「銀の猫」

2017-08-02 17:44:50 | 棚の上の本

江戸時代にもあった介護ヘルパーは「介抱人」と言われておったそうです。
物語は介抱人として働く「お咲き」の奮闘記です。

ばってん、この時代に高い賃金で介抱人ば雇える家はよかとばってん
貧乏人の家は悲惨かとです。
だからと言うて今の時代が施設やら何やら出来ても
老人介護が家族に及ぼす問題の改善はいつの時代も変わらん
永遠の課題ばってん・・・・・・。

そいにしても朝井まかてさんの江戸人情物語はやっぱよかです。
登場人物への暖かい思いが伝わる気がするとです。