キャンプ&オーディオ&トレッキング

趣味のブログで気ままな独り言を日記として綴っています。

大バテの鳥海山

2024-10-21 22:29:46 | 登山・トレッキング

数年ぶりに登ろうと目指したのは鳥海山。紅葉真っ只中の栗駒山とどちらにしようか迷ったけれど、

山までの距離と時間を考えて鳥海山に決定。

長ーい石畳をひたすら上り賽の河原へ。

石畳は延々と続き御浜小屋が早く見えないかと気持ちは急くが途中、ソロの女性に追いつかれ

道を譲った。普段の運動不足がたたり全く脚が動かない。

ようやく鳥ノ海に着いた。ここからは風が強くなるのでアウターを羽織り

グローブを着ける。

なだらかな上り下りを経て景観が開けた御田ケ原から先はいよいよ過酷な登りとなる。

扇子森付近でホッと一息。

七五三掛で千蛇谷に下りるか外輪山コースを回るか逡巡するが、外輪山コースを選択。

千蛇谷を登って復路は外輪山コースというのが一般的らしいが、とにかく体力が無いので、

楽そうな方を選んだつもりが甘かった!文殊岳、伏見岳、行者岳とその登り下りの辛いこと!

何度途中で引き返そうかと思ったことか...情けない...(泣)

疲労困憊、たどたどしい足取りでようやく大物忌神社に到着。昼食にありついた。

昼食はバナナとカップラーメン。途中コンビニに寄りそびれたので寂しいお昼となったが、

バナナがこれほどまでに美味しいと感じたのは初めて!バテバテで本当に大変だった。

昼食を摂って下山しようと思っていたが、食べたら少し体力が戻ってきたので、

時間は押していたが一気に頂上を目指すことに。

HOUDINIのアウターはMサイズでジャスト。ただ、海外製ウェア全般に言えるのは

袖が長すぎる!

登り始めて5時間30分(昼食時間を含む)でようやく登頂。

途中景色を楽しむ余裕も無く、長くてつらい山行だった。

登頂は14時をゆうに回っていたので、御浜小屋からは暗闇での下山となった。

 

鳥海山は甘くない。若い人ならまだしも高齢者は普段から節制していないと

登れない山だなと痛感した。山を甘く見るべからず!